古本虫がさまよう トランプの言う「アメリカファースト」がダメなら、小池さんの唱える「都民ファースト」もダメでは? それよりも杉並区立図書館の「区民ファースト」もまた酷いものがあるかと! そして「天皇ファースト」は?
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トランプの言う「アメリカファースト」がダメなら、小池さんの唱える「都民ファースト」もダメでは? それよりも杉並区立図書館の「区民ファースト」もまた酷いものがあるかと! そして「天皇ファースト」は?
(2017・6・21・水曜日)





「アメリカファースト」とか「都民ファースト」と聞くと、次に「区民ファースト」という言葉が浮かぶ。これは、杉並区役所管轄の杉並区立図書館みたいに、区民かその隣接の区民(市民)以外には、図書館カードは作成してやらない――というようなゴーマンな手法を意味する僕の「造語」だ。昭和40年だか45年以前の本は、一切貸出はしてやらないという中央区立図書館と並ぶ横着横暴図書館というしかあるまい。

普通は、「区立図書館」なら、同じ「東京都」に住む住民なら誰でも「利用(貸出)」できるようにするものだと思う。だから、杉並区から遠く離れている江戸川区民や八王子市民でも使えるようにしそうなものだが? 杉並区はそれも遮断している。新宿区立図書館は、まだ「都民」ならオッケーだ。

杉並区立図書館は、以前は千葉県民でも埼玉県民でも、勤務先が杉並区でなくても図書館カードは作れた。世の中には、古本市が開催されているからということで杉並区(高円寺)まで定期的に行くので、ついでに、本も借りたりするなんてこともありえただろうが…。ケチな区政だこと? 区長が交代してから質が落ちたね?  「都民ファースト」「区民ファースト」もほどほどにすべきだ。

少なくとも文京区などのように、区民と非区民の貸出数の違いや新刊がすぐに予約登録できるか、できないかといった「格差」を作るといった「区民ファースト」ならまだ理解できるが…。

図書館カードを作成できるか、できないかを「区民」の資格で線引きをする「杉並区民ファースト」はやりすぎでは? 品川区や文京区などは都民でなくとも、千葉県でも埼玉県民でも図書館カードを作れるようだ…。同じ「区」の図書館行政でも、ピンからキリまである。トランプの「アメリカファースト」も、杉並区の「(杉並)区民ファースト」同様、やはりいろいろと問題があるのかも?

それはさておき、「都民ファースト」を標榜する小池都知事。東京都都議選の告示(6・23)を前に、昨日(6・20)、小池都知事は、豊洲移転を表明しつつも、築地も再開発するとの見解を表明した。

以下日経の記事(電子版)
2017/6/20 16:00 (2017/6/20 16:19更新)
 東京都の小池百合子知事は20日、臨時記者会見を開き、築地市場を豊洲市場に移転した上で築地跡地を再開発する方針を正式に表明した。築地跡地は売却せず、食文化や観光の拠点などとして有効活用する方針だ。市場移転が決まらないために停滞していた五輪道路の建設など街づくりも再始動する。
 小池知事は(1)「築地は守る、豊洲を活かす」(2)豊洲はIT(情報技術)を活用した総合物流拠点とする(3)都民の信頼回復に徹底的に取り組む――の3つの基本方針を発表した。
 豊洲市場について、知事は「新たな中央卸売市場としての機能を優先させる」と明言。「その上で物流の機能をさらに高めていく」と話した。羽田・成田の両空港へのアクセスが便利な立地をいかし、従来の市場機能のうち転配送や市場外流通の役割を維持・発展させる。新しい冷凍冷蔵設備を備えた豊洲は、2020年からの新しいフロン規制に対応した業務用冷凍冷蔵庫の更新需要を満たせるとみている。
 築地市場は5年後をメドに再開発する。20年五輪までに跡地に幹線道路の環状2号を開通させ、当面は五輪用の輸送拠点として活用する。大会後は「食のテーマパーク」として発展させる。
 ただ豊洲、築地とも具体的な利用案は示さなかった。今後、都民の意見を募りながら検討するという。豊洲の開場時期などについても言葉を濁した。「詳しい日程は市場関係者と話を詰めていかないといけない」などと述べるにとどめた。


ふうむ…。

この時期、小池都知事の政治手腕を徹底的に批判する本が出た。
まずは全国紙に華々しく広告もだしている、ジャーナリストの有本香氏の『「小池劇場」が日本を滅ぼす』 (幻冬舎)。もう一冊は前鳥取県知事の片山善博氏と元検事(弁護士)の郷原信郎氏の『偽りの「都民ファースト」』 (ワック)だ。

『偽りの「都民ファースト」』では、著者たちは、要は「安全」な豊洲を、「安心」とはみなせないといったポピュリズムでケムに巻いて、大衆的人気を維持し続け、悪いのは石原元都知事の「決断」であったとして、都議選で「都民ファースト」を多数にしようと画策しているのがケシカランということを指摘している。なるほどと。
議会というチェック機能を、首長が意のままに牛耳ろうというのも、健全ではないとのこと。
大統領制度のフランスのマカロン率いる「新党」は、大勝したが、それにあやかろうと思っているのかもしれない。

有本さんも指摘していたが、小池さんはもともと「タカ派」のイメージが強い人だ。
拉致問題でも積極的に関与していた。都知事になって朝鮮学校への対応も厳しい姿勢を打ち出していた。
だから、都知事選のリベラルな鳥越俊太郎さんが出馬した時は、あっち系のフェミニストたちは、小池さんは「女性候補」ならずということで、反小池だった。

ただ、石原慎太郎さんがやや不用意に「厚化粧の大年増」と批判したあたりから(この指摘自体は「的確」か?)、徐々に女性の支持はふえていったかのようではあった。
いまや「リベラルなメディア」や共産党からも御贔屓されるようにもなってきた。そのあたりの複雑な交錯について有本さんも詳しく分析している。

このあたり、なんとなく、今上天皇や皇后が、ちょっと「リベラル」な発言をするものだから、それまで天皇制度に批判的だった元社民の辻元清美議員や、内田樹さんなんかが、急接近して『「天皇支持者」ごっこ』を展開しているのにも似ている(内田氏の「天皇主義者宣言」云々は6・20付け朝日記事や「月刊日本」(5月号)参照)。信念なき日和見主義者たちには失笑を禁じ得ない?

「君臨すれども統治せず」ではないが、 「天皇制度(皇室制度)は尊重すれども天皇個人は崇拝せず」----といった不動の信念をもっていれば、個々の天皇の資質や傾向に一喜一憂することもなかろうに……。

ともあれ、土壌汚染のプロパガンダは共産党が主導し、小池知事もそれに乗った感があるが、「都民ファースト」には、元民主党の落選組なども参画しているそうな。一読してなるほどとも。
初の女性防衛大臣、初の女性東京都知事、そしてまさかの初めての女性首相なんてことは…。ネバーセイネバー?
ともあれ、都議選もいよいよ明後日告示。投票結果は、どうなりますことやら。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

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