古本虫がさまよう 「古本虫」の比ではない、『風俗の虫』(捜査の虫)の著者(元警官)、松木たかしは『ガマの聖断』の著者・南喜一を彷彿させる見事な「オーラル・××××」を含めた「オーラル・性ヒストリー」を遺した? そしてさらば日ノ出町の「浜劇」よ?
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「古本虫」の比ではない、『風俗の虫』(捜査の虫)の著者(元警官)、松木たかしは『ガマの聖断』の著者・南喜一を彷彿させる見事な「オーラル・××××」を含めた「オーラル・性ヒストリー」を遺した? そしてさらば日ノ出町の「浜劇」よ?
(2017・5・15・月曜日)




昨日(日曜日)はせっせと自宅で仕事。夜七時のテレビニュースも、手元にあるラジオ(テレビ音声が聞ける)で聞いていた。

さすがに北朝鮮のミサイルが飛んだ日で号外も出たから、NHK が好きな大相撲のニュースが「トップ」ではなかったようだ(最初に映像は流れたみたいだが、負けたこともあってか? まずは北のミサイルがトップニュース。でも勝っていたら、相撲力士の勝敗のほうがトップのトップニュースだったかも? なにせ、教育番組を潰してまで、春夏の高校野球の甲子園大会を初戦の最初から最終戦の最後の回まで完全中継する異常なスポーツ好きのテレビ局だから…)。

それはさておき、この前、古本市で購入した松木たかし氏の『風俗の虫 捜査官が覗いた日本の風俗70年』 (幻冬舎ルネッサンス)を一読。いやはや、面白い「性的自叙伝」だった。2011年の刊行。

戦中から現代まで日本全国津々浦々を渡り歩いた男の一代風俗記! 男の遊びと女の姿、そのすべてを記した日本男児への『遺言』! 男性の平均寿命と言われている78歳もクリアし、80の大台も突破した。しかしまだ上も下も元気で、一週間に1、2回は夜の金沢を徘徊して大いに飲み、語り、歌っている――。初年兵時代に仲の良かった戦友も、人生の快楽を何一つ知らず、童貞のまま戦死してしまった。これらの学友、戦友に代わって私は長生きして快楽を味わっているが、彼らの冥福を祈って毎日合掌しているのである。(「はじめに」より)

大正15年、満洲に生まれ、小学三年生の時、六年生の少女に誘われ、誰もいない自宅に行く。そこで、あそこに触っていいわよと「てほどき」を受けたのがきっかけ(?)で、性に目覚めてしまった著者。
とはいえ、童貞のまま少年期を過ごす。軍人時代に「売春宿」に行くものの、「挿入」のないまま射精…。

ともあれ、シベリア抑留から帰り、もっぱら金沢での警官人生。地元はむろんのこと、研修などで東京などに出かけたりするとストリップや風俗店へ。また定年後は全国各地の風俗めぐり。妻はもちろんいたが、「商売女」なら…許容されてのこと。トルコ、ヌード劇場やらさまざま。妻が死んでからはデリヘルも堪能…。祖父がシベリア帰りだったという風俗嬢さんとはしんみりした会話も。

この人、人柄もよいのだろうか? そして80歳すぎても「勃起」「射精」可能。見た目は還暦過ぎ程度にしか風俗嬢からも見られないと自慢している。 「日本のルトワックか?」。

遊廓、赤線、青線、ストリップ、花電車、デリヘル、ヘルス、ピンクサロン、トルコ(ソープランド)…。とにもかくにもマメ。

赤線廃止のため、著者の管轄地域では、素人女性を襲う強姦事件が一時多発した実例なども報告されている。安易な理想主義の弊害を戒めたり。
容疑者の取調べで、風俗の話が出て、 「潜望鏡」を知らないので、ふふふ、そんなことも知らないのかとバカにすると、容疑者が不安になり、教えてくれたら自供するから…なんてことも? 芸は身を助ける?

ともあれ、風俗店などを取り締まる側にもいる警官が、合法の範囲内とはいえそういう風俗めぐりをしているあたりも面白い。口述本かどうか知らないが、読む限りにおいて文章もしっかりしていて具体的。「自腹」での風俗通い…。一読の価値あり。

幸い、都内の区立図書館でも置いてあるところがある。借りて読むことも可能だろう。幻冬舎ルネッサンスというのは、自費出版担当の部署名。 著者には『捜査の虫』なる本もあるそうな。これは完全に自費出版の本のようで、国会図書館にもなさそう。こちらも面白そうだ。読んでみたいもの。

古本屋・古本市にはこういう「チンキな本」も点在しているから、やはり古本市通いは止められない?

この人の場合、風俗店通いは生き甲斐で死ぬまで止めれらないということか? 金沢から「同窓会」出席のため夜行バスで東京(横浜)にやってきて、始まるまで時間があるので、「モーニングサービス」を受けたりもしている。
そのほか、ヌード劇場(ストリップ)での体験談(徐々に露出が激化していく)は「歴史」を感じさせるものがある。劇場での単なる「鑑賞」ではなく、さまざまな舞台での「実体験」も詳述されている。ダンサーの「あそこ」に指ならぬ腕を入れたこともあるそうな? 参考文献に、南喜一氏の『ガマの聖断』 をあげてもいる。

そういえば、横浜の京浜急行の日ノ出町駅すぐ近くにヌード劇場というかストリップ小屋(浜劇)がある。5000円だったか? アダルト女優なども出演。この前も、開始時刻前だったか、行列ができていた(モーニングサービスというか、早朝料金割引もあるそうな? シルバー学生料金なども。4000円)。

人生、まもなく還暦になるが、実はストリップは見たことがない……。以前、ある国際政治学者が、趣味はストリップ小屋行脚というのを聞いたことがあって、「意外?」と思ったものだが、松木氏の本を読むと、ストリップ小屋には人生の哀愁が漂っていると実感した次第。「あそこ」を使った名人芸の数々もあり、ミサイル発射ならぬ小水発射?などもありとか? ううむ、北のミサイルも、美女の小水もどっちもいやだが、まだ「小水」のほうが被害は少なくてすむ?

場内が完全禁煙なら見てみようかな? でも、ホームページを見ると、場内は禁煙のようだが、ロビーに「喫煙スペース」があるようだ。これじゃ、ダメだね。中途半端な分煙レベル。残念。さらば浜劇よ? いや、待てよ。浜劇は、横浜ロック座に名称が変わったんだっけ?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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