古本虫がさまよう 村上春樹の『騎士団長殺し』の南京40万虐殺も、亭主のアレが入らないのもどちらも荒唐無稽小説なれど、どっちが売れている?
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村上春樹の『騎士団長殺し』の南京40万虐殺も、亭主のアレが入らないのもどちらも荒唐無稽小説なれど、どっちが売れている?
(2017・4・29・土曜日)





ということで、一応「黄金週間」の始まり。起床してまずは、 『歴史の工房』 (みすず書房)を手にしたが、ううむ…難しい? 少し読んで脇に置いて、読みかけ中だった、こだま氏の『夫のちんぽが入らない』 (扶桑社)を読了。

タイトルがいささか過激だが、本の装幀は「書名」が目立たないような造り。だから、本屋で購入しても、レジの女性に、「このエロじじいめ」と変に思われる心配はない。エロ本を購入するような葛藤サスペンスは起こらない?

内容紹介→“夫のちんぽが入らない"衝撃の実話――彼女の生きてきたその道が物語になる。
2014年5月に開催された「文学フリマ」では、同人誌『なし水』を求める人々が異例の大行列を成し、同書は即完売。その中に収録され、大反響を呼んだのが主婦こだまの自伝『夫のちんぽが入らない』だ。
同じ大学に通う自由奔放な青年と交際を始めた18歳の「私」(こだま)。初めて体を重ねようとしたある夜、事件は起きた。彼の性器が全く入らなかったのだ。その後も二人は「入らない」一方で精神的な結びつきを強くしていき、結婚。しかし「いつか入る」という願いは叶わぬまま、「私」はさらなる悲劇の渦に飲み込まれていく……。

交際してから約20年、「入らない」女性がこれまでの自分と向き合い、ドライかつユーモア溢れる筆致で綴った“愛と堕落"の半生。“衝撃の実話"が大幅加筆修正のうえ、完全版としてついに書籍化!


いきなりだが、夫のちんぽが入らない。本気で言っている。交際期間も含めて二十余年、この「ちんぽが入らない」問題は、私たちをじわじわと苦しめてきた。周囲の人間に話したことはない。こんなこと軽々しく言えやしない。
何も知らない母は「結婚して何年も経つのに子供ができないのはおかしい。一度病院で診てもらいなさい。そういう夫婦は珍しくないし、恥ずかしいことじゃないんだから」と言う。けれど、私は「ちんぽが入らないのです」と嘆く夫婦をいまだかつて見たことがない。医師は私に言うのだろうか。「ちんぽが入らない? 奥さん、よくあることですよ」と。そんなことを相談するくらいなら、押し黙ったまま老いていきたい。子供もいらない。ちんぽが入らない私たちは、兄妹のように、あるいは植物のように、ひっそりと生きていくことを選んだ。(本文より抜粋)



カフカの『変身』ではないが「寓意」がふんだんにある小説。
田舎からやってきて大学生になった少女。汚い風呂なしアパートに入居したとたん、同じアパートの一年上の男子学生が部屋に入ってくる。入学早々知り合ったその男と「同棲」が……。どちらも教員になり結婚。だが……。

村上春樹氏の『騎士団長殺し』 (新潮社)には、南京大虐殺40万描写かあるとのこと? そのために、いつもより売れ行きが悪い? 「ウイル」& 「本の雑誌」(2017年5月号)にも、そんな指摘をする人がいたかと。大森望氏&豊崎由美氏の『村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!』 (河出書房新社)は未読だが、それはさておき、こだまさんのこの本、村上作品ほどではなくともそこそこ売れている。ちなみにアマゾンで村上作品を見ると、「ベストセラー一位」となっているジャンルがあるが、それがなんと「マ行」の書き手のジャンル。「世界の村上」にしては、ちょっと情けない?

それはさておき新宿区立図書館でも、例えば、 『騎士団長殺し』の第一部は27冊購入していて、予約が500人ほど。『夫のちんぽが入らない』も7冊購入していて予約は70人ほど。一冊あたりの人数はダブルスコアだが、それでもたいしたもの。
村上春樹かこだまか。まぁどちらも図書館でじっと順番待ちして「只」で読んでも損はしない?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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2年後 2019年5月までには借りられそうです。
仙台市図書館では、こだま「夫の***が入らない」所蔵数 1 予約数 51、村上春樹「騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編」所蔵数 30 予約数 538です。
中原  04/29/2017 Sat URL [ Edit ]
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  05/01/2017 Mon [ Edit ]
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