古本虫がさまよう 水天宮~森下~清澄白河を歩きながら、改めて、中央区立図書館というのは、新しい本を無料で貸出することにしか意義を見いだしていないのではないかと疑ってしまった
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水天宮~森下~清澄白河を歩きながら、改めて、中央区立図書館というのは、新しい本を無料で貸出することにしか意義を見いだしていないのではないかと疑ってしまった
(2017・3・21・火曜日)






昨日(月曜日・祝日)は家でのんびりと過ごそうと思っていたが…。日曜日午後から使った地下鉄一日乗車券が、24時間単位なので、月曜日の午後2時ごろまで使える。日曜日のうちに、5回乗車しており、600円(税込み)の元は取っているのだが……。

ふと、手にしていた屋敷直子氏の『東京こだわりブックショップ地図』 (交通新聞社)の冒頭部分で、清澄白河駅周辺の(古)本屋が出てきて、そういえば、この界隈も一年以上ご無沙汰しているなと…。

ということで,まずは水天宮へ。ポカポカ陽気。寒くない。
駅近くの喫茶店「快生軒」はお休み。土曜日なんかは臨時禁煙になっていたかと。常盤新平さん愛用の喫茶店であったようだが……。久しぶりに日本橋図書館に立ち寄る。この前までは5階だった図書館が七階に移動。なんでもかんでも「機械式」に利用者が処理するシステム。5階の時は、図書館館員はほとんど裏に隠れる(?)ような感じだったが、7階は一応「前面」には待機している感じに「改善」はされていた?

でも、この図書館、昭和45年以前の本は一切「貸出」をしないというゴーマン官僚型図書館だったかと。困った図書館? しかも、昭和40年前後の本なんか、移送して、それぞれの図書館で読むことぐらいできるだろうに、京橋まで来いとのこと。親方日の丸図書館というしかない。救いは杉並区立図書館のように「区民」&「区に隣接する区・市民」のみにしか図書館カードを発給しないということはしていないということ。いずれ、そうなるのでは? そうなると都内最悪サイテーの図書館になる?


京橋図書館の所蔵図書のうち、別置図書(明治期から昭和45年までに発行された図書資料)は、館外貸出を禁止いたします。
これらの資料につきましては、発行時から相当の期間が経過しているため、資料自体の劣化が進行してきていること、資料の代替や買換えが困難となっていることなどにより、資料の保存を考えて、館外利用の禁止(禁帯出資料)とするものです。
なお、利用につきましては、京橋図書館内での閲覧のみとなります。複写に関しては、昭和20年以前の資料は不可、それ以外の資料については、資料の状態により不可となります。
閲覧は京橋図書館のみとなり、事前の予約が必要です。
予約の申込みは、各図書館のカウンター又は電話で受け付けます。


この文章にしても、 「館外貸出を禁止いたします」といった文章が官僚主義的だろう。 「恐縮ですが、館外貸出をお断りしています」と書けないものか?

中央区民は、他の図書館なら貸出している昭和40年前後の本が、なぜ中央区立図書館は貸出をしないのか、せめて、各分館にまで移送することすらしないのかと追及すべきだろう。僕が区議会議員なら、こういう図書館行政に対して質問をこころみるだろう。図書館が本を貸さないなんて本末転倒だろうと。こんな使いにくい図書館はあるまい。新しい本を無料で貸出することにしか意義を見いだしていないのではないかと疑いたくもなる?

ともあれ、図書館を出て、ぶらぶらしながら隅田川を渡って森下駅方面へ。途中の橋にあるベンチにも人が座っている。日差しも暑くはなく、風もほどほどで寒くもない。このベンチで少し本を読むのもいいかも。と思ったが、ラジオを点けているオッサンが一人いた。やれやれ。公共の場所で、静かに過ごすということができない愚鈍が世の中にはいるものだ。橋を渡り、この通りにたしか古本屋が一軒あったが……。いつも「閉店」。見当たらず。

そのまま通りすぎて、まずは「古書ドリス」へ。ちょうど正午で開店したばかり。なかなかいい古本屋。静岡の「水曜文庫」に似た感じ。品揃えも店の造り、雰囲気も。水曜文庫のほうがちょっと奥行きがあるか?

竹村健一氏の『欧米ポルノ名作教室』 (明文社)が3000円。ううむ…。竹村氏のピンク英会話シリーズのような本は何冊か持っている。この本は初めて見たような……。カバーに覚えがない?
欲しいと思ったが3000円はちょっと手が出せない? 断念。「日本の古本屋」では1200円で出している古本屋もあったが、それでも高い?
『欧米発禁本 海外エロ小説入門』 (明文社)は持っている。この本の改題本ということはないだろうか? まったく別の本だろうか? 見比べるためにも買うべきだったか?

ともあれ、次の店へ。 「古書ほんの木」は、月曜日休み。でも祝日だから開いているかな?と思ったが……。シャッターが半分開いていたが……。残念。
そのあとテクテクと歩いて清澄白河駅周辺へ。寺が多いのでお墓参りの人もいるようだ。仏花が一束500円~800円ぐらいで売られていた。実家の墓参りは弟に任せていたが…。深川飯の店屋の前には行列も。

「しまぶっく」の軒先でタマゲタ? 軒先のコーナーで綺麗な文庫が200円というのはまぁ普通として、なんと近刊の単行本が100円で売っているのだ。この前、本欄で紹介したばかりの、千数百円はする猪木武徳氏の『自由の思想史 市場とデモクラシーは擁護できるか』 (新潮社・新潮選書・1404円)や、有馬哲夫氏の『「スイス諜報網」の日米終戦工作 ポツダム宣言はなぜ受けいれ られたか』 (新潮選書・1512円)がなんと100円なのだ。「安過晋作」ではないか。700円というのを線引きして100円にしていたが……。店主は太っ腹?
別に本文中に線引きがあるわけでもなく、カバーも汚れていないし、ここ1~2年前に出たばかりの本だというのに……。猪木氏の本は読んでいるが、有馬氏の本はこれは読んでないのでは(持っているか?)と思ったが…。

特に買いたいものはなく、テクテクと歩いて「smokebooks」へ。ここも買いたいものはなし。

ということで、何も買った古本はなかったが、ブラブラと町中を歩いて楽しめた。清澄白河界隈は、高円寺の一部商店街のように電柱から煩い音楽が垂れ流されることもなく静寂。 もう少し古本屋が増えたら、高円寺に負けないだろう。あと、「やよい軒」があれば尚いいかも?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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