古本虫がさまよう 森友学園と朝日新聞、森友学園と朝鮮総連、どこがどう違うのか? そしてサイコパス?
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森友学園と朝日新聞、森友学園と朝鮮総連、どこがどう違うのか? そしてサイコパス?
(2017・3・17・金曜日)




森友学園の問題がいろいろと論じられている。国有地の払い下げ価格が安すぎる? 幼児にまで安倍首相や教育勅語を礼賛する教育方針はおかしい…と。それがやかましく論じられていた時、仕事が忙しくてテレビニュースもチラリとしか見ていなかったので、印象が薄いのだが、運動会かなにかの宣誓だろうか、間違った歴史を教えている韓国や中国は心をいれかえてほしいとか、安保法制が通ってよかったとか学園系の施設で子供が述べるのには違和感をおぼえた。
というのも、朝鮮学校などでは似たようなことをやっているから…という共通した認識をおぼえたからだ。「祖国(血筋)」が北朝鮮だからといっても、日本にいて、金王朝に全幅の共鳴を覚えさすような教育をしているのは奇怪しいだろう。安倍礼賛が奇怪しいなら、金王朝礼賛も奇怪しいだろう。

この点は『拉致と真実』(第11号)で、佐藤悟志氏が『朝鮮学校は廃絶すべきだ!』という論文を書いている。
「独裁金王朝への絶対服従を在日の子弟に植え付ける、政治洗脳機関である」からと。その具体例も列挙されているが、あの左派的な辛淑玉さんでさえ、弟が朝鮮中高級学校にてリンチを受けた体験を綴っていて、その真相を隠蔽しようとする学校を手厳しく批判していたという。「朝鮮学校の生徒の人権を訴えていた教師」が、「まぎれもなく、弟を殴り続けた教師その人だった」とのこと。
佐藤氏はこうした朝鮮学校への公金支出に反対している。森友学園は、朝鮮学校ほどひどくはないと思うが、少なくとも、朝鮮学校への公的援助の停止に反対する新聞はちょっとヘンではあろう。民族差別でもなんでもなく、非常識な教育をするところには公金はちょっと与えないのは、区別でしかない。

もちろん、私立学校は一定の「偏った」信念を教えるのは間違ってはいないこともある。キリストなんて「邪教の親玉」と思う人もいるだろうが、クリスチャンの学校が、まぁ、朝会で、キリストさまへの賛美歌を唄うということはあってもいいのかもしれない(ただ、そういう学校には「公的資金」は与えないようにしてもおかしくはないと思う。出すほうも出すほうだが、受け取るほうも受け取るほうだろう? またキリストが邪教の親玉と思っている人は、そういう学校には子供を原則入れないだろう。だが、公立学校が、そういう特定の「宗教教育」を子供に押しつけるようなことがあれば、奇怪しいことになろう。もちろん、宗教学というか、宗教に関する知識教養を高めるための講座の設定や体験学習などはあっても許容範囲かもしれないが)。
公立図書館や市役所などの公的施設で、公金でクリスマスツリーを設置したりすれば、それは信教の自由を犯す恐れもあるかもしれない(門松もその恐れがあるかな?)。

ともあれ、国有地の払い下げに関して、やれ9億が1億云々になったのは奇怪しい、などと騒ぐ朝日をはじめとする大新聞サマたちこそ、本社ビルがそびえ立つ社有地は元国有地で、割安価格でもらっていたではないか。そのあたり、何かの本で読んだりした記憶があった。

マスコミ、朝日新聞批判の本だったよなと。俵孝太郎さんの『我、「朝日新聞」と戦えり』  (カッパブックス)だったか、福田恆存さん編の『新聞のすべて』  (高木書房)だったか、桶谷繁雄さんの『大新聞の虚像・実像』  (日本教文社)だったかと、いろいろと取り出してきてパラパラとめくるものの、該当個所が見当たらない。ふと、ネットで、国有地払下げ、大新聞とかで検索してみたら、こういうものが出てきた。

マスコミ不信日記リンク より

******************************

昭和40年代、大手新聞社は国有地を格安で購入し、そこに本社ビルを建てました。なぜ大手新聞社はそのようなことができたのでしょうか?もう随分昔の話ですがそのいきさつについて書いておきます。

(中略)

それでは、そのいきさつを(古本虫註→以下の文は、片岡正巳氏の下記の本からの引用になっている。154頁から159頁にかけて)。
 国有地を安く払い下げられる怪

 新聞社の体質が記者の体質を生んだか、記者の体質が新聞社の体質を形成させたか。
 
 朝日新聞はいま築地の一等地に新社屋を建設中であるが、読売、毎日のあのすばらしい社屋には目を見はらされる。しかも日経、サンケイを含めて、すべて一等地、国有地の払い下げを受けての新社屋である。
「超高層ビル、新聞の殿堂も結構ですが、公共機関であるということで、国有地を安く払い下げてもらうということで″社会の公器″としての立場を貫けるものか、どうか。破格の国有地と引替えに、新聞の存命にかかわる最も大切なものを失なわなかったかどうか」と評するのは日本国勢調査会の武市照彦会長である。
 同調査会の調べによると、各社の国有地払い下げの実態は次の通りである。
〔朝日新聞社〕
(中略)
 つまり、朝日新聞社は国に借金して都心の一等地を手に入れた。この地価は、昭和五十年当時、三.三平方メートル当たり二百万円はくだらないといわれた。 それが五十六万円という安さなのである。国は、交換した浜田山の土地に官舎を建てるということであった。ところが国と交換した後、浜田山の土地から縄文時代の古跡、通称「塚山遺跡」が発見された。遺跡が発見されると、文化財として保護しなければならない、いってみれば、土地を遊ばすことになる。この遺跡に ついては、相当古くからその道の人たちの間で存在がいわれていたらしく、朝日もそのことは知っていたはずである。とすれば、この土地交換は、いささかウサンくさい。国が″大朝日″″大新聞″を意識して・・・ということであれば、国民としては、新聞とは何であり、誰のためにあるのかと改めて問わねばならなくなる。

〔読売新聞社〕
(中略)
 つまり十年払い、これまた買戻特約、抵当権の設定で、国に金しばりになっているようなものであった。
 この土地は五十年当時、三.三平方メートル当たり六百万円といわれ、四十三年当時でも三百万円と評価されていた。それを読売はなんと八十三万円で手に入れているのである。しかもこの土地の払い下げについては、大蔵省を相手に産経新聞社と十年にわたる抗争を演じた上の獲得であった。この土地の払下げ申請のトップはサンケイであった。同本社の地続きだからである。読売は四十九番目、やがて申請は百件にものぼった。そして三十八年一月、大蔵省の省議で読売に払い下げることになる。そこでサンケイが猛然と横やりを入れる。かくして読売、サンケイのすさまじい争奪戦が展開されたが、両社とも自社の政治記者、大蔵省 詰記者からの情報をもとに、財界人、政府首脳を動かすものであった。

 ことに読売の務台社長は田中角栄(四期)、福田赳夫、水田三喜男(二期)の各大蔵大臣に何度も接触し、池田、佐藤両首相に直談判して、強引とも見える獲得ぶりであった。ついに政府は、両社のいずれにするか決めかね、大蔵省第四号合同庁舎をその土地に建てることにする。これを告げられた務台社長は、それこそ″闘魂の人″となって政府とわたり合う。務台社長は時の福田蔵相に会い、読売に払い下げるのが当然だと主張した。
「サンケイの稲葉社長が業界紙を呼んで、読売が来るのは困る、俺のところは先願だ、もし読売に決まるようなことがあったら行政訴訟を起こす、俺は社長の職を賭してやる、といっている。あんた、ナンセンスだよ。先願が何だ、行政訴訟が何だ。(中略)それから、もし読売へ払い下げたら、自民党への資金網を切ってしまう、とは何ごとだ。水野(当時サンケイ会長)は財界の一部と相当なつながりがあって政商ともいわれている。とにかくそれを利用して政府を動かすとなると、これは金権政治だ。そこで読売新聞社としては、一国有地の問題を離れて、一部財界の野心家のためにそういうことをやるという、政治のあり方に対して、全紙面を動員して闘う。佐藤内閣と闘うということを決めた。読売新聞は政治の実態とその正否を国民に訴え、はっきり勝負をつける」(松本一朗著『闘魂の人-人間務台と読売新聞』大自然出版刊)

 サンケイのやり方にも憤りを覚えるが、務台氏のほうも、これでは脅迫になりかねない。公共性を主張するその紙面と国民をダシにして自社の利益を果たそう としていると、国民の側からいえるのではないか。もし読売が財界と癒着した政治を国民にあばき、その正否を問うなら、なにもこの土地にからんでキャンペーンしなくても、いくらでもできるだろう。紙面と国民を、自社のために利用したとしか言いようがない。

 務台という新聞人は、いったい新聞をなんと考えているのだろうか。そして彼は、この土地問題で、二言目には、新聞の公共性ということをいっているのであ る。そして遂には、読売新聞社の部長会の席上、土地問題について佐藤総理と約束があると前置きして「務台は微禄ものだが、読売新聞社の代表取締役として、 五百万の読者を代表している。相手は総理である。もしこの約束が反古になったら、日本の政治はおしまいだ。信義のない政治とは何だ。そうなったら佐藤内閣と一戦まじえるつもりである」(『闘魂の人』)と豪語する。

 大手町の国有地が読売に払い下げられるかどうか、読売五百万の読者にとって、それほど重大なことであったろうか。こうして結局、この土地は読売に払い下げられ、現在の偉容を誇る新社屋が出現した。

 紙数がないので後は簡単に書くが、神田一ツ橋の毎日新聞社敷地、二千九百三十一平方メートルも大手町一丁目のサンケイ新聞社の四千七百八十六平方メート ルも、そして日本経済新聞社の大手町一丁目の敷地千四百十六平方メートルも、これすべて国有地の払い下げである。いずれもご多分にもれず、当時の地価をはるかに下回る価格であった。こうした考え難いほどの有利な条件で国有地を手にした各社は、そのために、時の総理、大蔵大臣をはじめ自民党有力議員に折衝 し、事を動かして来たのである。新聞のもつ力を、特権として駆使したことはいうまでもない。かくして「新聞社はみなオレが面倒みたようなものだから、一声 かけりゃ、どうにでもなる」と田中角栄(当時首相)をして言わしめるほどの政府と密着した新聞になったのである。

 朝日にせよ読売にせよ、国有地取得の問題は、国会で追及されて然るべきものである。しかし一切問題化しなかったのは、野党もまた新聞をおそれているからだろうか。 

出典:1979(昭和54)年 日新報道刊 片岡正巳著「新聞は死んだ」



引用終わり。以下拙文。

片岡氏のこの本のサブタイトルは『驕り、偽善、エゴを衝く』となっている。
ネットで「中略」となっているところ、
「つまり十年払い、これまた買戻特約、抵当権の設定で、国に金しばりになっているようなものであった」の前にはこう綴られている。



大蔵省から払い下げを受けた国有地は、中央区築地五丁目、海上保安庁水路部跡で、五丁目二番一号の一万三十五平方㍍および五丁目二番二十五号の四千六百四十五平方㍍、計一万四千六百八十平方㍍である。登記簿によると、五丁目二番二十五号地は、昭和四十八年一月二十三日、朝日が所有していた浜田山グラウンドと交換によって朝日の手に渡っているが、この分については、この日から十年の期間で”買戻し特約”が設定されていて、買戻権者は大蔵省。売買代金は十七億二百七十一万八千二十円と記載されている。またこの土地には「国有財産払い代金延納」を理由として抵当権が設定されている。債権者は二十九億五千八百九十万円。抵当権者は大蔵省。

となっている。これに「つまり、朝日新聞社は国に借金~」と続くのである。

ここまで書いた時、「反日勢力無力化ブログ」というところでも、この片岡氏の本が、より詳細に引用されているのを拝見。

さらに維新の丸山穂高議員が、国会で、この片岡氏の本を挙げつつ、新聞の国有地払い下げ問題を追及していることも知った。「丸山穂高 片岡正己」で検索すると、こんな文章が出てきた。以下引用。




■動画
丸山穂高 超神回「朝日新聞や朝鮮学校も怪しいぞ!」蓮舫 民進党はなぜ追及しない マスコミにブーメラン!森友学園問題 維新 足立康史さんもビビる神質疑 爆笑 国会 最新の面白い国会中継
https://www.youtube.com/watch?v=jXV6uFg8Z3s
――――――――――
【文字起こし】
(前略)
6:30~
丸山穂高議員
森友の件、しっかりやっていかなければいけない。

しかし、国有地の売却については、他にも怪しい案件が沢山ある!
例えば、この件を追及しているマスコミ、この『新聞は死んだ』という本なんですけど、これによると朝日新聞は今の築地の一等地に新社屋をつくるに当たって昭和50年当時1坪あたり200万を下らないと言われている土地に対して56万円の安さでその国有地を購入している。

読売新聞も同じです。
昭和50年当時1坪あたり600万円の土地を読売新聞は83万円で国有地の売却を得ている。
それでね、こともあろうに、読売新聞の社長は、田中角栄さん、福田さん、水田大臣、池田、佐藤両首相に直談判して、この交渉を強引に進めたと書かれているんです。
森友学園の件、直談判あるんじゃないかと追及されていますが、マスコミも国有地を政治家に直談判しているんじゃないですか?
マスコミも国有地をこういうふうにやっているんじゃないですか?

理財局長
大変古い話で、既に保存文書の期限が過ぎていますので事実確認出来ない状況です。

丸山穂高議員
森友学園と全く同じ構図ですよね。
しかし、新聞社側には、こういう資料をしっかり残しているので、 朝日新聞の渡辺社長と読売新聞の白石会長と山口社長を、森友学園と同様に同じタイミングで参考人質疑をお願いしたい。
どうですか委員長?

委員長
理事会で検討いたします

丸山穂高
同時にね 公有地ってまだまだ怪しいのがあるんですよ。
それがね、朝鮮学校です!
例えば、大阪市の東成区の土地を大阪朝鮮学園へ、半世紀以上、50年以上、土地を格安貸与して、その後売却している。
公有地ですよ。
公有財産がそうなっている。
兵庫県の尼崎市も兵庫朝鮮学校に、同様に相場が年間2600万円の土地をですね、年間26万円(100分の1)、その後年間260万円という10分の1で貸しているんですよ。
東京都の土地も、東京朝鮮学園に20年間無償貸与して、最終的な譲渡、市価の10分の1の1億7000万円で売却してる。
これ東京の場合も、ゴミの処分地だったということで、おそらく適正な価格で考慮したら市価の1億7000万円(10分の1)だったということで。
同様の案件が国有地、公有地で起こっている。
北朝鮮との関係も聞きたいので、朝鮮学園の校長もしくはTOPの方も同時に参考人質疑に呼びたいのですが、委員長どうですか?

委員長
理事会で検討いたします

丸山穂高
しっかり、このタイミングで、公有地、国有地の国民の財産、野党側は1円でも無駄使いを許さないと言っているわけですから、しっかり全体の問題として確認していかなければならないと思う。

(その後、安倍首相も、朝鮮学校への補助金の問題や公有地の売買や教育内容などの問題について説明を求める必要性を認めた!)
(以上引用)

(以下拙文)
国会でも、ちゃんとまともな議員が、森友学園と大新聞、朝鮮学校の問題とリンクして追及していたのだ。しかし、産経新聞とて、この土地問題はあまり書けない? 大手町の土地などにもゴミでも出てきたのだろうか? こういう己自身の国有地払下げ疑惑に関して、今からでも遅くないからきちんと、森友学園の手法とどこがどう違うのか、新聞やその系列というか資本関係のつながりもあるテレビも検証してしかるべきではないか。片岡さんはすでに故人。講演などをうかがったことがある。高知県出身者であったが、温厚な感じのしゃべり方をする人だったと記憶している。

ところで、中野信子氏の『サイコパス』 (文春新書)が20万部売れているとのこと。

内容紹介→平気でウソをつき、罪悪感ゼロ ……そんな「あの人」の脳には秘密があった!

外見はクールで魅力的。会話やプレゼンテーションも抜群に面白い。しかし、じつはトンでもないウソつきである。不正や捏造が露見しても、まったく恥じることなく平然としている。時にはあたかも自分が被害者であるかのようにふるまう。 残虐な殺人や善良な人を陥れる犯罪を冷静沈着に遂行する。他人を利用することに長け、人の痛みなどこれっぽっちも感じない。
……昨今、こうした人物が世間を騒がせています。しかも、この種の人々を擁護する人も少なくありません。
もともとサイコパスとは、連続殺人鬼などの反社会的な人格を説明するために開発された診断上の概念です。しかし、精神医学ではいまだ明確なカテゴリーに分類されておらず、誤ったイメージやぼんやりとした印象が流布していました。
ところが近年、脳科学の劇的な進歩により、サイコパスの正体が徐々に明らかになっています。脳内の器質のうち、他者に対する共感性や「痛み」を認識する部分の働きが、一般人とサイコパスとされる人々では大きく違うことがわかってきたのです。
しかも、サイコパスとは必ずしも冷酷で残虐な犯罪者ばかりではないことも明らかになってきました。大企業のCEO、政治家、弁護士、外科医など、大胆な決断をしなければならない職業の人にサイコパシー傾向の高い人が多いという研究結果もあります。
また、国や地域で多少の差はあるものの、およそ100人に1人の割合で存在することもわかってきました。そればかりか、人類の進化と繁栄にサイコパスが重要な役割をはたしてきた可能性すら浮上しているのです。
最新脳科学が、私たちの脳に隠されたミステリーを解き明かします。


積んどくしていたが、森友事件の発覚とともに、ううむ…もしかして? と思って読もうと思ったら、妻が、「私の身近な人に、これにピッタリの人がいるのよね」と言って、本を拉致してしまって返してくれず手元にない。まだ読み終わらないようだが……。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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