古本虫がさまよう モンテーニュは喝破した!? 太め老婆にダイエットマシーンは無意味、駅弁は老舗ならぬ熟女の味だと!?!
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モンテーニュは喝破した!? 太め老婆にダイエットマシーンは無意味、駅弁は老舗ならぬ熟女の味だと!?!
(2017・1・19・木曜日)




堀秀彦氏の『年齢(とし)をとるということ その哀しみ、楽しみ、そして知恵』 (カッパブックス)を読んだ。堀氏は1902年生まれ。この本が出たのは昭和54年、1979年で、77歳の時の本。その後、1987年に死去。

モンテーニュやモームやラッセルや永井荷風など、内外の作家や知識人の作品や文言を引用紹介しつつ、独自の「老人論」を展開している。堀氏は72歳まで働いていたとのこと(東洋大学教授、学長を歴任)。年金問題なども論じている。

モンテーニュは『随想録』で、こう綴っているとのこと。

もう生きる命もなくなってから、生きる道を学び得て何になろう? やがて去ってゆくわたしなのだ。食事の後の胡椒。今さらどうしようもないものは、どうにもしようがない。頭をなくした者が学問をもらって何になる。肺の腐った歌い手にすぐれたテノールの能力を与え、アラビアの砂漠へと追われた隠遁車に雄弁の能力を与えて、いったい、何になるか」

まぁ、 「昔乙女今太め 裸でも着膨れする我が古女房」(古本虫太郎)である「太め老婆」が、NHKの英会話のテキストや腰降りダイエットダンス機を保持しても、所詮は三日坊主、いや三日婆。そんな無駄な投資をしても、「いったい、何になるか」と、モンテーニュは言っているのだろう。さすが、モンテーニュ!?

ただ、昨日(2016・1・18)の産経朝刊に曽野綾子さんが、「元気な限り働くのは当然」と題して、自分自身の体験からして、60代はむろんのこと、70代でもばりばり働けた、体力の衰えを実感するようになったのは、85歳を超えてからだと指摘。そして、100歳近くまで生きる人が多くなった時代に、70代半ばから遊んで暮らしていたら、社会はとてもやっていけないと。働く意欲を持たない人には食べる資格がないということを聖書も言っているとも。ううむ……。

未読だが、 『九十歳。何がめでたい』 (小学館)を刊行した佐藤愛子さんは、曽野綾子さんより「年上の女」。93歳。2016・1・11朝日朝刊のインタビューで、「年をとっても働ける幸せ」と題して、こう語っている。

朝日記者の「年を取っても働く人が増えています」と聞かれ「それはいい世の中になりましたね。働けるっていうことはね、要するに健康になったんでしょう。昔は70歳っていうとよれよれだったんですよ」と。

それに対して朝日記者が、「働かないと生活できないという経済的な理由」からそうなるのではと尋ねると「いやあ、でも働かずにいるよりは働いているほうが幸せだと思いますよ。人間、働くようにできてるんですよ。今、やっぱり、何を自分の幸福だと思うかというと、仕事ができるだけの体力が90歳になってもあるということですね」と。ううむ…。

堀氏は、本の中で、「ここ、二、三年、私はなんにも仕事をしない。したくもない。大学のほうもやめて、すでに四年以上になる。私は毎日、ただ食って寝て排泄して(これは重大なことだ)、夜は、テレビの紙芝居(とりもの帳)を少し見て、また寝てしまう」「本はほとんど読まない。訪問客も少ないし、人に会いたくない。私はただ生きているにすぎない。こうした日々の生活になにか生きてる意味があるか? なんにもない」と回顧もしている。とはいえ、こういう著作活動をしているのだから、「仕事」をしているとはいえよう。奥さんは先になくなっていたようだが…。

そのほか、サムエル・バトラーの『エレホン』にも言及している。これは岩波文庫か音羽書房の本で一読した記憶がある。この前なくなった松原正氏が雑誌論文で取り上げていたのがきっかけで手にした本だったかと。細かい筋はもう忘れた。なにせ、40年弱前…。

そのほか、昨今の流行りでもあるが、老人の性欲問題にも言及。その関連として、トーマス・マンの『欺かれた女』に言及している。ううむ、「青年と年上(閉経?)の女」の物語か……。面白そうだ? 調べると、この作品は全集に入っているようだ。新潮文庫や角川文庫の一冊でもあるようだ。週末、古本市古本屋で探してみようか? 持っているかもしれないけど? 全集なら図書館にもあるだろうが、文庫はないだろうし?
50代の閉経女性との恋愛ともなると、さすがに高齢化年上女性が奔放に活躍するフラン書院文庫の世界でも、ちょっと見かけない。美魔女も40代後半が上限か? 例えば、葉川慎司氏の『おいしい隣人妻[たなぼた]』(フランス書院文庫)に登場する人妻も40代前後。


内容(「BOOK」データベースより)
「今夜、夫は出張中なの。この意味、わかるわね?」上品な物腰とは裏腹に濃厚な口戯を仕掛けてくる熟妻。とろける唇の甘いスロートに、雄一郎は身も心も絶頂へ。奈央とひとみ―完熟女体でおしみなく誘惑を仕掛け、性悦の楽園に導いてくれる近所のおいしすぎる人妻たち。思いがけない姦淫の果て、さらなる薔薇色の未来が!


40代前後の人妻二人とその人妻の娘(二十歳前後)の三人の女性相手に、童貞大学生が挑むという形? スーパーのバイトをしている独り暮らしの男。店にやってくる母親と娘、とりわけ母親(人妻)に魅力を感じる。その出足はまずまず。同僚の人妻パートに誘惑され、店内の倉庫で……も。そのあと、なぜか娘がパートにやってくる。家事手伝い中で社会勉強もかねて。相思相愛の仲になっていく……。そして本命の母親に……と。ただ、娘と仕事帰りに、誘ったら昏倒して気がつけばラブホにいた……という設定はいささか無理があるような気がして、そのあたりから、ちょっと…という感じになってしまった。

美味しいといえば「隣人妻」「人妻」「未亡人」といろいろとあるが(?)やはり「駅弁」。その「駅弁」とエロスを巧みにミックスしたのが、この前紹介した、橘真児氏の『駅弁しっぽり旅』 (双葉文庫)だ。出張の多いサラリーマンを主人公にして、出張先での駅弁をネタに現地で遭遇する「女体」をあれやこれやとまぶしていく……。

まぶすといえば、これまた昨日、家人が名古屋に日帰り出張し、 土産に「赤福」と駅弁「ひつまぶし弁当」を買ってきた。「一色産うなぎ」使用とのこと。駅弁のカバーにある「老舗の味」「こだわりの薬味と出汁をかけてお召し上がり下さい」という言葉にもエロスを感じてしまう? 「熟女の味」?「人妻の味」? 「こだわりの○○と出汁をかけてお召し上がり下さい…」と? 出汁が決め手か…。ううむ…。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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