古本虫がさまよう 劉暁波さんには「敵も味方もいない」のか? 日本には、一人のサハロフも劉暁波もいない!
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劉暁波さんには「敵も味方もいない」のか? 日本には、一人のサハロフも劉暁波もいない!
(2017・7・15・土曜日)





本日(土曜日)は東京周辺はかなりの暑さ。神田の東京古書会館や五反田古書会館にも寄ったりしたが…。収穫の報告は明日にして…。帰宅してシャワーを浴びて、ビール、スペインワイン、ニッカと…。その合間にテレビニュースなど。ちょっと怖い感じの女性キャスターが出てくるニュース番組はあまり「好きではないのだが…。
劉暁波さん死去のニュースが流れていたので、いやいや(?)見てしまったが…。

世界中の心ある人が、米議員や台湾で追悼や抗議の声をあげていたが、日本では政府関係者も市民団体も「沈黙」なのだろうか? 情けない! 中国大使館前で静かに民主的に鋭い抗議をする「市民団体」はなかったのか?

東京新聞(2017・7・15)は、「中国批判各国及び腰」「経済を優先、人権後退」「日本政府も批判避ける」と報じていたが、汝自身は大丈夫だったか? この日の「こちら特報部」では、加計問題で「正論」を述べた愛媛県元知事を貶めたい視点からの記事を長々と書いていたが…。

産経の阿比留記者は、あるテレビ番組でこう語ったそうな。
「東京新聞の記者からね、直接聞いたことあるんですよ。安倍さんが2回目の総裁選に受かって次期総理になるっていうことがほぼ間違いないと言われてる頃に当時の東京新聞編集局長から号令が編集局にかかって『安倍なんか取材しなくてもいいからとにかく安倍を叩け』という指令が出たと。これのどこがジャーナリズムなんですかね?私にはさっぱり分からない。少なくとも産経新聞は絶対にないです」

安倍叩きの前に、より酷い人権抑圧をやっている習近平叩きをやったらいかが?

ともあれ、この局の7時からのニュースが終ったあとに、タモリだの鶴瓶さんなどが、女性アナウンサーや有名タレントととにも、どっかに出かけて、ただ歩き訪ねるだけの番組が流れて、冒頭少し見ることがあるが、なんかつまらないなあ。そもそも、テレビカメラの撮影陣の面々まで画面に映るような番組造りって、見ていて、そんな杜撰な作りでいいの?と思ってしまう。いまはジーパンの穴開き同様、そういうのが先進的な造りなのかしら? アホらし?

ともあれ、劉暁波氏の『最後の審判を生き延びて 劉暁波文集』 (岩波書店)を久しぶりにひもとく。「私には敵はいない」も収録されている。自分自身を取り調べる警察官や検察官や裁判官たちは「自白の強要もなかった」「穏やかで理性的であり、しかも常に善意がにじみ出るものだった」とのこと。だから「私には敵はいない」と。ただ、それはあくまでも、彼がノーベル平和賞受賞者であり、特別扱いされていたからではあろう。そういう人でなければ、中共当局は、非道な扱いを容疑者に対して行なっているから。

それはともかくとして、劉暁波さんの味方となる人々が、日本にはどれだけいるのだろうか? 安倍首相以下、政府首脳たちが気兼ねして「沈黙」や「静観」を決め込むなら、せめて、野党の、「共謀罪」法案にあれほど反対してみせた人権愛好家の面々は?
かつて核実験に反対するにあたって、フランスのタヒチでの実験には現地まで出かけて強く抗議をしながら、そのフランスの核実験とほぼ同時期に行なわれた中共の核実験には沈黙した武村正義などノーテンキリベラルの系列の面々は、少しは恥を知れと言いたくもなる。

口先だけの人権擁護、平和主義など、二枚舌で醜いものでしかない。


「愛する妻よ、君の愛があれば、私はやがて下される審判に穏やかな気持ちで向き合うことができ、自分の選択を悔やむことなく、明日という日を楽観的に待ち望むことができる。私は、自分の国が自由に意見を述べることができる場所になることを待ち望んでいる。そこでは、国民一人一人の発言がすべて同じように大切にされるのだ。そして、異なる価値、思想、信仰、政治的見解……それらがお互いに意見を闘わせながらも平和的に共存できる。多数意見と少数意見のいずれも平等に保障され、特に権力者の政治的見解と異なる意見が十分に尊重されて守られなければならない。あらゆる政治的見解は陽光の下で明らかにされ、民衆からの選択を受け入れて、国民の一人一人が何の恐れもなく政治的見解を発表することができ、異なる政治的見解を発表したために政治的迫害を受けるようなことが決してあってはならない。私は、自分が中国で連綿と続いている言論弾圧の最後の被害者となり、今後は言論を罪に問われる人が二度とないように望んでいる」

日本の何処に、弾圧された幽閉されたサハロフが、劉暁波がいるだろうか? 安倍を倒せを怒鳴り、権力者の政治的見解と異なる意見をいくらでも表明する自由がある日本。残念ながら、彼が「連綿と続いている言論弾圧の最後の被害者どなり、今後は言論を罪に問われる人が二度とないように」はまだならないだろう。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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