古本虫がさまよう 黄金週間に読むべき「重厚長大」本は如何にして選ばれたのか?
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黄金週間に読むべき「重厚長大」本は如何にして選ばれたのか?
(2017・4・28・金曜日)



今年のゴールデンウィークは人によっては、今日あたりから有休をとって10連休なんていうのもありだろうか(4・28~5・7)。こちらはまぁ,よくいって暦通りかな?

とはいえ、年末年始やお盆など、数日休みが続くであろう時には中学生のころの夏休みなどの学習予定計画表みたいなものをつくって、一日一冊(分厚い本)を目指すことがしばしば。本欄でも、いつもその計画表を作成したりして、自己啓発に励もうとするのだが……。

例えば食卓(兼書斎)の上にはこんな本(ジキル系)が読破を待ち構えている。

①『西尾幹二全集 第20巻 江戸のダイナミズム  古代と近代の架け橋』(国書刊行会)→雑誌連載時一読し、文藝春秋から出た本も持っているのだが…。再読にチャレンジ…(無理かな?)
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②レム・クラシリニコフの『MI6対 KGB 英露インテリジェンス抗争秘史』 (東京堂出版)。佐藤優氏が監訳ということで、著者や訳者の名前より大きい活字でカバーに表記されている。帯も佐藤氏の上半身の写真。略歴紹介欄も、佐藤氏が「上」。ぱっとみると、著者が佐藤氏のように見える本だ。佐藤さんの「落合信彦」化が進んでいる? 落合さんもビッグネームとなるにつれ、原著者よりも大きな扱いを受けるようになったものだ。
それにしても、この本、内容的には原書房などから訳出されるような内容。東京堂が訳出するとは? ネバーセイネバー?

③石川禎浩氏の『赤い星は如何にして昇ったか 知られざる毛沢東の初期イメージ』 (臨川書店)。著者は京都大学教授で岩波書店からも何冊か本を出しているようだが、この本の「はじめに」だけを取り敢えず読んだ。面白い!? これは積んどくにしてはいけない(と思った?)。
でも、批判している(?)ユン・チアンの『マオ 誰も知らなかった毛沢東』 (講談社)も面白かったけど…。それにエドガー・スノーに関しても、池原麻里子氏の「『中国の赤い星』スノー未亡人の激白 夫、エドガー・スノーは毛沢東に騙されていた」(諸君!2006年6月号)なんて論文もあるから…。

内容紹介→革命家として認知される以前、毛沢東は世界で如何なるイメージを持たれていたのか。知られざる若き日の毛沢東像が浮かび上がる。その名は轟けども姿の見えない毛沢東――政府官報に掲載された太っちょ毛沢東はいったい何者なのか。傑作ルポルタージュ『中国の赤い星』によって毛の素顔が明らかになるまで、偉大なる革命家は世界で如何なるイメージをもたれていたのか。世界中に散らばった毛沢東像の断片を拾い集め、本場中国の人びとも―あるいは毛本人すら―知らない、若き日の毛のイメージを浮かび上がらせる。『中国の赤い星』によって覆されるそのイメージとともに、同書が「名著」の高みへと昇る過程を描く。

④正置友子氏の『イギリス絵本留学滞在記 現代絵本の源流ウォルター・クレインに魅せられて』 (風間書房)。
⑤草光俊雄氏の『歴史の工房 英国で学んだこと』 (みすず書房)。
④と⑤はどちらもちょっとリベラル(?)な人の英国で学んだことを綴ったエッセイ本。まぁ、トルコやエジプトなどへの関心はあまりないが、英国には関心があるので、関連書として参考になりそうな予感がして……。

⑥シェリー・タークルの『一緒にいてもスマホ』 (青土社)。スマホはもってないけど…。

10連休なら一日一冊で10冊ぐらいリストを掲げるべきだが…この程度かな。まぁ、新書(光文社)で、500頁という、ジョン・ロンソンの『ルポ ネットリンチで人生を壊された人たち』も食卓にあるけど、読まないかな……。ハイド本もたまっているし…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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