古本虫がさまよう こんな「情けない「カエルの楽園」国家日本・冷静さを欠いた朝日新聞」に誰がした?
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こんな「情けない「カエルの楽園」国家日本・冷静さを欠いた朝日新聞」に誰がした?
(2017・1・11・水曜日)






百田尚樹氏&石平氏の『「カエルの楽園」が地獄と化す日』 (飛鳥新社)を読んだ。

内容紹介→ベストセラー寓話小説『カエルの楽園』のストーリーが半分以上、現実化してしまった2016年。
中国は本気だ! 警告の書のつもりが、このままでは予言の書になってしまう。 何としても中国を止めなければいけないと考えた二人が、全身全霊をかけて日本人に訴えます。 中国の軍事的脅威を直視できない日本は、侵略をみずから呼び込む病に陥りました。 他国と同程度の国防意識を国民が持つだけで万事解決するのに、
このままでは【尖閣を奪われ】【沖縄独立を座視する】のは必至です。 米軍基地を追い出し、自衛隊を解消しようとする現実の社会運動とマスコミの共闘から見えてきた、日本滅亡へのカウントダウン。


百田氏の『カエルの楽園』 (新潮社)は紹介ずみだが、この本を読んで感動した石氏が、奇しくも百田さんとともに、我が日本の「仮想敵」ともなった中国の動向について、真摯な議論を展開。大変面白い。とりわけ、『カエルの楽園』に登場する平和ボケした面々と、実際の朝日新聞社説などとの対比も笑えるものがあった。両者は同根だろう。

石氏が、慰安婦問題などで、 「日本側が先に騒ぐことで、韓国に飛び火させてしまった」と指摘もしているが、「飛び火」という文字を読んで、この前の新潟の糸魚川の大火事を想起した。ラーメン屋のオッサンのまったくの不注意というしかない「失火」が、「飛び火」となって、あんな大火災になったのだ。死者が出なかっただけでも幸いだが、深夜だったら何十人もの死傷者をだしたに違いない。未確認だが、失火元のラーメン屋はまだ「全焼」を免れたのではなかったか? にもかかわらず、周辺の家屋の多くは全焼……。

その「失火」「飛び火」と同様に、詐話師の慰安婦を強制連行したという「妄言」による著書も、ありふれた戦記物として埋もれていればどうということはなかったのだろうが、朝日新聞が、ノンフィクションの傑作、ヒューマニズムの最たる作品と激賞し(誤報し)、広めたために日本国内は無論のこと、韓国や中国やアメリカにも「飛び火」し、いまだにくすぶり続けているわけだ。
韓国の釜山の「少女像」など、本来、作る根拠もないわけで、どうせ、作るなら、日本の朝日新聞本社前などに設置するなら「ブラックユーモア」ではあろうが……。しかし、北朝鮮に同情的ともいわれる、そういう韓国の「人権団体」は、「味方」の朝日新聞に対しては、そういう対応はしないのだろう。

その朝日、自らの「罪」を未だに深くは感じていないようだ。釜山の少女像の勝手な設置に対して、「国家権力」としてきちんとした対応をしない韓国政府に対して、日本が取った当然の対抗措置に関して、つまらない社説を書いている。

(社説)韓国との外交 性急な対抗より熟考を 2017年1月7日05時00分
 政府が、駐韓大使と在釜山総領事を一時帰国させると決めた。釜山の総領事館前に慰安婦問題を象徴する少女像が設置されたことへの対抗措置という。
 そのほかにも、緊急時にドルなどを融通しあう日韓通貨スワップの協議の中断や、ハイレベル経済協議の延期、釜山総領事館職員の地元行事への参加見合わせも発表した。
 少女像問題の改善へ向けて、韓国政府は速やかに有効な対応策に着手すべきである。日本政府が善処を求める意思表示をするのも当然だ。
 しかし、ここまで性急で広範な対抗措置に走るのは冷静さを欠いている。過剰な反発はむしろ関係悪化の悪循環を招くだろう。日本政府はもっと適切な外交措置を熟考すべきである。
 日韓政府間ではこれまでも、歴史認識問題のために関係全体が滞る事態に陥った。
 だからこそ、歴史などの政治の問題と、経済や文化など他の分野の協力とは切り離して考えるべきだ――。そう訴えてきたのは、当の日本政府である。
 少女像問題をきっかけに経済協議や人的交流も凍結するというのでは、自らの主張と行動が反対になる。今後の対韓交渉で説得力を失うものだ。
 韓国はいま、朴槿恵(パククネ)大統領の進退で揺れている。日韓の応酬が続けば、次期大統領選にも影を落とす。これまで慰安婦問題に関心を示さなかった候補予定者らも対日強硬姿勢をとることが予想され、少女像問題の解決はさらに遠のく恐れがある。
 日韓関係が再び、暗いトンネルに入りかねない局面である。ここは両政府が大局観に立ち、隣国関係を対立の繰り返しではなく、互恵へと深化させる価値を国内外に説くべき時だ。
 日本政府と同様に、韓国政府側の責任は重い。一昨年の日韓合意では、ソウルの日本大使館前にある少女像の扱いについて、韓国政府が「適切に解決されるよう努力する」ことが盛り込まれた。
 日本政府は、少女像が在外公館の安寧や威厳の維持を定めたウィーン条約に抵触するとして撤去を求めてきた。努力目標とはいえ、韓国側は合意の文言を尊重しなくてはならない。
 日韓合意は、元慰安婦らの心の傷をいかに癒やせるかを双方が考え、知恵を出し合った結果であり、いまの両政府の関係を発展させる出発点でもある。
 この合意を侵食するような行動は双方が慎むべきだ。
 両政府は合意の精神を着実に実践し、両国民の理解を深めるよう心を砕いてもらいたい。


「日本政府が善処を求める意思表示をするのも当然だ」とタテマエ上は「イエス」といいつつも、必ず「バット」と言い返してホンネを述べる。
「ここまで性急で広範な対抗措置に走るのは冷静さを欠いている。過剰な反発はむしろ関係悪化の悪循環を招くだろう。日本政府はもっと適切な外交措置を熟考すべきである」 「日本政府と同様に、韓国政府側の責任は重い」

若宮路線以来というか、いつも、より自制、自省すべきは、事実上日本側と説くのが朝日論説委員たちだ。「どっちもどっち」路線?  それなら常に高みの立場にいられる。

だが、この社説が掲載された1月7日の紙面では、第二面に「少女像にらみ合う日韓」「駐韓大使ら一時帰国へ」との見出しと並んで「日本憤りの裏 にじむ配慮」とある。

おや、「配慮とは?」と見出しだけでなく記事の中身も珍しく読んでみたら……。

「正月休み明けの4日から両国は外交ルートで交渉を本格化。日本側は対抗措置の実施も示唆しながら、像の即時撤去を繰り返し求めた」とある。まずは朝日論説委員のいう「話し合い」をちゃんとしたわけだ。
しかし、「韓国側が応じないまま、決裂した」と。
要は話し合いをしたものの、像の撤去の要求には応じなかったわけだ。大使館前の像の移転の「約束」も守られない上に、新たに領事館前に設置されたものを撤去すべしと要求するのは何の問題もあるまい。それすらも実行しない韓国政府に対して、大使の一時帰国なんて何処の国でもやっている妥当な措置でしかあるまい。

朝日記事でも、自民党内のみならず、民進党の細野豪志代表代行が「毅然とした対応は必要だ」と「理解が広がる」と指摘している。
そして、「毅然とした対応」であっても、韓国側に「配慮ものぞかせた」として、スワップ協定の再締結協議は「中止」ではなく「中断」としているし、駐韓大使も任務を停止する「召還」ではなく「一時帰国」としているとしているからだと。

おやおや、朝日論説委員サマが、居丈高に 「ここまで性急で広範な対抗措置に走るのは冷静さを欠いている。過剰な反発はむしろ関係悪化の悪循環を招くだろう。日本政府はもっと適切な外交措置を熟考すべきである」と批判していることを、同日付けの朝日記事は事実に即して否定しているのだ。日本政府はちゃんと話し合いをやり、そして「配慮」しつつ対抗措置をしたにすぎないと。
それに引き換え、「中断」「一時帰国」といった「冷静」で「適度な反発」を、そういう表現で朝日論説委員が批判するのは、いかがなものか?
共産中国などが「領海侵犯」などをすると、他の新聞などが社説にすぐ取り上げるのに、一日ぐらい置いてからおずおずと社説を書くことがしばしばある朝日新聞だが、今回の問題も、まずは自社の記事を熟読してから、1・7ではなく1・8あたりの社説で取り上げたほうが、より冷静な筆致で書けたのではないかしら?

朝日新聞OBの長谷川煕氏&永栄潔氏の『こんな朝日新聞に誰がした?』 (ワック・WAC BUNKO)ではないが、やはり論説委員など幹部社員の悪しき「平和ボケ」「左翼リベラル」「反知性主義」が、朝日の元凶なのであろうか。2016・1・7付けの朝日新聞を「熟読」し、百田氏&石氏の対談本に於ける朝日批判を一読し、その思いを強くした。朝日新聞も、「身内」の文化人ばかりではなく、たまには冒険心をもって、百田氏などを「客員論説委員」などに起用すればいいのに。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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