古本虫がさまよう 三浦朱門、渡部昇一、岡田英弘さんと80代半ば前後の人が次々と亡くなっている。人生百歳はなかなか無理。90歳を越えるのも、まだまだ「稀」であろうか。加藤周一が「知の巨人」なら渡部さんは「超超知の巨人」というべき!
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三浦朱門、渡部昇一、岡田英弘さんと80代半ば前後の人が次々と亡くなっている。人生百歳はなかなか無理。90歳を越えるのも、まだまだ「稀」であろうか。加藤周一が「知の巨人」なら渡部さんは「超超知の巨人」というべき!
(2017・6・6・火曜日)






三浦朱門、渡部昇一、岡田英弘さんと80代半ば前後の人が次々と亡くなっている。人生百歳はなかなか無理。90歳を越えるのも、まだまだ「稀」であろうか。

先日の産経新聞(2017・5・31)によると、上智大学で渡部昇一さんのお別れの会が5月30日に開かれ、安倍首相もかけつけたとのこと。たまたま、その日の午後、上智大学の近くを通ったら、警官がたくさんいた。これは安倍首相の警護というより、ニューオータニで何か大きな会議でもあったからだろうか? 中国要人でも宿泊していて、抗議デモがくるから? あっ、そういえば楊さんが来ていたのかな?

それはともかくとして、 『古語俗解』 (文藝春秋)などを最近、ひもといていた。週刊文春に連載されていたエッセイはリアルタイムで読んでいた記憶がある。大学生だったか。あのころは「週刊新潮」と「週刊文春」を両方とも買っていたか? いや、広告を見て、どっちを買うかしていたのか? 記憶が薄れている。新聞は朝日とサンケイ(産経)の二紙を購読していた。複眼的視野を養うのに役立った(というか、朝日新聞がいかに反知性主義的新聞かをいち早く見抜くことができた?)。

大西巨人問題で、朝日新聞記者が「火のないところに…」といった感じの煽動記事を掲載し、渡部バッシングをやったのもリアルタイムで記憶している。あのあたりから、渡部さんの『朝日新聞と私の40年戦争』 (PHP研究所)が始まったのではなかったか。

引き続き、 『萬犬虚に吠える 角栄裁判と教科書問題の誤謬を糺す』 (PHP文庫・文藝春秋)もぱらぱら読み。教科書誤報問題を追及した論文が収録されている。いまでいうところの「フェイクニュース」(侵略を進出に変えさせた教科書はなかったのに「あった」と報じたのだから、まったくのフェイクニュースだろう)発信の新聞テレビの惨状は酷いものがあった。ネット社会なら、誤報を(ほぼ)訂正しなかった朝日新聞など、タダではすまされなかったことだろう(産経は謝罪していた)。

引き続き、新刊の『知の湧水』 (ワック)を手にした。雑誌「ウイル」に連載されていたものをまとめたもの。最近の国際問題や大西問題の時の回想やら、いろいろなテーマについて書かれたエッセイ本。広瀬書院から刊行されている渡部さんの本も、随時、本欄で紹介してきた。このエッセイも「手書き」というか「肉筆」によるものだろう。「口述本」は近年、徳間書店など、各社から随時刊行されてきている。それはそれでいいのだが、「手書き」での推敲したエッセイ本もまたいいもの。これが最後のエッセイ本となるのであろうか。

ざっと編著や文庫化や再刊なども含めると、700冊ぐらいの「著作」があるようだ。それらのすべてを読んだわけでも、積んどくしたわけでもないが、愛読していた物書きが一人一人、世を去っていくのは寂しいものがある。

本日の新聞広告(産経)によると、 『追悼「知の巨人」渡部昇一 まるごと一冊 永久保存版 ウイル臨時増刊号(歴史通)』 (ワック刊行)が発売されるそうな。かつて加藤周一が死んだ時、彼を「知の巨人」と称して、NHKは追悼番組を作っていたように記憶している。まぁ、評価は人それぞれ…。野球の巨人は連敗中だが…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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