古本虫がさまよう 消えたはずだよ? おとみさんとブルマー&マルクス主義の復権、復活、リバイバルはありうるかも?
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消えたはずだよ? おとみさんとブルマー&マルクス主義の復権、復活、リバイバルはありうるかも?
(2017・5・10・水曜日)






1953年生まれで関西大学教授の山本雄二氏の『ブルマーの謎 女子の身体と戦後日本』 (青弓社)を読んだ。親が洋品店をやっていて、売れ残りの在庫として学生服やトレパンと並んで、ブルマーがあったそうな(ズロースも?)。そういうこともあっての研究成果?

内容紹介→ブルセラブームを契機に批判を受け、1990年代以降に学校現場から姿を消したブルマーは、なぜ60年代に一気に広がり、30年間も定着・継続したのか。資料探索や学校体育団体・企業への聞き取り調査から、普及のプロセスと戦後日本の女性観の変容を明らかにする。
内容(「BOOK」データベースより)
ブルマーはなぜ広まり、定着したのか―綿密な資料探索と学校体育団体やメーカーへの聞き取り調査を通して、ブルマー普及の足取りを追う。ブルマーは導入当初から性的なまなざしにさらされてきた。にもかかわらず、学校現場で存続してきた「謎」を解き明かし、戦後日本の女性観の変容と軋轢を浮き彫りにする。



シンガポールの日本人学校で、密着型ブルマーの着用を義務付けていたら、それに反発する生徒がいて、朝日が記事にしたために、フェミニストも介入。人権問題云々の議論になったあたりから、日本国内でもブルマーが衰退していったようだ。ふうむ、やはり朝日か…。地髪を染めることを監視する最近の公立高校の動きも批判的に取り上げていたかと(一面記事として)。

著者は、シンガポールのその日本人学校にまで出かけている。といっても、当時の校長・先生はいなかった模様。ブルマーを義務づけるなんて、男の悪趣味、「男性教師の目の保養のための校則ではないかと勘ぐりたくもなった」といわんばかりに批判していたフェミニストがいたとのことだが、実際は強制を主導したのは女教師だったという。

残念ながら、その女教師に、その真意を問い質すことまではできなかったようだ。そもそもフェミニストが安易に考えるような「目の保養」どころか「目の破壊」にもなりかねないことも。
僕の小学中学高校時代は、ブルマー全盛時代だったが、スラリと伸びた足と手頃なヒップの女生徒よりも、どちらかといえば、大きなお尻に…というのを見かけることが多く、ショートパンツならまだ隠させるのになぁ、見たくもないものを見せられた…と思ったことも多々あった(勿論思うだけで、その相手に対して直接口に出すことはない)。

いまでもそうだ。この季節、まだミニスカート、ホットパンツの類を身につけるには早いだろうに…鏡をみたことないのかよと思う大根足を毎日何本も見せられる苦痛…。暑くなったら、そういう格好も仕方ないだろうが、まだ涼しい時にも、そういうのをデーブス(デブ&ブス)がしていたら、気色悪くなるだけ。自意識過剰もほどほどに?

いろいろと密着型ブルマーの普及の歴史やオリンピック前後の動向など、いろいろと学者的に論述もしている。そのあたりは、ブルマーに性的な関心も何もない(?)我が身にとっても、ちょっと退屈なところではあったが……。


ともあれブルマーに関しては、中嶋聡氏の『ブルマーはなぜ消えたのか―セクハラと心の傷の文化を問う』 (春風社)という「名著」がある。以下再録的になるが…。

こちらの著者は一九五五年生まれ。僕より少し年上になる。僕の世代感覚からすると、高校時代まで我が同級の女性たちは体育の授業の時にはブルマーを穿いていた。しかし、そのブルマーは消えて久しい。時々、女子高校生などが、超ミニスカートから青い短パン(ハーフパンツ)をはみ出して穿いて闊歩しているのを見て、あれは何だろうと長年不思議に思っていた。あれがブルマーの代わりの体育服というのは最近知った。
 著者はブルマーを愛すること人後に落ちないようで、フェミニズム的価値観によるブルマー廃止論に反対し、田舎ならまだブルマーが残っているのではないかと、高知県まで訪ねていったものの、ハーフパンツになっているのを見て愕然としたりもする。
このあたり、ちょっと異常かなと思わぬでもない。
ちなみに著者は医者。八木秀次氏や中川八洋氏の名前を出して、ズバズバと物言いをつけるのを是とする立場からのブルマー論を書こうと思い立ったと「おわりに」で書いてあるあたり、タダモノではありませんな?
 
それはさておき、性同一障害論の胡散臭さなども論じており、退屈せずに読めるのはいいのだが、ブルマーへの拘りは、下着フェチの傾向のある人と同様か?
 ぴったり化繊ブルマーに対して、当の女性たちが、太股が全部露出してしまうのが嫌だったとか、お尻の形が分かってしまう、下着がはみ出ていないか気になったと言う声もあって、徐々に消えていった側面も、彼が指摘する通りあるようだ。確かに、僕の小中高校時代の観察でも、太いねぇと感嘆せざるをえない「ケッ作」があったし、下着のはみ出しを指でブルマーの中に押し込もうとする可愛い下級生には温かい眼で凝視していたことはあったものだと思い出した。
女性の立場からすれば、そういうブルマーより、短パンの方が有り難いという思いをすることも当然あり得るだろう。それ故に、たかがブルマーであって、男女区別を無くし、男女とも短パンにしようとする魂胆をフェミニストが持っていたにせよ、時代の趨勢として肯定せざるを得ないのではないかと僕は思う。
 著者はタバコへの批判の高まりに対して、禁煙キャンペーンを批判的に捉えているが、人の居ない所で吸うことを否定する動きはさほどない以上、その認識が正しいとは思えない。またセクハラ論として、職場に女性の水着ポスターを貼る程度のことまでめくじらをたてるのはいかがなものかという姿勢を示しているが、これも首を傾げる。ヌードポスターならやはりセクハラになるだろうし、水着とて小学生程度の娘と夏休みに海水浴に出掛けた家族写真を机上のガラス面に置いてある程度ならともかく、やはりそれなりに肉感的な水着ポスターなら、問題だろう。えてして、そういうものを見てニヤニヤする程度の男は、職場の女性に対して、「いやぁ、ボインだな、誰かと大違い」なんて言ったりするものだ。
妻が勤めていた昭和六〇年前後の会社では、女性社員に対して「ブス」呼ばわりして平気の平左だった男性も少なくなかったという。そういう労働環境を考えると、息抜きのためにと称して水着ポスターを職場に貼る必要はまったくあるまい。見たければ定期券入れか携帯電話画面にでも挟んでチラチラと眺めれば済む話だろう。
 ブルセラにせよ、ブルマーをテーマにした写真集やアダルトビデオは存在するが、実社会からは廃れて久しい。しかし、ブラジャーやショーツのラインが見えにくいするようにする服がある一方で、シミチョロだの下着ルックだのキャミソールや臍出しルックなどが流行るのを見れば、そのうち、バカなファッションデザイナーや羞恥心の乏しい女どもが、喜々として「ブルマールック」を身につけることもあるだろう。
詰まらないコミュニズムやマルクスだって、リバイバルさせようとする左翼人がいるのだから。その日まで長生きすることだ?
それにしても二十歳過ぎた熟女(単なる変態女?)がブルマーを穿いて町中を歩く光景はあまり見たくない。やはりあれは、バレーボールとかスポーツ選手の躍動的なスタイルにこそ合っているのであって、日常着ではないという区別だけは無くしたくないものだ。 
そんなブルマー愛好家の中嶋聡氏にお勧めしたいのが、如月蓮氏の『三つの熟女体験〔人妻同窓会〕』 (フランス書院文庫)。学生時代バレーボールで肉体を鍛えていた人妻が主人公役だからだ。今も自治会の部活でバレーボールをやっている三十路の人妻がブルマー姿で息子の家庭教師役の大学生に貫かれる……なんてシーンが続出。「看護婦」といい、「ブルマー」といい、この手の小説のキーワードとしての「エロス言葉」は「死語」にはしたくないものとは思うのだが……。


山本氏の本の「参考文献」には、この「名著」が出てない。読み落としたかもしれないが、文中でも言及がなかったかと。だとしたら片手落ち? 『ブルマーの社会史 女子体育へのまなざし』 (青弓社)は出ているが…。ブルマーをテーマにした作品にも言及して欲しかった? 例えば…。

天海佑氏の『人妻とブルマ』 『ブルマ調教【義母と義妹】』や、櫻木充氏の『 課・外・活・動… セーラー服とブルマーと 』 (いずれもフランス書院文庫)などがある。『人妻とブルマ』は、こんな内容とのこと。

内容(「BOOK」データベースより)
(あなた、許して。隣りの高校生に抱かれる私を)前屈みに手をつき、ブルマ姿で背後から貫かれる若妻。隣家の少年に弱みを握られ、自宅で強いられる性調教。教え込まれたとおりに腰を動かす香澄は知らない。高校生が近所の人妻の操を次々に奪っていることを…29歳、25歳、37歳、被虐の蟻地獄に堕ちる人妻たち。


カバーイラストは人妻がスカートをまくったら、そこにはブルマが…。山本氏の本でもいろいろと論じられていたが、そもそもブルマは、二枚重ねの一枚でもあったとか。下着がモロに見えないように、ブルマーを履いて羞恥心を減らすことができるとも考えられていた時代もあったという意味で。まぁ、それが普通の感覚では?

ブルマーの再発見、リバイバル流行普及はあるかもしれない。マルクス主義のそれと同様に。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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