古本虫がさまよう 日中間の難事件は「通州事件」「南京事件」そして「尖閣事件」へと続くのか?文革時代の蛮行を日本軍のせいにされるのは御免!
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日中間の難事件は「通州事件」「南京事件」そして「尖閣事件」へと続くのか? 文革時代の蛮行を日本軍のせいにされるのは御免!
(2017・5・18・木曜日)






広中一成氏の『通州事件 日中戦争泥沼化への道』 (星海社新書)を読んだ。


内容紹介→居留民二二五名死亡。見逃された予兆、責任逃れ、プロパガンダ
日中戦争開始から約三週間後の一九三七年七月二九日。北京からほど近い通州で、日本の傀儡政権である冀東政権麾下の中国人部隊「保安隊」が突如反乱を起こした。「通州事件」と呼ばれるこの反乱により、二二五名もの日本人居留民(うち一一一名が朝鮮人)が命を落とした。しかし、通州事件には、未だ多くの疑問が残されている。「反乱はなぜ起きたのか?」「予兆はなかったのか?」「責任は誰が取ったのか?」「事件はどう報道されたのか?」――本書では、これらの疑問に対し、数々の史料を駆使して検討を加える。事件発生から八〇年が経とうとしている今だからこそ、我々は感情的で不毛な議論を排し、実証的見地からその全貌を捉え直さなければならない。



通州事件に関しては、 『通州事件 目撃者の証言』 (自由社ブックレット) や、  加藤康男氏の 『慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件』 (飛鳥新社)も出ている。

藤岡信勝さん監修の『日本人が知らなくてはいけない通州事件 80年目の真実』 (英和出版社)も出た。拾い読みはしているが、まずは広中氏の本を読んだ次第。

著者は、内容紹介にある通りの筆致で、通州事件を論じている。帯文の「なぜ、中国人による日本居留民殺害だけこだわるのか?」「不毛な感情論を排し、惨劇の全貌に迫る」といったところ。この問題に関しては、そもそもの知識不足故に勉強の一端として。

この広中さんという人は面白いテーマを追っている。以前、こんな本を紹介した。以下再録的に。


広中一成氏(&梶野渡氏・語り)の『「華中特務工作」秘蔵写真 陸軍曹長梶野渡の日中戦争』 (彩流社)も、シナ事変(日中戦争)から太平洋戦争(大東亜戦争)時代の中国戦線の、ある意味でノスタルジックな光景を「証言」している本だった。

 梶野氏は1919年生まれで、1940~1946年まで軍人として中国戦線にいた。現在も90歳を越えて存命。もっぱら宣撫・特務工作を担当したこともあって、現地での戦場写真を数多く撮影し、戦時中に一時帰国した時に持ち運んだために、戦後も私物として秘匿することができたという。それらを、大学の関係者との戦時体験の聞き語りの際に提示し、これは貴重だということで、その聞き手の一人だった広中氏(1978年生まれ)がまとめ、あわせて聞き語りで当時の宣撫工作などの回顧を綴ったのが本書である。

 梶野氏は初年兵の時、苛められた体験から、古参兵になっても他を苛めたりせず、また中国人相手にも「ちゃんころ」などとバカにせずに名前で呼んだりして丁寧な応対をしたこともあって、現地に浸透することができたという。それはそれで「工作」の一貫と受け止める向きもあるかもしれないが、先ずは「人格」の問題であったといえよう。

 現地の文化財(酔翁亭記碑)の保護なども積極的に務めたとのこと。1942年に当地にあった酔翁亭記碑が戦火で破壊されたら大変なことになると考え、一部の反対があったにもかかわらず、それらを保護する措置を取ったことがあるという。理解ある上司もいたそうな。そのおかげで現地の中国人から感謝され、その碑の拓本をもらったという。

 ところが、戦後になって、この碑は日本軍が破壊したと中共側が言い出し、72年に、名古屋のデパートで開かれた中国物産展で、「碑は戦時中に日本軍によって破壊された」と説明されているのを知った梶野氏はすぐに抗議の手紙を現地の市長宛に送ったという。証拠となる写真も送付したとのこと。
やがて、調査の結果、碑の破壊は日本軍によるものではなく、1960年代の文革時代に紅衛兵によってなされたものであることが判明したという。

 ここは重要なポイントといえる。
 中国は、ことあるごとになんでもかんでも日本軍の破壊があったと称しているが(実際そうであることも多々あるだろうが)、実は文革時代による破壊だというものも少なくないという事実である。
 そうした意味でも貴重な書といえる。証拠となりうる写真などがあるわけだから。こういう生き証人が徐々に死亡によって消えている今、また、ことさら自虐史観的に証拠もなく「証言」だけで、「私とっても悪いことしたあるよ」と告白する詐話師も日本に多々いる以上、こういう写真付きでの「証言」は、より信頼感が持てる。
 若い著者は愛知大学で学んだという。愛知大学ときけば、ううむ……玉石混淆の中国研究者がいるような印象を持っているが……。

 異民族で戦時中であっても、中国文化に対して尊重の念を持ち、その保護に務めた軍人が日本にはいたというのに、それを自ら破壊して平然としていた文革時代や、その指導者の毛沢東などがいかに「異常」な存在であるかが分かるだろう。

 その点で、「南京大虐殺」の張本人(?)と目されることもある松井石根を描いた評伝でもある早坂隆氏の『松井石根と南京事件の真実』 (文春新書)もシナ事変(日中戦争)を考える上での好著である。(再録終り)



南京事件にしても、通州事件にしても、いろんな視点からの書物が出ている。これも言論出版の自由があるから。それを悪用して、吉田某サンのような「詐術」的な言論活動をする不届き者も出てくる。自然に淘汰されることを祈りたいものだが……。

それにしても、次に日中間で起こるのは「尖閣事件」だろうか? 現代社会にあっても、 海上での衝突…。映像やらなんやら、「偽造」「捏造」もありうるかも……。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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