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2018.11.13 (Tue)

『吾輩は童貞(まだ)である 童貞について作家の語ること』 に出てくる原田少年の「暴れん坊将軍」退治(対峙?)のための「エロ本自販機探訪記」は爆笑モノ?







『吾輩は童貞(まだ)である 童貞について作家の語ること』 に出てくる原田少年の「暴れん坊将軍」退治(対峙?)のための「エロ本自販機探訪記」は爆笑モノ?
(2018・11・13・火曜日)


キノブックス編集部/編 の『吾輩は童貞(まだ)である 童貞について作家の語ること』 (キノブックス)を読んだ。

(こんな内容)→「あゝ 女と舞踏がしたい 」―武者小路実篤
「己は知らざる人であったのが、今日知る人になったのである」―森鴎外
「自分たちのお父さんやお母さんがそんなことしているわけがない」―中島らも
「恐れながら惹かれるのが性の世界である」―車谷長吉
傷つきやすい自尊心と、たくましい妄想力が炸裂する22篇
読めば必ず、惜春と共感の思いがあふれだす作品群


まぁ、いろいろと書かれているが、僕と同世代の原田宗典さんの「夜を走るエッチ約一名」が一番笑える? 17歳の高校生当時の思い出を綴っているのだが…。帰宅して仮眠して深夜受検勉強をしていると「暴れん坊将軍」が悶々としてきて…。自動エロ販売機(自宅から自転車で3分ほどのところにあり)向けて出陣。周辺の目を意識したり…。せっかく手にしたエロ雑誌が…との悲劇やら。

本屋だと「おねえさん」が店員だと気兼ねする。機械相手だとそれがないから…。

「ショーペンハウエル著作集を探しているんだが……ないなあ。仕方ない、ついでだからこの『若妻欲情うっふんマンボ』という汚らわしい本でも買って帰るか」というゴマカシを書店ならすることがあるが、機械相手にはできない(「専門書」を扱う機械だから?)。

ガラス越しに表紙と題名だけを見て、中身を推理するしかない…。

いまならパソコンを見れば、そんな当時の「ビニ本」よりはるかに美形のヌードなどが…。映像もサンプル版を次々と見れば…。

いい時代になったというべきか?

自販機といえば、黒沢哲哉氏の『全国版 あの日のエロ本自販機探訪記』 (双葉社)も紹介ずみ。原田少年も、この販売機のどこかの前に佇んでいたことだろうか?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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