古本虫がさまよう 「痴漢の楽園」「痴女の楽園」「痴辱(恥辱)の楽園」はいかんが、「書痴の楽園」はいいではないか? ともあれ、エフトゥシェンコさんも渡部昇一氏さんも4月に亡くなっていたのか…。
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「痴漢の楽園」「痴女の楽園」「痴辱(恥辱)の楽園」はいかんが、「書痴の楽園」はいいではないか? ともあれ、エフトゥシェンコさんも渡部昇一氏さんも4月に亡くなっていたのか…。(2017・5・22・月曜日)




昨日(日曜日)は、自宅で仕事(書類整理)。面白い「書類」相手なので苦ではないのだが、その間にもいろいろと仕事がらみの電話がかかってきたりして中断。
高知に旅行に出かけていた家人も夕方に帰宅。 おみやげは「野根まんじゅう」。これを買うなら「浜口福月堂」の「野根まんじゅう」に限る。類似品にはご注意を!?

ふと、目を休めさせよう、ネットでふふふのモノでも見ようかと思って「恥辱の楽園」とか「痴女の楽園」とか打ってみた。ふうむ…いろんなものが出てくるなと思いつつ、 「痴漢の楽園」と打とうと思ったら、打ちミスで「書痴の楽園」となってしまった。すると、 渡部昇一『書痴の楽園』 DHCテレビなるものがトップに出てきた。そういう番組があると聞いたことはあるが、見た記憶がなかった。

そもそもパソコンでテレビ的なる番組が見られるということもよくは知らない。それをクリックしてみると、面白い。タレントの宮崎美子さんは、別の衛星放送番組でも「本」がらみの番組のキャスターみたいな仕事をしているのを拝見したことはあるが、こちらは「書痴」の渡部昇一さんをメインに、宮崎さんが聞き手の形で、渡部さんの自宅の書庫などを探索するシーンも出ていた。古本屋のご主人なども登場。何十回も放送されているようだ。

ざっと14~15万冊の本が蔵書として書庫におさめられているとのこと。ううむ、我が家も1・5万冊はあるか? 上京して40年。一年1000冊ぐらい購入していたら、4万冊? 一日一冊は読んでいたから、1・5万冊+αはあるか? いやいや、処分した冊数もそこそこあるし、図書館で借りたりすれば、蔵書にならないから…。 それに「文庫」なども入れての冊数。渡部さんの書庫にも、いしいひさいち氏の漫画やゴルゴ13などもあるようだが……。フランス書院文庫はないだろうなぁ。我が家も大分棄てたが、それでも百冊以上はある?

ともあれ、 『カンタベリー物語』か何かの初版本がほしくて、買いたいと思ったけど、なんと3800万円もする。まもなく上智大学を退職する予定だったので、退職金がいくら貰えるか聞いたところ、それでなんとか買えるようだと判断して購入することにしたとか……。
ううむ。私立大学の当時の定年は古希ぐらいだっただろうか? 今から十数年前で、少なくとも3800万円以上の退職金があったというのは、恵まれているほうだと思うが、それを一冊の本に注ぎ込むとは…。奥様は本を買っても怒らない奥さんだったとのこと。ううむ……。我が家とは、退職金の金額も、蔵書数も、妻の度量もすべて大きく異なるようだ。そんな画像をついつい見とれてしまった……。
我が家もスライド式(手動)の本棚はあるが、渡部家は機械式。とにもかくにも、立派な書庫・書斎だった。立花隆氏や猪瀬直樹氏の「書斎」「書庫」も敵わないだろう。圧巻!
  
それはさておき、2017年5月17日付け産経新聞の安井侑子氏のエッセイ(見出し「時代を疾駆したロシアの詩人」「追悼」「エウゲニー・エフトゥシェンコ氏」)で知ったのだが、エフトシェンコが2017年4月1日に84歳で死んでいたとのこと。渡部さんより2歳ほど若く、二週間ちょっと早く亡くなっていたようだが、ほぼ同世代。

エフトシェンコといえば…。まぁ、反体制派詩人のような、そうでないような微妙な立ち位置だったか…。

産経の安井氏のエッセイでも、エフトシェンコの立ち位置に関しての評判が書かれていた。当局の犬とか?  いやいや、自由を愛する詩人だとか。     
彼の『早すぎる自叙伝』 (新潮社)を読んだのもかなり昔のこと。

エフトシェンコさんはたしか若い奥さんを連れて1992年に来日していた。イイノホールだったかどこかでスピーチを聞いた記憶がある(が、なにせ25年前)。当時存命だった、ロシア文学者の木村浩さんは、エフトシェンコに対して、中立というか、 『収容所群島』 (新潮社)の著者ソルジェニーツィンの訳者らしく、冷やかな眼で彼を見ていた。

1992年1月号の「諸君!」に、両者の対談、 「大論争ソ連知識人74年の選択”反体制詩人”はなぜ生き延びたか」が掲載されている。

タイトル脇の冒頭のリードが、 「あなたは、反体制の看板をクレムリンに利用されたのではないですか」(木村)、「木村さんは、亡命者や殺された作家しか愛せないのですか!」(エフトシェンコ)となっていることからも自明。

エフトシェンコさんも、木村浩さんやソルジェニーツィンや渡部昇一さんと天国で仲良く語り合っていることだろうか?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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