古本虫がさまよう 新日本出版社の『台湾少年の歌』があるなら、『チベット少年の歌』や『ウイグル少年の歌』や『南モンゴル少年の歌』があってもよかったのにと思うし、『村上春樹とスペイン』『村上春樹とイギリス』という本があるのだから、だったら『村上春樹と南京事件』なんて本もあってもいいかと?
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新日本出版社の『台湾少年の歌』があるなら、『チベット少年の歌』や『ウイグル少年の歌』や『南モンゴル少年の歌』があってもよかったのにと思うし、『村上春樹とスペイン』『村上春樹とイギリス』という本があるのだから、だったら『村上春樹と南京事件』なんて本もあってもいいかと?
(2017・5・14・日曜日)






昨日(土曜日)は、妻が珍しく「週末ギャンブル」に行かないというので、鎌倉に眠る「知人」の墓参りに一緒に行こうかと思ったのだが、強雨が降るとのことで見合わせてしまった。

ということで、まずは神田古書会館に行くものの、珍しく特に買いたいものはなし。年に何回かあるが……。買いたいものがないのは仕方ない。「おや?」と思ったものもあったが、3000円とか、そんなお値段だし…。黙殺?

天候も悪いので、軒先コーナーも出ていないので神保町古本屋街をじっくりと覗くこともなく、足早に「いもや」へ。を久しぶりに食す。ここに通いだして40年になる。特にご飯やキャベツの大盛りを頼んだことはないが、それは「無料」だろうか? 僕より先に来て注文して食べていた人は、ご飯を平らげて、また大盛りといってお替わりしていた。そして、無料の漬け物をそれに載せて…。体格はいささか太っているほう…。上には上がいるものと感心。僕のほうが先に店を出たので、「800円」だったか未確認だが…。それにしても味噌汁が赤だしでなくなったのだけは残念。それにしてもとんかつ定食が800円というのは安いのだろうか? 近年、とんかつ定食なるもの、「いもや」以外で食べた記憶がほとんどないから比較できない?

そのあと仕事場で少し仕事を片づけて、それから高円寺へ。

古書会館では、茨木晃氏の『スペイン史概説』 (あけぼの印刷社)、梁取三義氏の『愛と正義の谷間』 (彩光社)、ドラ・ラッセルの『タマリスクの木 ドラ・ラッセル自叙伝』 (リブロード)、梁学政氏の『台湾少年の歌』 (新日本出版社)を購入。4冊で合計1100円。

会場周辺、やけにタバコ臭かった? 広場入り口脇の喫煙可能のところには人気はなかったが…。より奥のほうで古本市関係者が吸っていたのだろうか…。タバコの欠点は、悪臭が漂うところにあり。「建屋のない原発」と同じ。そういうところで吸うなら、せめて「電子タバコ」なら、そんなに悪臭が周辺に漂うことはないだろうが(密閉した部屋だと、電子タバコとて問題があるかも)。
国会も共謀罪や9条改正以上に、喫煙空間の合理的制限をめぐって「正論」が通るようにしてほしいものだが…。中途半端な決着になったら、オリンピック開催は止めたほうがいいね。

勿論吸いたい人は、人のいないところでなら吸える自由はある。それを保障した上で、他人が近くにいるところでは吸う権利はないのであって、それに違反する人からは罰金を取って、その金やタバコ税の一部を使って、人口密集地で二重ドアの消臭シャワーつきの喫煙ルームを建設維持するように心がければ、共存共栄も可能だろうに…。あと、せめて、料理店など営業時間のうち、半分の前半は「完全禁煙」にするとか、そんな中途半端な妥協でもいいから「一歩前進」すればいいのに……。飲食店もそれぐらいの代替案を提示するぐらいの器量はないのか? 喫煙に晒される従業員がいたら、時給に「危険手当」を上乗せすることも必要になるだろうが…。そして認知症の高齢ドライバー以上に、認知症の高齢喫煙者による「失火」も重要な問題だろうに……。
ともあれ、 『台湾少年の歌』は、この前、つちうら古書倶楽部で購入した尹世重氏の『赤い信号弾』 (新日本出版社)と同じシリーズの一冊だ。子供向けの本。ルパンとかホームズとか世界の名作シリーズという感じ。箱入り。しかし出版社が、日共系の新日本出版社だから、当然うさん臭いだろうと思って手にした。

訳者の笠原良郎氏が、左翼イデオロギー丸出しの解説を書いている。1967年の訳出だから、その当時の日本共産党の考えを反映もしているのだろう。

戦前は日本の植民地統治で苦しめられ、戦後は蒋介石・国民党に支配され、2・28蜂起があった云々と述べる。一方、大陸は中国共産党によって解放され、 「社会主義建設が着実な足取りで開始」し、台湾の人々も「暗黒政治を終わらせ、明るい台湾を取りもどす唯一の希望として、民衆が共産党を熱烈に求めているようすが(本書では)えがかれています」と嘘八百(?)を書いている。 「台湾の民衆は、自分たちの生活を根こそぎ破壊する元凶が、国民党政府とその背後のアメリカであることを、はっきりと見ぬいていた」と。

今や韓国も台湾も自由で民主的な選挙が保障されている。中共や北朝鮮では、ホンコンも含めて、そんな選挙は未だに行なわれていない。「民主主義」のレベルではもはや勝負あったというしかあるまい。

寺尾五郎の北朝鮮ヨイショ本といい、こういう少年向けの荒唐無稽な「駄作」の数々を新日本出版社は出していたということになろうか(勿論、読むに耐える本も出してはいるだろうが、どうせ出すなら『中共少年の歌』とか『チベット少年の歌』とか『ウイグル少年の歌』とか『南モンゴル少年の歌』なんて作品を日本人作家を使ってオリジナル企画で出せば良かったのに?)。
少なくとも、新日本出版社と同じ傾向(?)のある岩波書店でさえも、楊海英氏の『墓標なき草原』などを出している。南モンゴルに於ける中共文革時代(今も?)の野蛮な行為を告発した書。本当の意味での良心的出版物といえる。

ともあれ、古本屋や古本市に行くと、こういう「チンキな本」を発見する楽しみがあるから止められない?

夕方、ちょっとした会合が都内にあったのだが、いろいろと雑用多く、出席できないまま帰宅。調布パルコの古本市もやっていたが、この前は行けたが、今回は行く暇なし。調布の蚤の市も雨天決行のようだったが行けず。古本コーナーもあったようだが…。

安いスペインワインを片手に、茨木晃氏の『スペイン史概説』 のスペイン内戦あたりの箇所を読んだあと、小阪知弘氏の『村上春樹とスペイン』 (国書刊行会)を少しひもとく。後著はちょっと専門書。積んどくになりそう…。吉岡栄一氏の『村上春樹とイギリス ハルキ、オーウェル、コンラッド』 (彩流社)まだ読了したが……。「村上春樹」という固有名詞も、いろんな「国」や名詞などとドッキングして本が書けそう。 『村上春樹とオーラルヒストリー』とか『村上春樹と南京事件』とか…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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