古本虫がさまよう 人は駅弁を食べてなぜ不倫をするのか?
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人は駅弁を食べてなぜ不倫をするのか?
(2017・1・18・水曜日)




亀山早苗氏の『人はなぜ不倫をするのか』 (SB新書)を拾い読みした。

内容紹介→さあ、不倫について考えよう 人はなぜ不倫をするのか。きっと少なくない人が、その答えを探している。
本書はこの問いかけを、生物学的社会学的見地から、第一線で活躍する8名の学者陣にぶつけた本だ。
婚姻関係の外での恋愛やセックスは、個人の倫理観や道徳感にゆだねられてきた。
しかし生物として、動物として、人はどのような心、体のしくみで不倫をするのか。
さまざまなジャンルの専門家が、それぞれの学問をベースに不倫を解説する。

▼本書の構成
第1章 ジェンダー研究から不倫を考える(上野千鶴子)
第2章 昆虫学から不倫を考える(丸山宗利)
第3章 動物行動学から不倫を考える(竹内久美子)
第4章 宗教学から不倫を考える(島田裕巳)
第5章 心理学から不倫を考える(福島哲夫)
第6章 性科学から不倫を考える(宋美玄)
第7章 行動遺伝学から不倫を考える(山元大輔)
第8章 脳から不倫を考える(池谷裕二)
終章 人はなぜ不倫をするのか

まぁ、上野千鶴子先生はともかくとして、竹内久美子氏の言うように、人は「不倫」というよりは「浮気」をなぜするのか…と。30代から40代の女性のほうが「性欲が高まるようにプロミングされている」とのこと。子だくさんで浮気すると、家庭崩壊になりにくい…とかも。ううむ…。

昆虫学者の丸山氏によると、カマキリとて交尾したらオスが食べられて「人生」、いや「虫生」終わりかと思いきや、そうではなくて、交尾前に食べられたり、交尾後巧みに逃げ出して別のメスとまた交尾するオスもいるそうな。いわんや、人間なら、男であれ、女であれ、さまざまな「浮気」がありうるのだろう。まぁ、ベッキーさんやらいろいろとある。独身者なら「浮気」というよりは、相手によって「不倫」ともなろうが……。
「人妻・未亡人・兄嫁・義母」と「少年」といった物語も「不倫」となることも多いのだろうが、ということで、エロス小説をまとめ読み。

霧原一輝氏の『トラッカー恋唄』 (双葉文庫)、橘真児氏の『駅弁しっぽり旅』 (双葉文庫)や葉月泰太氏の『ぼくの管理人さん さくら荘満開恋歌』 (双葉文庫)や、葉月泰太氏の『ふしだら森の未亡人』 (竹書房文庫)を一読したが、タイトルからして「不倫小説」かなという面持ちがあるのは、『ふしだら森の未亡人』だけ。

内容紹介→会社員生活に挫折し、あてのない一人旅に出た二十七歳の多々良啓太は、見知らぬ田舎の駅で降り、山道を歩き、森の中にある湖に辿り着いた。そして、ぼんやりと湖を眺めていると、優美な熟女に声を掛けられる。彼女の名前は宇津井礼子、三十三歳の未亡人で妹と旅館を営んでいるという。啓太は泊めてもらうことにするが、深夜、礼子が部屋に忍んでくる。驚く啓太だったが、甘く誘われて極上の快楽を味わうことに。さらに翌日には、妹の裕子からも夜這いを掛けられ、啓太はこの妖しい森の宿から離れられなくなっていく…。淫惑の秘境エロス!

ちょっとミステリ仕立てになっているのだが、ううむ…。そのあたりはあまり感心はしなかったものの、人里離れた旅客のいない古びた旅館での不可思議な美人姉妹との色欲の数々に遭遇するといったメルヘン(?)は十分漂う作品。

『トラッカー』と『駅弁』は、ダンプ運転手(トラッカー)と出張の多い営業マンが、各地にて、女性と知り合い、尻合う仲となっていく。そういう出会いの「材料」として、「トラック」と「駅弁」を使っているところがミソの作品。

『管理人』は、最近流行の「下宿」物語。といっても、賄い付きの下宿ではなく、ボロアパートの管理人が、親から相続したバツイチの美貌の女性。二浪して入った童貞大学生が一目惚れ…。アパートには、独身女性も二人いて…と。若干の葛藤とストーリーの展開があり、一般的な小説としても読める作品。『管理人』と『駅弁』のカバーイラストは同じ筆者(川島健太郎氏)が描いている。主人公となるマドンナ女性の顔だち(NHKの小郷知子アナウンサーに似ている?)はどちらも基本的に同じだが、まずまず。「明朗」なお色気を発散している感じ。
『未亡人』『トラッカー』はそれぞれ、また別のイラストレーターによるものだが、これらも無難といえば無難なカバー表紙。双葉社も少し落ち着いてきた?(『未亡人』は双葉ではないが)

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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