古本虫がさまよう 大新聞社さま、♪「四つのお願い」聞いて、♫ 聞いてくれたら あなたに私は夢中になるわ、新聞を購読しちゃうわ? 例えば、ジョセフ・ペレスの『ハプスブルク・スペイン 黒い伝説 帝国はなぜ憎まれるか』 (筑摩書房)なんかを真っ先に書評していたら…?
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大新聞社さま、♪「四つのお願い」聞いて、♫ 聞いてくれたら あなたに私は夢中になるわ、新聞を購読しちゃうわ? 例えば、ジョセフ・ペレスの『ハプスブルク・スペイン 黒い伝説 帝国はなぜ憎まれるか』 (筑摩書房)なんかを真っ先に書評していたら…?
(2017・6・20・火曜日)




ちあきなおみさんのヒット曲に、 『四つのお願い』という歌があった。

♫たとえば私が 恋を 恋をするなら 四つの お願い 聞いて 聞いてほしいの
一つ やさしく 愛して
二つ わがまま 言わせて
三つ さみしく させないで
四つ 誰にも 秘密にしてネ
四つのお願い 聞いて 聞いてくれたら あなたに私は夢中 恋をしちゃうわ


それをもじれば、以下の「四つの(わがままな)お願い」を、どこかの新聞社が聞いてくれたら、その新聞を購読するのだが…。無理かな?

というのも、ふと、理想の新聞とは…と考えたからだ。

いま、自宅では産経新聞だけ購読している。仕事場で全国紙は全部読むことが可能だが、大学1年の時から、普通、自宅では二紙を取るようにしてきた。おおむね、産経と朝日新聞だったが、近年、若宮啓文時代の朝日のなんともいえないゴーマン、かつ「反知性主義」的筆致が嫌いで、しばし朝日を自宅で購読するのは中断していた。その間、日経などを取ることが多かった。最近、日経を止めて朝日を復活したのだが、社説やら記事はともかく、投書欄のあまりの「左翼偏向」ぶりに唖然として、購読をまたもや中断。また日経にしようかと思ったが、土曜日に書評頁を移したのはいいとしても、日曜日の真ん中に、「広告」めいたカラー記事が何面も入り込んでいるのには閉口…。これって手抜き記事? ちょっと購読復活にはためらいが…。
朝日、日経がダメなら読売?  ううむ…。巨人は天敵だからなぁ…。毎日新聞…? 月曜日の二面に、いいコラムが掲載されてはいるが、それだけでは…。東京新聞…? ううむ、これは朝日より酷い…? たまに北朝鮮関連でまともな記事が出ることがあるが…。長谷川幸洋さんが論説主幹になったら考えてもいいが…?


ともあれ、もし、以下のような「4つのお願い」を満たす新聞が「創刊」されたら、少々お値段が高くても購読するのだが…。そんな理想な新聞はできないものか?


① 株式欄のない新聞。古女房名義の株が「ひとつ」だけあるが、まぁ、近年、やっと配当が少し出始めた。一時、配当ゼロで、そのくせ、株主総会では、辞める役員に退職慰労金を払います、その金額はおまかせくださいなんて横着な「議案」を株主さまに対して提示するから、「×」にしろと言い聞かせていたものだが…。参考までに、前年の配当金ゼロを決断した役員にいくら慰労金を払ったから教えろと議決権のハガキの隅に書いたが返事はなかった。ケシカラン会社だ。
まぁ、それ以外、株券は持っていないので、毎日のように出る株式欄はほとんど見ない。「社説」はまだブログのネタになりうるが、株式欄の数字は何の役にも立たない。これが紙面から消えればほかの記事を増やす余地が生まれるではないか。


② スポーツ欄も不要。これから甲子園の高校野球大会が始まる。地方大会やら全国各地の大会の記事など見たくもない。とりわけ夏の大会のディゲームは、未成年(少年)を虐待するようなもの。しかも、甲子園大会では、球児たちに国旗掲揚、国歌斉唱を強制している…。朝日重役は「矛盾」という言葉を知らないのか?

ただし、プロ野球のみ、ホークスが勝った試合だけは、一面全部を使ってのスポーツ記事があってもいい(従って、プロ野球が開催されていない時、かつホークスが負けた時は不要。いまでもホークスが負けた時はスポーツ欄は原則読まないことにしているから)。そのほかサッカーや五輪なども含めてさほどの関心がない。スポーツ欄がなくなれば、その分、ほかの記事が増やせるではないか。

③ 読書・書評頁は、毎日二頁は確保してほしい。以前、産経だったか、夕刊に毎日、書評が掲載されていた時があったかと。あれはよかった。

これだけ本が出ているのに、書評が朝刊や夕刊などに週一~二回だけで、せいぜい、2~4頁というのは少なすぎる。つい最近も、ジョセフ・ペレスの『ハプスブルク・スペイン 黒い伝説 帝国はなぜ憎まれるか』 (筑摩書房)という本が出ているのを遅ればせに知った。書評も出ていたのかもしれないがまったく気付かなかった。これはスペインの植民地統治を悪しざまに書かれた反スペイン国家の「歴史家」「歴史書」の嘘を暴いている本ではないか? そしてそれは今日の日本と対比して考察できるのではないか?

内容(「BOOK」データベースより)
1492年、スペイン王国はイスラム勢力からイベリア半島を奪還。同年発見された新大陸からの銀資産を背景に、16世紀スペインは一大世界帝国へのし上がった。カルロス1世とその息子フェリーペ2世によるハプスブルク家の支配で、スペインは黄金時代を迎える。だがその繁栄の裏で、大国の残虐非道ぶりを糾弾する怪文書がヨーロッパ各地を駆け巡る。新大陸での先住民虐殺、異端審問の過酷な拷問、王室内部のスキャンダル…「噂」が次第に「事実」として語られ、「黒い伝説」はスペイン帝国凋落の一因となった―。21世紀の今日にいたるまで、スペインに対する根深い偏見のもととなったプロパガンダは、一体誰が、どんな目的で流布させたのか。そこにはいかなる事実が含まれるのか。ヨーロッパ史の泰斗が緻密な検証から、歴史の「真実」が形作られる過程をあぶり出す。


反スペイン派だった、ラス・カサスの『インディアスの破壊についての簡潔な報告』 (岩波文庫)への反論の書となっているのかもしれない(未確認だが)。

こういう本を素早くきちんと書評する新聞があったら有り難い(刊行されてから半年弱になるというのに、未だにアマゾンレビューで触れられてもいないというのは…)。産経の書評欄といえば、記憶が曖昧だが、毎日のように書評頁があったころ、 「斜断機」というコラムがあったかと。東京新聞夕刊の「大波小波」みたいな。その「斜断機」のコラムをまとめた『闘うコラム 斜断機352』 (JICC出版局・産経新聞文化部)という本があった。分厚い本。玉石混淆だったかもしれないが、「闘うコラム」集だったと記憶している。

ともあれ「一個人」の僕でさえ、原則、一日一冊本の紹介書評を掲載しているのだ。新聞なら、毎日十冊ぐらい掲載してしかるべきだろう。外部の人に依頼すると原稿料がかかるなら、記者が仕事としてやればいい。そしたら原稿料はゼロ。経費削減にもなる。かといって、いわゆる「書評新聞」みたいな、ちょっと偏った(?)、硬派の本ばかりの書評はよしてほしい。毎週金曜日はエロス小説特集とか、月曜日はノンフィクション特集とか、曜日によって多少の変化をつけるぐらいのことはしてほしいものだ。

④ テレビ欄ラジオ欄は「1面(最終面)」だけで処理してほしい。産経は地上波とBSの番組表が最終面に出ている。あれがいい。ラジオはもう不要。FMラジオの番組表も要らない。FM専用の雑誌を買って、あの歌はいつ流れるか、ラジカセを前にして録音していた時代はとうに終わっている。民放ラジオの中には、アメリカのラッシュ・リンボウみたいな保守派ジャッキーの番組もあるのかもしれないが…。彼の『俺が正しい!―アメリカのたけし、えせヒューマニズムを撃つ!』 (徳間書店)は懐かしい一冊だが…。中絶はいかんが、オナニーは許される…。なぜなら卵子と精子とが結合しないと「生命」にならないのだから…という論理を展開していたのには納得した記憶がある(あやふやだが?)。

ともあれ、活字好きな、勤労人間は、新聞のラジオ欄などまで「目」を通すことは時間的に無理。だからラジオ欄は不要。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

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