古本虫がさまよう 苦節ウン十年…ついに寺尾五郎の「20世紀最悪の迷著」(『朝鮮 その北と南』)を古本市で発見。しかも搾取されることなきお値段200円にて。虚報の責任を問い質す? この本、中央区立図書館が所蔵すれども「禁帯」。その背景に政治的理由はあるのか?
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苦節ウン十年…ついに寺尾五郎の「20世紀最悪の迷著」(『朝鮮 その北と南』)を古本市で発見。しかも搾取されることなきお値段200円にて。虚報の責任を問い質す? この本、中央区立図書館が所蔵すれども「禁帯」。その背景に政治的理由はあるのか?
(2017・5・28・日曜日)




昨日(土曜日)はまぁシャツ一枚で外出可能な陽気。午後からギャンブル大会に出るという妻を置いて、まずは五反田古書会館へ。
加藤郁美氏の『切手貼とピンセット』 (国書刊行会)、著者出版社不明のエロ本? 『早春』『玉川スミのちょっと泣かせて下さい』 (東映企画プロモーション事業室出版)、涌井安太郎氏の『星をめざして わたしの協同組合運動』 (家の光協会)を購入。

さらに、あの20世紀最大(最悪?)の迷著、寺尾五郎サンの『朝鮮 その北と南』 (新日本出版社)を発見! 月の輪書店さんの出品。たったの200円(1961年刊行時の元値は380円)。

昨日夜の時点で、「日本の古本屋」には見当たらず。アマゾンで5000円ぐらいで出ているが…。
寺尾サンのもう一冊の迷著『38度線の北』 (新日本出版社)ともなると、アマゾンでは15000円~30000円弱で売っている。

都内の区立図書館だと、中央区立図書館だけが、『朝鮮 その北と南』を所蔵している。しかし、この中央区立図書館、史上サイテーの図書館だということは本欄で何度も指摘している通り。昭和40年だか、45年以前刊行の本は一切合切保存状態の違いを無視して貸出禁止、禁帯にしているのだ。従って、1961年刊行のこの本は、借りて読むのは不可能(もしかしてこの本を貸し出さないために、そんなルールを作っているのでは? 中央区立図書館には共産党員が多々いる? この古本、本文の紙はさすがに劣化し、わら半紙が変色したかのような色合いになっているが、まぁ、十分読める。貸出ても大丈夫?)。

冗談はともかくとして、この寺尾の二冊の本は、20年以上前に国会図書館に出かけ、その場で館内で借りて読んだことはある。一部コピーも取ったが、「私有」はしていなかった。古本屋(古本市)の目録で見かけたことはあったが、当時としてもかなり高いお値段だった。5000円~6000円ぐらいはしていたのでは。いくらなんでも「高過晋作」。

日本共産党関係者が自分たちの恥さらしの本だから、見つけ次第買い占めて「焚書」にしているのではないかと噂もされた。元赤旗の平壌特派員の萩原遼さんがこの二冊の「復刻」「復刊」をしようとしていたとも聞いたことがある。著作権の関係もあるのだろうが…。

ともあれ、その迷著の一冊をついに個人所蔵したのだ。
やはり、古本屋(古本市)にまめに通えば、いつかは出会えるのだ!!!
さっそく車中少し「再読」。いやはや唖然とする北朝鮮帰国者の天国的生活を報告している。日本に比べて生活費は安い、広いアパートに住めて、給料も高くて、余ってしまう……。バカにつけるクスリはない?。

この本、写真家も同行していたようで、田村茂さんのお名前が。この前、古本屋で同じく新日本出版社刊行の『田村茂の写真人生』も購入。北朝鮮に取材したこともちょこっと出てくるようだが……。1986年の刊行だから北朝鮮天国論も色あせてきたところだから、あまり強調はしていないようだ。新日本出版社…。この寺尾本、罪滅ぼしに萩原遼さんの解説付きで「復刻」したら?

さておき、これだけ買って1100円。かつて買った古本もあるかもしれないが、この『朝鮮 その北と南』は初めてのはず。

ほぼ同じころに刊行された関貴星氏の『楽園の夢破れて』 (全貌社・1962年)、 『真っ二つの祖国 続楽園の夢破れて』 (全貌社・1963年)と、寺尾五郎の『三八度線の北』『朝鮮 その北と南』 (新日本出版社、1959年、1961年)とを比較すれば、少なくとも共産主義の悪に対して新日本出版社がいかに盲目であったかは自明であろう。全貌社のほうが正しかった!!!

ちなみに関氏の本は復刊されている。 『楽園の夢破れて』は亜紀書房から。こちらは萩原さんが解説を書いている。あと『楽園の夢破れて』と『真っ二つの祖国』とをあわせて編集した『北朝鮮1960―総連幹部・最初の告発』も河出書房新社から刊行されているが、こちらの解説者はイマイチだったと記憶している。こちらも萩原さんに頼めばよかったのにと。

寺尾のこの本のために、どれだけ多くの人が騙されて北朝鮮の罠にひっかかり、絶望的な人生を過ごすことになったか。関係者、関係機関でまだ生き残っている人がいたら、己の「虚報」の言論の責任を直視すべきだろう。他人に対して「自虐」を主張するなら、己に対しても「自虐」になるべし?

ともあれ、そのあと、高円寺古書会館、神田古書会館へと行くが、寺尾本で「ウン」を使い果たしか、特に買いたい本はなし。

神田古書会館を出たあと、神保町古書街には向かわずJR東日本の御茶の水駅に戻り、 『御茶ノ水ソラシティ』へ。この地下一階の『Solaマルシェ』でミニ古本市がやっているようなので足を運んだ次第。だが小規模。特に買いたいものはなし。

ここはつけ麺屋やエビスバーなど、ちょっとした飲食店もあり。エビスバーとやらに入ろうかと思ったが禁煙かどうかの表示が入口にない(帰宅してチェックするとランチタイムは全面禁煙だが、それ以外は「分煙」のようだ。「分煙」だと、意味のない「分煙」だろう。悪臭が禁煙席に漂うのを完全にはシャットアウトはできまい。だったら、全面禁煙のキリンシティのほうがいい。エビスもダメだね。そもそも僕はエビスビールなんかありがたくもなんとも思っていない。キリンのハートランドのほうがはるかに美味い(安い?)。さらばエビスバーよ? 早くキリンシティが御茶の水、神保町界隈に進出してくれればいいのに……。
もしくはちゃんとした「分煙法」ができればいいのだが、自民党の一部が抵抗しているようだ…。他人の鼻孔に悪臭を漂わせる権利が制限されるのは当たり前の話。そういう要求を実現させるのを阻止するのは、かなりの非文明人というしかないのでは。

ともあれ、某駅近くのつけ麺屋で大盛り(あつ)830円を食べてから、帰宅して久しぶりにハートランドを飲みながら一休み。サンマはメグロ、ビールはエビスよりハートランドに限る?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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