古本虫がさまよう 古本屋
2018 02 / 01 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728≫03 next month





『この星の忘れられない本屋の話』を読めば、人は誰しも、2018年1月22日(月曜日)は「走れ 古本屋!」となりしか?
(2018・1・20・土曜日)


ヘンリー・ヒッチングズ編の『この星の忘れられない本屋の話』 (ポプラ社)を、ふと昨晩手にして読み始めた。

なんかの広告のコピーにも似たタイトルだなと思いつつ。

(こんな内容)→人気作家イーユン・リーは若き日、北京の食品マーケットに隣接する隠れ家のような書店に通いつめ、「あれほど多くの魔法をもたらしてくれた本屋はほかになかった」という。世界の注目作家15人が書店との紐帯を明かした本書は、世界(この「世界」という言葉は、2018年1月20日午前7時の時点ではなくて「空白」になっているが、出版社の「誤植」(脱落?)ではないかと思い、僕が補った言葉)から集められた原稿を一冊に編んだアンソロジー。ワシントンDC、ベルリン、ナイロビ、イスタンブールまで、万華鏡のような書店の魅力を伝える。

目次
そこでちょっと立ち止まる――編者による序文  ヘンリー・ヒッチングズ

本屋の時間  アリ・スミス
この世のどこにもない本  アンドレイ・クルコフ
ヘラクレスの柱  イアン・サンソム
ふたつの本屋の物語  フアン・ガブリエル・バスケス
ライトナーとわたし  サーシャ・スタニシチ
おとぎ話はいつも幸せな結末をくれる  イーユン・リー
蛇を退治するときは……  アラー・アル・アスワーニー
憧れ――何かが起こるナイロビの本屋  イヴォーン・アジアンボ・オーウーアー
雪の日  マイケル・ディルダ
ある会話  ダニエル・ケールマン
ラ・パルマヴェルデ  ステファノ・ベンニ
発展の時代の本屋  パンカジ・ミシュラ
親しみがあるということ  ドロテ・ノルス
ボヘミア・ロード  イアン・シンクレア
物語がわたしの故郷  エリフ・シャファク


最近、あまり海外の作家の小説も読むことがない。昔は、トー・クーンとか、ノーマ・イーガンとかワードスミスとかいろいろと読んでいたのだが…。

ともあれ、まだ180頁まで読み終えたところだが、「本屋」「古本屋」にまつわるエッセイ集として、とても面白い。とりわけ、マイケル・ディルダの「雪の日」は、古本屋好き、古本ハンターなら、一読賛嘆、爆笑的なもの。

著者はコナン・ドイルの研究家でもあり、新聞のコラムニストでもあり、 『本から引き出された本 引用で綴る、読書と人生の交錯』 (早川書房)なんて本も訳出されているとのこと。

今からちょうど二年前になる2016年1月22日(金曜日)、彼はワシントンの自宅にいた。朝から雪の備えに追われていた。大雪警報が出ていたようだ。これって、ちょうど2018年1月22日月曜日の日本(関東周辺)のような状況では(たまにしか当たらない天気予想が当たるとしたら…だが)。

金曜の学校はすでに休校が決定。地下鉄は週末運休も決定。金曜午後は雪一色になるだろうと。
幸いにも(?)妻はサンフランシスコに行っていて翌週火曜まで帰って来ない。ということで、大型中古古本屋(「セカンド・ストーリー・ブックス」)に電話をすると、雪が降り始めるまではオープンしているという。

さっそく彼はそこに飛んで行く。その過程でいろいろと古本・古本屋談義をするのだ。それが面白い。
ガレージセールでこんな掘り出し物をしたとか…古本屋の店主が泣いて悔しがったとか…。そんな楽しみもネット販売が定着してきて、減ってきていると…。自宅の屋根裏や地下室に、古本を投げ込んだ段ボール箱がごろごろある状況で、蔵書は二万冊前後ではないかと。「もっと本棚が必要だという気分」になっているそうな。

「あえて自己弁護をさせてもらえば、私がほとんどあらゆる本に手を出してしまうのは、ある病気を患っているせいだといえる」とのこと。そうそう。これは「ビョーキ」なのだ? 「女好き」な男が、あらゆる女性に声をかけたり、誘惑しようとしたりするのと同じ?

「この倉庫にはこれまで何度も足を運んでいるが、全部を見て回れたことは一度もない。たいていは時間に追われているせいだけれど、それだけではなく、古本を眺めている暇があれば原稿を書くとか、庭仕事をするとか、ディナーの準備をするとか、もっとほかのことにも時間を使うべきだという罪悪感も交じっているのだ。そして、新たに手に入れたお宝を家に持ち込む際には、できるだけ目立たないよう慎重を期することも、長年の経験から学んだ。愛する妻が投げかける悪意に満ちた視線ほど、一日の本漁りを台無しにするものはないのだ」と。

そうそう。古本はいいけど、古女房は怖いのだ。若い時は、毎日のように(?)、「本」(古本)で一杯の紙袋を手にして帰宅し、そっと部屋(や書庫?)に投げ入れていたものだ(あの頃は楽しかった?)。ディルダさんが大雪になる前に駆け寄った、この古本屋は仙台の「万葉堂書店」や岡山の「万歩書店」のような規模なのだろう。ワシントンに出かけたら、ぜひとも立ち寄る価値がありそうだ。

ともあれ、二ドル本の中で、『神々の失敗』なる本を見つけこう解説する。

「かつてはよく知られた本で、アーサー・ケストラー、イニャツィオ・シローネ、リチャード・ライト、アンドレ・ジッド、ルイス・フィッシャー(これは何者だろう?)、スティーヴン・スペンダーといった人たちが、なぜ共産党に参加し、そして離れたかを綴っていて、スターバックスのコーヒー小の値段に十分値する」

これは日本でも複数の出版社から訳出されている本。 『神は躓ずく 西欧知識人の政治体験』 (ぺりかん社)。国際文化研究所から出た版もあったかと。そのほかもあったか。古本屋・古本市でよく見かけたものだった。もちろん購読している。

『ソヴェト旅行記・ソヴェト旅行記修正』 (新潮文庫)で転向表明をしたアンドレ・ジイドや、オーウェルの友人で『スティーヴン・スペンダー日記 1939-1983』 (徳永暢三訳 彩流社)などで知られるスティーヴン・スペンダーや、これまたオーウェルの友人で『真昼の暗黒』 (筑摩書房ほか)で知られるアーサー・ケストラーや、 『平和から戦争への道 スターリン外交の25年』 (時事通信社)の著者であるルイス・フィッシャーなどの「我が転向記」が収録されている。

意外なのは、ディルダさんが、ルイス・フィッシャーに対して「これは何者だろう?」と書いていること。彼は上記の本以外にも『再びソ連を訪れて』 (時事新書)や『ガンジー』 (紀伊國屋書店)や 『レーニン』 (筑摩書房)などが訳出されている。そこそこ有名なジャーナリストかと。今手元に本がないので、「所属」が不明だが…。「ワシントン・ポスト」出身ではなかったか?

それはさておき、ディルダさん以外にも、中国人のイーユン・リーさんの本屋体験記も面白い。この人の親は、内戦の時は国民党の側にいたとのことだから、中共統治下の中国ではいささか…? 海外に出て自由自在に作家活動を展開しているのはなにより。外国人は入れないところで、「リーダーズ・ダイジェスト」のコピー版(英語)を熟読したこともあったそうな。おお、反共リベラル(?)のリーダイが、リーさんを作家にしたのだ?
イーユン・リーの『さすらう者たち』 (河出書房新社)が読みたくなってきた……。

そのほかアマゾン批判を展開する人も…。ハイエクを信奉する教師を毛嫌いしたりとか…。「思想状況」は書き手さまざまだが、「本」「古本」「本屋」「古本屋」に対する愛着度は等しく厚い人たちによる大変面白いエッセイ本だった。もちろんアマゾンも「本屋」の一つと思えばまたよし。

「私に言わせれば、探している本がたちどころに見つかるオンラインショッピングなんて、楽しくも何ともない。一冊の本を求めて本屋を何軒も探し回り、難しい獲物を仕留めるハンターのように本を追跡していく行為は、いまでも私をわくわくさせてくれる、大きな喜びのひとつなのだ。どうやら私は、時代遅れの愛書家になりつつあるのかもしれない」 (フアン・ガブリエル・バスケス)。

いやいや、その楽しみは今もずっと続いている…。アマゾンや「日本の古本屋」は選択肢が増えた程度のモノと思えば、いいのである。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
 | 古本屋  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑





一日ずらして高円寺古書会館の100円均一セール、農協の陰謀に負けじと安いコメを求めて三千里?
(2018・1・14・日曜日)



昨日(土曜日)は、神田の東京古書会館へ。

野田律太氏の『労働運動千一夜』 (日本労働通信社出版部)、高山秀子氏の『国境の河 中朝国境 慟哭の岸辺に立って』 (光人社)、 奈良伝氏の『千里の道』 (創元社制作)、 岡健一氏の『14歳の眼がとらえた戦争・狂気の時代』 (光人社)、谷口智彦氏の『明日を拓く現代史』 (ウェッジ)を購入。
谷口氏の本をパラパラとめくっただけで、ううむ面白そう…と思っていたが、どっかで聴いたお名前。安倍首相のスピーチライターをやっている人か…。なるほどと納得。

そのあと、いつもなら高円寺古書会館の古本市に行くのだが…。土曜日が200円均一セールで、日曜日(今日)が100円均一セールの古本市だから、まぁ、日曜日に行くかということで、土曜日は神田の古書会館のあとは仕事場へ。少し仕事をして帰宅。

そして今日(日曜日)は、横浜の知人宅へ。ついでにこの前寄った新しくできたばかりの古本屋「ナインブリックス」に足を延ばしたが、14日はおやすみですとのこと。残念。
その向かい近くにある古本屋「アートブックバザール」は前回と違って開いていたが、特に買いたいものはなし。
そのほかの関内寄りの古本屋は特に寄らず(ブックオフは地下の中古衣料店などは覗いたが、買いたいものはなし)。

知人宅で所要を済ませたあと、桜木町駅(駅周辺では「歩きタバコ」するバカ多し! 摘発してなぜ罰金を徴収しないのか!?)から高円寺駅へ。

古書会館手前の古本屋の軒先で、寺尾五郎氏&降旗節雄氏の『革命運動史の深層(対論)』 (谷沢書房)を100円(税込)で購入。北朝鮮ヨイショ本への反省を寺尾サンが語っている(わけはないかな?)。

それから古書会館へ。小松摂郎氏の『日本人の劣等感』 (新興出版社・真昼文庫)、八尋不二氏の『好き放題』 (白川書院)、 『リーダーズダイジェスト』 (1970年8月号)を購入。三冊で300円(税込)。「真昼文庫」というのは、社会思想社の教養文庫みたいな感じの体裁。中身は左翼っぽい? 「リーダイ」には、ソ連の美人局工作を受けたフランス大使のことが出ているようなので買った次第。

吉祥寺パルコの古本市が最終日かな、立川フロムで古本市をやっているかなと思ったが……。「都区内パス」だから、西荻窪から先へはちょっと行きにくい? 吉祥寺も立川もまぁいいかなと。 新宿サブナードで古本浪漫洲もやっているかなと…。新宿駅なら「都区内パス」で行けるけど、新宿サブナードも、あそこは館内音楽が煩くて耳障りだしなぁ…と。頭が痛くなるような「騒音」。ブックオフ以下の環境だから…ということで、高円寺のあとはまっすぐ仕事場に戻って、少し仕事。

帰宅途中、近所のスーパーで、「週末ギャンブル」を終えた妻と待ち合わせして米を15キロ(5キロ・三袋)購入。5キロ1500円(税込)以下では買わないという原則を打ち立てているが、最近は「農協の陰謀」(?)のために、米が値上がり気味。安くても5キロ1600円(本体価格)以上している。そのスーパーはかろうじて本体価格1500円以下(税込価格は1500円を超えるが…)。やむをえず、そこで購入。カードのポイントでコメを買ったりして「農協の陰謀」に抵抗してきたが……。それにしても、5キロ三袋を全部持たせる妻も妻。「あんた、日頃、古本担いで『肩』鍛えているでしょう」と。コメ三袋に「古本」…。

車中、中野翠さんの『TOKYO海月通信』 (毎日新聞出版)を読んだ。

最近は手にすることもなくなった(?)「サンデー毎日」に連載されているエッセイのほぼ一年分をまとめたもの。毎年、年末に刊行されているのを年明けに読むのが恒例になっているが。

映画や落語の話を中心とした身辺雑記。とりわけ映画批評は別の週刊誌で連載していることもあり詳しい。ただ、映画はほとんど見ていないなぁ…と。

トランプ大統領はあまりお好きでないようで…。安倍首相の「モリカケ」疑惑に関しては、一般の報道を真に受けている感じ…。そのあたりは、ふうむ?…と思わないでもなかった。が、まぁ、そういう政治的な雑感は人それぞれ。

それらはともかくとして、「スマ歩」するバカ女や、車中化粧するブス女を批判する中年男(僕みたいな人?)に加勢したりといった「モラル」問題では、ふむふむ、そうそうと共感。本当にそういうマナー違反というか、人口密集地でのふるまいに関して、あまりにもノーテンキなバカが増えていることに危機感を覚える。年寄りにだって…。

移動の電車の中で読み進め読了したが、週刊誌の連載をまとめたものだから、短時間というか、そういう移動時間に読むのに手頃な一冊なり。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
 | 古本屋  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑




さらば(惜別!)八海堂書店よ、そしてさらば(訣別?)エビスビールよ!
(2018・1・7・日曜日)






お正月のブックオフめぐりは、正式な古本市(古本屋)通いではないので(?)、昨日(土曜日)は実質的な初詣ならぬ初古本屋通い?

まずは高円寺古書会館へ。山下肇氏の『東大駒場三十年  教養学部と私と』 (北樹出版)、森瀧市郎氏の『反核三〇年』 (日本評論社)、 「みすず」 (302号 1986年1月号)を購入。

御茶の水へ移動…。
神田の東京古書会館では(ちょっと「騒音」を奏でる装置が作動していたのには閉口!)、海上の友編集部編の『武器なき海  日本商船の戦時記録』 (海上労働協会)、 甲斐弦氏の『オーウェル紀行  イギリス編』 (近代文藝社)を購入。『オーウェル紀行』は持っていて読んでいるが、著者サイン入りなので購入した次第。

そのあと池袋へ。2月末日で閉店となる八勝堂書店へ。軒先コーナーで、土方浩平氏の『おんどりの歌  人形劇に生きる』 (講談社)を購入。100円。3割引きで70円(税込)。学生時代から通っていたこの古本屋も、昨日でお別れだろうな…。二階がやっているかどうか未確認。まぁ、硬派本のコーナーだから、僕レベルが見ても…と(帰宅して、ふと気になって、この本を「検索」したら、以前、300円ちょっとで購入ずみの本だった……。ううむ…またやってしまった?)。

そのうらの夏目書房へ。民放ラジオを大きな音量で店内流していた。ちゃんとした古本屋は、パチンコ屋やブックオフじゃあるまいに…と思うが…。やれやれ。買いたいものはなし。エロコーナーがあったのは評価できるけど?

さらに、そのうらの「古書ますく堂」へ。
東武ストアの脇の道を入り、池袋第三小学校を過ぎてすぐに右に曲がったところに「古書ますく堂」があった。最初にオープンした時、一度立ち寄ったことがある。その後、二回ほど移転してここにいたったのだろうか。
ドアを開けると、そこは洗面所もある「ワンルーム」。薄暗い店内にそこそこの本棚。ううむ……。あいにくと買いたいものはなし。でも静か。余計を音楽などは一切なし(もう少し店内が明るいといいけど)。

そのあと、古書往来座に寄りたいと思ったが、新品のティンバーランドの靴を履いて出たものの、靴擦れ…。足が疲れて…。往来座はちょっと遠いかな…と断念。

仕事場でちょっと雑用をしたあと、靴を履き替えて、古女房と御茶の水駅のソラシティで待ち合わせ。レストランが何軒か揃っているところ。当然、イマドキのカタカナ名の名称だから、レストランはすべて終日禁煙(ないしは「完全分煙」)と思ったら、全然そうではないようで唖然呆然としてしまった。

店の入口に「禁煙」と書いてある店があったので、入って「間違いなく完全禁煙ですね」と念押しをして、椅子に座った。そしたら、店員がおしぼりと水を持ってきて一言。
「ただ、奥の個室は喫煙可能なので、お客さんによっては吸われる方もいるかもしれないのですが…」
「個室は完全個室なの? 天井が開いていて漏れてくる可能性はあるの?」
「天井は開いているので…」
「予約は入っているの?」
「いえ、いまのところは…」
そんな問答を…。

ということで、席を立って別の店に行くことにした。万が一にも食事開始…にもかかわらず団体客が個室に入り、プカプカやりだして、それが漏れ伝わってきて我が鼻孔センサーが作動したら、せっかくの晩飯も台無しになってしまう恐れが万に一つもあるから…。これでは「禁煙」とはいえない。やれやれ(もっとも、その個室が天井がオープンスタイルではなく、完全個室なら、そこで食事をしただろうが)。

「スワン」とかいう店の入口には禁煙か何かの表示もなし。ドアを開けて聞くと、左側は喫煙可能、右側(広め)は禁煙とのこと。しかし、その間には何の遮断もなし。こんな分煙、昭和の時代のもの。平成も終わろうとしているのに、これで「分煙」とは呆れるしかない。 店名が「スワン」なのに「スウ」とは如何?

エビスバーなるものもあった。見たところ、終日全面禁煙のキリンシティみたいな感じ。ここはどうか? ここも入口に何の表示もない。入って聞くと、手前は禁煙、奥は喫煙可能とのこと。ここも遮断はなさそう。やれやれ。御茶の水界隈にはキリンシティはないからなぁ。池袋、八海堂書店に行く途中、キリンシティがあったが……。エビスバーはこんな中途半端な「分煙」しかやっていないんだ。今後、エビスビールを呑むのは止めよう(もっとも、割高なエビスはあまり呑むことはないのだが。あんなのよりは、キリンのハートランビビールのほうが美味い、安いから)。

ということで、ソラシティなるレストラン街のサービス感覚の低さには唖然。公開スペースに余裕があるのだから、ちゃんとした喫煙ルームを設置すればいいのに、そういうこともしないで、各店まかせ。
その店が、中途半端な「分煙」レベル。店内で「遮断」など、いろいろとやる余地もあるだろうにしない。せめて入口ドアにちゃんと表示をしてほしい。聞くだけ無駄な時間を費やすのは…。

ハンバーガーショップなど、狭いながらも「ドア」で遮断し、一応、禁煙、分煙とやっているところも世間にはある。僕はそういうところには行かないが(二重ドアでないと、ドアの開き閉めで、悪臭が禁煙側にも漏れるのではないか? でも空調などで漏れないように阻止しているかも? 未確認)、それはベターで一歩前進の措置だと評価はできよう。こういう店なら、一応ではあるが、喫煙者も非喫煙者もなんとか「共存共栄」はかろうじて可能(ではあろうか?)。そういう店には悪罵はしない?
しかし、このソラシティ、中には全面喫煙可能の店もあるようだ。

カタカナ名のレストラン街なら、しかも、この場所、スペースもゆったりで、店を囲んで真ん中にスペースもある。二重ドアの消臭シャワー付きの喫煙ルームをどこかに設置すれば、レストランは完全終日禁煙にすればいいのに…。

ともあれ、撤退しようかなと思ったが、エビスバーの隣のイタリアンに入る(ここも入口には何の表示もなし)。そこは「完全禁煙」とのこと。やれやれ、やっとそこで食事を取ることに…。喫煙者の悪臭から逃れて食事をするという文明社会の最低限度の人権もいつになったら守られるようになるのか。

食事(外食)をする時、吸いたい人は、吸いたい人で、吸える空間を維持するのは結構なことだが、逆も保障してもらいたいものだ。

どちらがガマンするかとなると、「加害者」の吸う権利が多少の制限を受けるのは当然だろう(しかし、タバコの製造を止めろとかそういうことを主張する気持ちはまったくない。他人の鼻孔に悪臭を嗅がせない範囲で、喫煙者が一服するのは大事な「権利」だから。毛沢東や金日成にもいいところもあるだろう。タバコも喫煙者にとってはメリットもあるはず。その効用を否定するのはおかしい)。

だが、二重ドアの消臭シャワー付きの喫煙ルームを、タバコ税などを使って(?)設置するのはそんなに困難なことだろうか(もちろん、そうしても、接客する従業員の健康問題も出てくるだろうが。喫煙席側はロボットが給仕するという時代も?)。

ともあれ、そこのイタリアン、席料は高かったけど? まぁ、完全禁煙で、タバコの悪臭の心配をせずに食事をできたのはよかった。

でも、ソラシティ、もう行かないなぁ。エビスバーが撤退して、そこに全面終日禁煙のキリンシティが入れば行くかな(キリンシティもところによっては、「店内」に喫煙ルームを設置するところもある。まぁ、「ルーム」だからということで、そこから遠く離れたところの席なら入るということもママあるが…)。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
 | 古本屋  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑







古本屋業界やブックオフにも「シンギュラリティ」がやってきた!?
(2018・1・3・水曜日)






昨日(2018・1・2)も遠出することなく、近場のブックオフへ。

遠藤公男氏の『ヤンコフスキー家の人々』 (講談社)が200円(税込)。その二割引だから160円。元値は2000円ぐらい(2007年の発行。本体価格1900円)。

そのほか、2013年にミネルヴァ書房から訳出されていた分厚い5000円以上する『文化大革命の真実 天津大動乱』 (王輝氏著)という本が2500円ぐらいで陳列していた。二割引きだと2000円ぐらい。ううむ、持っていないかなと思ったが、買っても読まないなぁ…積んどくだな…と。
数年前なら、定年後に読むか?と思ったりもしたが、なんとなく定年(60歳)以降も働くしかない時代になりつつあるようで…。図書館で借りても、こんな分厚い本、貸出延長しても一カ月で読むのは大変だろうな…とも。そのほか、エロス系文庫棚もチェックしたが……。特に買いたいものはなし。

ということで、結局、今年最初の「古本屋」での本の購入は、 『ヤンコフスキー家の人々』一冊のみということになった。

こんな内容→一枚の虎狩りの写真から探りあてた、ソ連の独裁権力が生んだ強制収容所(ラーゲリ)という不条理と地獄―。愛と勇気と感動のノンフィクション。親日の白系ロシア人事業家三代の疾風怒涛の20世紀を描き切る。

いろいろと考えさせられるノンフィクションのようだ。

あと、ブックオフで気付いた点…。本を買ったら袋にチラシが入っていた。

「それ、ブックオフにお売り下さい! ぜ~んぶブックオフが買取致します」と書いてあって、 「ブックオフの買取基準は全国統一です!」と。

要は「本」だと、「バーコード」のところを「ピッ」とやると、「書名」が出てきて、その買取価格が「10円」とか「200円」とか、瞬時に出てくるシステムを配備しているから「全国統一」になるということのようだ。ゲームソフトやCDなどもそうなのだろう。もちろん、カバーや帯が破れていたりすると「違い」が出てくるのかもしれないが、「機械」はそこまでは見分けることはまだできない?

昔なら、「古本」の買取価格に関しては、古本屋の店主が眼光鋭く(?)チェックしてやっていたのだろうが…。もっとも、ブックオフとて、店頭に持ってくる数十冊~程度の本なら、一冊一冊ずつ「ピッ」とやっていくだろうが、宅買いになって、数百冊レベルになると、目利きというか目配りで適当に判断するのかもしれないが…。「ピッ」とする機械って、携帯機器もあるだろうから、一冊一冊「ピッ」とやることは可能だろうが…。店頭でも、文庫や新書はたくさんあると面倒だから、「ピッ」とやらず、適当になるのかもしれない。

これも一種のAIの活用なのだろうか。画一的に新刊書のこの本だと、この値段という風に値付けをし、一定期間が経過するとプライスダウンをしていく。何万冊もある新刊書や古本の値付けの判断を各店舗の人間が判断するのは無理だが、「機械」「コンピュータ」なら瞬時に可能。便利といえば便利。

何処のブックオフに持参しても原則同一値段。味気ない? いやいや分かりやすい。

しかし、バーコードのない本は取り扱わないということにもなろう。バーコードのなかった時代の「古書」(といっても、昭和末期のころも該当する本が多いのでは)はブックオフでは買取はしないということになろうか? 高田馬場や江古田のブックオフは違う? そういう本は一律5円という扱いにする? 昔ながらの「古本屋」なら違う扱いをする? しかし、少なくともバーコードのある品薄本なら、ブックオフでも高く買取る? ヤフーオークションに出していることもあるみたいだし…。

ともあれ、古本屋業界やブックオフにも「シンギュラリティ」がやってきているようだ?

貸出や返却などを「利用者」に押しつけている某区立図書館のように、「窓口(ポスト)」に売りたい本とポイントカードを入れれば、瞬時に計算して、「820円」とか表示され、ポイントカードに「入金」される……。あと数年ぐらいでそうなるのかもしれない。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

 | 古本屋  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑






ブックオフが、元旦から2割引きセールとは知らずに、108円本を無料クーポンで買って悦食っていたが…。
(2017年12月31日大晦日)






一年の中で、台風などの時以外、もっとも天気「予想」が注目される大晦日…だというのに、気象庁はまたしてもチョンボをしたようだ。今朝の朝刊(産経)の天気欄を見ると、大晦日は「全国的に雲が多く」「関東は昼過ぎから一時的に雨」とのことだった。

ところが「一時的に雪」となってしまった。
「雪」と「雨」の境目の「予想」は難しいとはいえ、だったら、昨日(12・30)の時点で、「大晦日の東京、正午前後、予想は雨ですが、もしかしたら初雪になるかもしれませんね」と言いそうなものだが、そんなことはなかったようなので、完全に外れ。「小雨」ぐらいと思っていたのだろうから。実際は、雪は時には雨にもなり、また晴れ間ものぞいたり…。さて、東京周辺の初日の出はどうなりますことやら?

ともあれ、カーテンを洗ったりあれこれ。昼過ぎ、近くのブックオフへ。
数百円分の無料クーポンがあったので、108円コーナーを見ていたら、今年の一月に出たばかりのサミュエル・ハンチントンの『分断されるアメリカ』 (集英社文庫。本体価格1200円)があるではないか。新本同様(しかし、単行本を持っていたかな? 積んどくかな?)。その隣に同じ集英社文庫で、マーティン・シックススミスの『あなたを抱きしめる日まで』 (本体価格1000円。2014年刊行)があるではないか。「560円」のシールの脇に「108円」のシールが新たに貼られている。

そのほか、エロス系文庫も108円であったが、それには目も暮れず(?)、山田盟子氏の『慰安婦たちの太平洋戦争 秘められた女たちの戦記』、『続・慰安婦たちの太平洋戦争 正史になき女たちの戦記』 (光人社NF文庫)も108円ずつなのを購入することにした。端数は、ポイントカードを使って自己負担の現金はゼロ円。

ふふふ、儲け?と思ったら、本の中に入っていたチラシに、元旦から1・4までは全商品(本)2割引きセール実施と書いてあった。ううむ。108円本も2割引きになると…。もう一日待てば良かったか……。まぁ、定価で買えば3500円ぐらいするのが432円で済んだのだから…。

時々拝見している「古本万歩計」というブログでは、主にブックオフで仕入れた作品が紹介されている。北陸在住のようで、富山などのブックオフの話も出てくる。なかなかシブイ本を多々蒐集しているようだ。

北陸(金沢・富山)古本屋ツアーも結局、今年も実現できず。冬の季節は雪もあるからちょっと足を運ぶこともできず。この季節は、沖縄古本屋ツアーこそやるべきなのだが(夏は台風があってちょっと行けないが…)。歳とともに出不精になってしまい……。

ともあれ、今年最期の古本屋通いはブックオフにて終了。元旦も開いている古本屋といえばブックオフぐらい。2割引きなら、近くにある別のブックオフにでも行くことにしようか? 「青春18切符」があれば、辻堂や町田や大船や幕張などのブックオフ(古本&中古衣料)に行くことも可能だが、今期は購入を断念して仕事優先にしたので…。近場のみ…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
 | 古本屋  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

カテゴリ