古本虫がさまよう ペンギンとインコとフクロウとスズメとオオタカと古女房が人生を変えることもある?
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ペンギンとインコとフクロウとスズメとオオタカと古女房が人生を変えることもある?
(2017・5・25・木曜日)




トム・ミッチェルの『人生を変えてくれたペンギン 海辺で君を見つけた日』 (ハーパーコリンズ・ジャパン)を読んだ。

たった一羽、生き残ったペンギン――君を助けたあの日、すべては始まった。
22カ国で刊行の、ハートフル感動実話。冒険好きの若き教師トム・ミッチェルは南米旅行中、プンタ・デル・エステの海に立ち寄った。待ち受けていたのは、重油にまみれて浜辺で息絶える数千羽のペンギンたち。だが、その中にただ一羽、生き残っていたペンギンがいた――。助けられたペンギンは彼になついてしまったのか海に帰ろうとせず、やがて「フアン・サルバドール」と名づけられ、学校の屋上で暮らすように。若き教師とペンギン、ふたりが最高の“親友"になるまでを綴った、感動実話。


この前、「ペンギン」に癒されたノンフィクションを紹介した。
再録的に紹介すると---。
この前、テレビ(フジテレビ『奇跡体験! アンビリバボー』)で知った本を読んだ。妻が見て、感動して入手。キャメロン・ブルーム、ブラッドリー・トレバー・グリーヴの『ペンギンが教えてくれたこと』 (マガジンハウス)という本。

内容(「BOOK」データベースより)→「もう一度自分の二本の足で立つことができるなら、どんなものでも差し出すでしょう」―。事故で脊髄を損傷したサム・ブルーム。すべての励ましや慰めの言葉が無力なとき、彼女を支えてくれたのは、同じようにけがを負いながら立派に回復してみせた“ペンギン”と名付けられたカササギフエガラスの存在だった。人生の意味、そして心の絆とは何か?を問う温かなノンフィクション。

ちょっと紛らわしい書名だ。普通、「ペンギン」といえば、「ペンギン」だろう。実際はカラスの仲間の鳥(“カササギフエガラス”)。色が黒、白だから「ペンギン」と名付けたそうな。不運な事故で、下半身不随になった妻の心を癒したのが、その「ペンギン」だったという。妻だけでなく家族全員を励ますことになった。犬や猫と違って、原則、野生の鳥が、これまた不運な事故(巣から落ちて…)で人間に保護されて、人間を親や家族と思って、半野生になり、人間に懐くということはしばしばあることだが……。

著者(夫)が写真家ということもあり、そうした「ペンギン」と家族との触れあいの写真などが上手く構成されていて、写真集としても読める一冊になっている。半身不随の妻はカヌーに挑戦し、東京五輪にも出場する可能性もあるとのこと。夫のコメントによれば、「私が真剣に付き合ったガールフレンドはサムが最初で最後だった」とのこと。なるほど。我が家と同じように(?)健全なご夫妻だ。

こちらの本は、本当のペンギン。重油漏出事故で死ぬ寸前だったペンギンを拾い、宿泊先で介護。教師として赴任する寸前での旅先での遭遇。海に戻そうとしても、彼についてくる。仕方なくアルゼンチンに一緒に「入国」。時は1970年代。インフレとクーデターなど、騒乱の時代。そういう時代観察も面白い。また、ペンギンを寄宿学校につれてきたこともあって、少年たちの「ペット」にもなる。彼らの中には、ペンギンに癒されることも。勉強分野などでは劣等生だった少年が、ペンギンのプールでの泳ぎに感化され、自分の天分(泳ぎ)を発揮してのしあがったりも。大変面白い作品だった。

たかが「ペット」ではあるのだが…。ここまで密接になると、「人間」と同じだろう。鳥でも、先の本の「ペンギン」のような鳥もいる。巣から落ちたりした幼鳥を飼ったりすると、人間に慣れ親しむことも。我が家のインコは、どうしようもない代物(?)で、手乗りにもならないで、ただ、餌を食べ散らかすだけだ(時々、餌箱などを引っ繰り返す)。それでも一日中、可愛い声で鳴いているから許すが…(この鳴き声は騒音に非ずだが、人によっては騒音と感じるかもしれない)。

ジョナサン・フランクリンの『イートン校の2羽のフクロウ』 (エクスナリッジ)も似たような癒し本だった。親鳥が猟師に撃たれ、巣に残された二羽のフクロウの面倒を見ることになった少年の体験記。1960年に出版された本。イートンの先輩の名前として「オーウェル」も出てくる。イートン校を訪れたこともある。単に、観光旅行でウィンザー城に行くついでに寄って校庭をながめた程度。ここにオーウェルがいた時もあったのかと。

自宅でフクロウと遭遇し、時には学校の宿舎に連れて面倒を見ていたそうな。やがて、「野生」化し、自宅を離れて戸外に出て行くものの、時折、帰って来たり。以前、一箱古本市をやっていた時、その近くの店で、フクロウを見かけたことも。
しかし、フクロウもペンギンもよく食べるからエサが大変。フクロウはドブネズミが好物のようだし…。人間に飼われたために、ネズミを少しフクロウが怖がることもあったそうな。ネコがネズミを怖がるようなものか。

クレア・キップスの 『ある小さなスズメの記録--人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯』 (文藝春秋)
も、大変面白い本だった。ネコやイヌもいいかもしれないが、我が家は鳥派。そういえば、オオタカも最近増えてきたそうで、希少種からはずれるそうな。結構なこと? 朝日新聞内部にも、「タカ」が少し増えてきたらいいのにね? 都会地で猛禽類はハトなんか食べて増えているという。 実際、ハヤブサなんかも都会進出しているとか。ガンバレ、タカ派?
僕はハト派は大嫌いだけど、フクロウ派、ハヤブサ派どまり?
でもハトからみれば、フクロウもハヤブサもオオタカも同じく天敵?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

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