古本虫がさまよう 「北朝鮮化する日本?」とは? 「北朝鮮化する韓国!」「北朝鮮化する朝日」の間違い? いやいや、 『日本が「人民共和国」になる日」のこと?
2017 10 / 09 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11 next month





「北朝鮮化する日本?」とは? 「北朝鮮化する韓国!」「北朝鮮化する朝日」の間違い? いやいや、 『日本が「人民共和国」になる日」のこと?
(2017・8・14・月曜日)




朝日新聞(2017・8・11朝刊)に、国際社説担当の論説委員である箱田哲也氏の「北朝鮮化する日本?」と題したコラムが掲載されていた。こんな一文。掲載当日、職場で一読して「?」を感じてコピーをすぐ取っていた。


国際社説担当・箱田哲也
 軍事独裁政権の重い縛りを解き、韓国の民衆が自由を勝ち取って今年で30年になる。
 そんな節目の年に、「絶対権力」と言われる現職大統領を革命的に、しかも非暴力で引きずり下ろしたわけだから、韓国の帯びた熱は簡単には下がらない。
 ソウルであった30周年記念の国際会議をのぞくと、人々の陶酔感を肌で感じた。その際、何人かの韓国側出席者から同じような質問を受けた。
 権力者の公私混同にまつわる疑惑が浮上したという点では日韓とも似ているが、日本社会はどうしてかくも平穏なのか、という問いだ。
 状況が違うしなあ、と答えを考えていると、日本留学の経験がある学者が割り込み、「国民性の違い。日本は選挙で意思を示す」と解説した。
 韓国には市民が立ち上がって圧政を覆した成功体験がある。今回の大統領弾劾(だんがい)もそうだが、独裁復活のにおいが漂う不当な権力行使には極めて敏感なだけに「日本は自由社会なのになぜ」と考えるのも無理からぬことか。
 また、日本の一連の騒動は妙に韓国側を納得させていることも知った。「日本は法治や行政が成熟した先進国という印象だったが、実はそうでもないのね」「韓国特有かと思っていた忖度(そんたく)という概念は、日本にも根付いてたんだ」など、どこか安心したように感想を語るのだった。
 確かに日本の民主主義のイメージは傷ついたかもしれないが、日本留学経験者の指摘通り、東京都議選は安倍政権に大打撃を与えた。
 それに今は勢いづく韓国だって、いずれ民意と現実のはざまで苦悩の時を迎えよう。最高権力者の首はすげ替えたが、感情に流されず法理に基づき前大統領を裁けるのか、民主主義の真価が問われる。
 そういえば、関係者の間では数年前から「日本が韓国化した」とささやかれてきた。
 かつての韓国に、何もかも「日本が悪い」と批判する風潮があったように、最近の日本でも単純な韓国観が広がり、それが嫌韓につながっているとの指摘だ。
 ソウル滞在中、日本通の韓国の重鎮とそんな話をしていると、こう切り返された。
 「ある日本のトップクラス官僚など、口を開けば安倍首相はすばらしいと絶賛する。何かに似ていると思ったら、『偉大な指導者、金正日(キムジョンイル)同志は』というあれだ。もう韓国を通り過ぎたんじゃないか」
 ……。


ネットでは「炎上」しているとか? 箱田さんは立命館出身で、徐勝氏の教え子だとか? 略歴が本当かどうかは知らないが…。

この人、朝日新聞というマスコミの一員として、政治システムなどの基本的知識が欠けているので、こんなタイトルのコラムを書くのだろうか? 中学生ならまだしも。

もちろん、そういう荒唐無稽な主張をしているのは、自分ではなく、会った韓国人であり、自分はそういう人の主張をただ紹介しているだけで同意しているわけではないと言い逃れは可能な筆致とはいえ、そういう「引用」に対して、何らかのコメントをしておく必要があろう。

この文ならば、せめて最後に「とはいえ、北朝鮮に朝日新聞や文科省の元事務次官だった前川喜平氏がいるわけもない。この韓国の重鎮は、どっか頭の線が一本抜けている」とでも書いておけばよかったのに。それがないから、この論説委員さんは、自分が言いたいホンネを「匿名韓国人」を使って言っているだけじゃないかと疑われてしまうのだ。

このコラムの真上にも「陸自日報問題」「引き継がれた隠蔽体質」という社説が掲載されており、「安倍政権の隠蔽体質は引き継がれた」と批判している。「金正恩の隠蔽体質」はもっと凄まじいものがあり、それを批判する報道機関や官僚は北朝鮮には皆無だ。そういう簡単な事実を一言明記しておけばよかったのに。

「北朝鮮化する日本」が、どういうものかということは、井沢元彦さんの『日本が「人民共和国」になる日』 (ワック)を読むと、よく分かる。井沢氏はこの本の「あとがき」で、痛烈な朝日批判を書いている。

「卑怯と言えば最近極めて腹が立つのは、北朝鮮の脅威を当然のように語っている一部のマスコミの論説委員や記者、あるいはその出身の評論家です」「真実をそのまま見る能力のある人たちは、二十年どころかもっとずっと前からあの国は危険だと言っていました。ところがそうした正しい予測をしていた人たちに、罵声や嘲笑を浴びせた人々がいます」として、朝日「素粒子」(1998・9・5夕刊)を挙げている。

また、 「真実を報道し民主国家の主権者である国民が物事を的確に判断できるようにするのがマスコミ本来の使命です。しかし『彼ら』は真実ではなく虚偽を流すことによって、日本人を洗脳しようとしていました。だが、日本人は賢明でしたから『彼ら』に洗脳されなかった。本当によかったと思います。ちなみに、お隣の韓国ではそれがかなりの部分で成功しています」と指摘している。その通りで、「北朝鮮化する日本?」というより「北朝鮮化する韓国!」というべきであろう。

詳細はあとがきを読んでもらえばいいが、結論として「本当にバカなのはどちらだったか、読者のみなさんに判断していただければ」と。箱田氏も、この本を読まれるといい。あなたのような人が、本書のどこかに出ているかも?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
スポンサーサイト
 | 新聞論調  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑
Secret




TrackBack URL
→http://kesutora.blog103.fc2.com/tb.php/3022-4c3b27ac

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

カテゴリ