古本虫がさまよう 松戸市の哀れな「ペデストリアンデッキ」の青空喫煙所には呆れた? 伊勢丹松戸の古本市はマズマズ?
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松戸市の哀れな「ペデストリアンデッキ」の青空喫煙所には呆れた? 伊勢丹松戸の古本市はマズマズ?
(2016・12・30・金曜日)





昨日(12・29)から一応冬休み。松戸伊勢丹で古本市をやっているとのことで、まずは松戸へ。
駅改札を出て右に曲がってペデストリアンデッキに向かうと、なんの遮蔽物もない「青空喫煙所」に遭遇。いまどき、これだけ、「完全青空」というのも珍しい? 「建屋のない福島原発」もびっくり? 普通は、喫煙所の周囲には植え込みやらガラスドアめいた設置をしているものだが……。

松戸市役所の市長以下の知的レベルを疑うしかない。環境美化に何の関心もないのだろう。ちょっと区切ればそれでいいと。道端のあちこちに青空喫煙を助長するに過ぎない灰皿を平然と設置すれば、それが「分煙」「歩行喫煙防止」になるから、それで十分と認識している小田原市なみだ。

さらに、その喫煙可能区画、線引きもなにもしていない。灰皿はさすがに設置していて、そこに近づいて吸うように、迷惑をかけないように…との注意書きが地面にはあるが……。もちろん、そんなのを無視して、灰皿から離れたところで、平然とプカプカしている輩も多々いた。

毎朝毎夕、こんな悪臭が漂うところを否応なく通るのを余儀なくされている松戸市民に同情するしかない(駅改札に向かうのにその脇を通るしかないのだから)。僕が松戸市民でそこを通る住民なら、市役所に電話して、遮蔽物を設置するなり(そもそも二重ドアのルームでないなら撤去を要求するのが筋)、もう少し、デッキを辺鄙なほうに移動させるよう要求するだろうが…。
そういえば、五反田古書会館に行くために、五反田駅で下車したら、交番前のバス停のすぐそばに「青空喫煙所」があったものだ。そこで吸う人が何人もいるために、バス停で待っている人に否応なく悪臭が漂流し服にも付着する。横断歩道で待っている我々歩行者にも悪臭が襲ってきたものだ。誰かが抗議してくれたのだろう。少なくとも、いま、交番周辺のバス停には「青空喫煙所」はなくなった(ようだ)。

JR東日本は、こんな公害的「青空喫煙所」を駅ホームに長年ずっと設置していた。朝夕ラッシュ時に禁煙タイムを設けたこともあったが、それをきちんと厳守させようという努力はほとんどしていなかった。禁煙タイム時に、喫煙している文盲(灰皿周辺に禁煙タイムを標示している文字が読めないのだから文盲なのだろう。さらには時々アナウンスが流れて「禁煙タイムです」という時もあったが、それも無視。耳も不自由だったようだ)の喫煙者を見ても何の注意もしないから呆れる。駅員がそばを通っても見て見ぬフリをしていたものだった。
禁煙タイムでなくても、そこで吸う輩がいるために、電車がホームに停まると、その悪臭が車内にも入ってきて鼻をつまんだものだった。それほど、悪臭が周辺に漂うのが社会的迷惑であり、だからこそ、都会の地上駅のホームでさえもが原則全面終日禁煙になり、灰皿は撤去されて今日にいたっているという経緯を、松戸市役所の面々は理解できないのだろうか? 「すぐやる課」を作った松本清市長も泣いている? 樹林ゆう子氏の 『すぐやる課をつくった男―マツモトキヨシ伝』 (小学館)は参考になる。

ともあれ、伊勢丹へ。まぁ、そんなに広くはない会場。価格に関して何の表示もしていないので、店員に「ここは税込みですか?」と聞くと、「税抜き表示です」とのこと。いやな感じ? 関東周辺の9軒の古本屋さんによる出展だが……。怪しい(?)空気を感じつつも物色。レーニン(イラスト)の特大ポスターが50000円(税抜き)か……。ソ連旅行の時買ったレーニン「像」は、いつも机の前に置いて、 「マルクスも悪いが、お前が一番悪い。スターリンと五十歩百歩だろ。トロツキーがまだマシだったぞ? ベルンシュタインの爪の垢でも煎じて飲ませてやろうか、このボケ」 と、レーニンの禿げ頭をときどきハサミやペン先でつっついていじめているが…。税込み5000円なら買ったかもしれない。寝室ベッドの天井に貼るか、もしくは壁に貼って、ダーツを投げつけたりして楽しむとか?

永倉萬治氏の『満月男の優雅な遍歴』 (光文社文庫)、松田竹千代氏の『無宿の足跡 わが青春の記』 (講談社)、松尾邦之助氏の『青春の反逆』 (春陽堂書店)、小松茂朗氏の『さらば大連 邦人25万救出の記録』 (図書出版社)を購入。

『青春の反逆』は1500円(税抜き)だが、まぁ、珍しくて安めかなと。一般図書館では所蔵していないレベルの古本だ。アマゾンでは1万円前後で出しているところもあるようだが。
松田氏は、佐々淳行氏の『私を通りすぎたマドンナたち』 (文藝春秋)に登場する人ということで名前に記憶があった。この人の娘さんの松田妙子という「マドンナ」の思い出を綴っている中で、父親の松田氏(政治家)の武勇伝も紹介されていた。その武勇伝の数々が、この本の中で綴られているようだ。1000円(税抜き)。面白そうではないか。

ともあれ、この古本市会場。天井からはいささか煩い、歌詞付きの音楽が流れているのには若干閉口(最近除夜の鐘が煩いと抗議している人がいるようだ。おお、我が友? いやいや、除夜の鐘なんか年に一回だし、「歌詞」があるわけではなく「メロディ」だけなら…。まぁ、許容範囲では。高円寺の一部の商店街の日中、電柱から垂れ流される歌詞付きの音楽などは、断固抗議して停止させるべきだと思うけど…まぁ、僕以上に日本の伝統的なものが嫌いで、除夜の鐘の音も「耳障り」に感じる人もいるのだろう。沖縄の「平和運動屋」や、右翼武闘派的なヘイトスピーチに比べれば、「除夜の鐘」は多分気にならないと思うけど---近くにお寺がないのでどの程度の「音量」か実感はないので若干留保の上だが)。

それはさておき、この古本市、ちょっと「?」を感じたのが、レジが見当たらないこと。買おうと思った本を手にして、さて精算しようかと思ったのだが……。
店員が、「こちらで…」と。パチンコ屋の景品交換所(景品を現金にこっそりと代える所)みたいに、裏通りのようなところにあるのだ。「レジはこちらです」とでも大きく標示でもすべきところだろうにと?

ともあれ、松尾さんや松田さんの本と遭遇したので、来た甲斐はあったかと。またあるといいが…。松戸の近くの、柏そごうで、古本市をやっていた時もあったが、柏そごう、そのものがなくなった。年明けには、「日本の古本屋」の「古本まつりに行こう」にはなぜか未だに紹介されないけど、宇都宮東武の古本市がある。松屋銀座の古本市もある。いずれも、昔に比べると、会場の広さそのものもスリムになってきている。まぁ、時代の趨勢ではあろうか。

松戸伊勢丹ではもちろんのことながら、古本市以外では何も買わず。古本市会場の下の階にあったジュンク堂に寄ったが、座席が沢山あって、座り読み(タダ読み)を奨励している本屋はあまり好きではないので何も買わず…。

松戸駅近くにはブックオフが二軒ある。一軒はほぼ「本」だけの小型ブックオフ。買いたいものはなし。もう一軒は、古着コーナーがかなり充実しているブックオフ。ジャケットの類をざっと見るが買いたいものはなし。「本」もなし。
昔、時々松戸駅周辺の昔ながらの古本屋に立ち寄っていた。ちょっと「跡地」をのぞくと、一軒は「日焼け屋」になっていた(かと)。もう一軒は、セブン・イレブンになっていた(かと)。そのほか「二階の古本屋」は、そのまま、ビルはあるようだが。あとの古本屋は、少し駅から歩いたが、さてやっているのかどうか。未確認のまま、松戸を去ることに…。

松戸から土浦に行き、 「つちうら古書倶楽部」へ行こうかと一瞬思ったが、一昨日(12・28)夜の茨城の地震も大きかったしなぁ…と逡巡。その日の地震発生時には、忘年会の帰りで、夜9時半ごろは、電車の中で完全睡眠状態。さらに寝過ごして、気がついたら午後10時過ぎ。あわてて下車して逆方面に戻ろうとして、電車が地震の影響で遅れていますとのアナウンスに「?」と感じていたが……。

ともあれ、間違いなくやってくる(ネバーセイネバー?)大地震…。五輪なんかのスタジアム建設よりやることはあるだろうに…と思わずにはいられない。結局、都内総武線某駅近くのつけ麺屋で、並(つけ麺・あつ)を630円で食べて帰宅。

車中、呉善花氏&加瀬英明氏の『呆れた哀れな隣人・韓国』 (ワック文庫)を読んだ。
朴槿恵政権崩壊の背景にある韓国人のいびつな「占い固執」「反日民族性」について考察した対論集。「他山の石」として韓国社会・政界を見る上で参考になる。
そういえば、安倍首相の真珠湾訪問に対して、朝日社説(12・29)などはアジアの視点がどうのこうのと騒いでいるようだ。

(社説)真珠湾訪問 「戦後」は終わらない
2016年12月29日05時00分
 旧日本軍による奇襲から75年。米ハワイの真珠湾を訪問中の安倍首相がオバマ大統領と演説し、かつての敵味方による「和解の力」を訴えた。 「戦争の惨禍は、二度と繰り返してはならない」「戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに静かな誇りを感じながら、この不動の方針を貫いていく」 首相はそう語り、「未来」に向けて不戦の決意を強調した。
 一方で、抜け落ちていたのは「過去」への視線である。
 真珠湾攻撃を、さらには日米のみならずアジア太平洋地域の国々に甚大な犠牲をもたらした先の戦争をどう振り返り、どう歴史に位置づけるか。演説はほとんど触れていない。未来こそ大事だ、反省を繰り返す必要はない。首相はそう考えているのかもしれない。 真珠湾攻撃から半世紀の1991年、当時の渡辺美智雄副総理・外相は「我が国の過去の行為に対し深く反省します」とする談話を発表した。 安倍首相自身も昨年4月、米議会での演説で「先の大戦に対する痛切な反省」や「アジア諸国民に苦しみを与えた事実」に言及した。 だが、未来志向は、過去を乗り越える不断の努力のうえに成り立つ。日米の首脳がともに世界に語りかける絶好の機会に、先の戦争をどう総括するか、日本のリーダーとして発信しなかったことは残念でならない。
 アジアへの視線も希薄だ。 太平洋戦争は日米だけの戦争だったわけではない。米英などとの開戦は、満州事変以来の10年に及ぶ中国への侵略や、その行き詰まりを打開するための東南アジアへの武力進出から生まれた。アジアの人々にも悲惨な犠牲を強いたことを忘れてはならない。 首相がハワイに出発した翌日、安倍政権は沖縄県の反対を振り切って、名護市辺野古での埋め立て工事を再開した。 全国の米軍専用施設の7割が沖縄に集中する現状も、真珠湾攻撃に端を発した米国との戦争のひとつの帰結である。 演説で首相は日米同盟を「希望の同盟」と自賛したが、沖縄には触れなかった。
 日米の「和解」は強調するのに、過重な基地負担にあえぐ沖縄との和解には背を向ける。そんな首相の姿勢は、納得できるものではない。 首相は、今回の演説で戦後を終わらせたかったのだろう。
 だが逆に印象に残ったのは、過去を語らず、沖縄の声を聞かず、「美しい未来」を強調しようとする首相の姿である。



日本とアメリカという「文明国家」どうしならば、「謝罪」「和解」も可能だし、かつての犯罪行為(奇襲? 原爆投下、一方的裁判の強要など)に関しても、学問的研究による考察も可能だろが、そうでない相手に対しては、困難が生じる。

その相手の「民度」を問題にせず、一方的に謝罪を唱えるのは愚かすぎるだろう。大使館の前に慰安婦像を設置するのを黙認し、その撤去もまだ実現できない国…。

韓国や北朝鮮や中共が相も変わらず、自分たちの現在進行形の人道的責任(文革や収容所などによる自国民弾圧、異民族支配の正当化、拉致、ベトナム戦争でのベトナム人女性の性奴隷化?など)を棚に上げて、過去完了形の日本の「戦争犯罪」のみを批判するのは愚かすぎる。アリゾナ戦争記念館にしても靖国の遊就館にしても、その施設内容などは穏健なもの。舞鶴のシベリア引揚記念館にしても行ったことはないが穏当なものだろう。それに比べて、中韓の「歴史館」はいささかイデオロギー(悪しきナショナリズム色)が強すぎる傾向があるのでは? 中国や北朝鮮の対外的挑発活動の数々は、かつての日本の軍国主義者を想起させるものであり、それへの批判がまず第一にあるべきだろう。

そもそも、政府開発援助など、中韓に事実上の「賠償」もしている。これ以上、何を要求する権利があるというのだろう。
他のアジア諸国の多くは、大東亜戦争(太平洋戦争)によって、結果として「解放」を早めた点を評価し、戦後の復興に関して日本が手を貸してくれたことや、今日の日本がもはや侵略的な軍事大国ではないということは高く評価しているのがほとんどではないか。そうした視線が希薄すぎる朝日新聞論説委員も、もう少し知的に成長できないものか?

もっとも、社説は個性ある主張の展開の場であるから、少々幼稚な見解であっても、それが社是というなら仕方もない。その内容を偏向云々と決めつけるのには留意する必要もあるかもしれないが、 12・29の朝刊に起用しているコメンティターの顔ぶれに関して、保阪正康氏や白井聡氏やケント・カルダーさんなど、中道、(極)左派リベラルばかりを起用しているが、せめて、慰安婦「誤報」問題釈明のための第三者委員会でもお世話になった北岡伸一氏や岡本行夫氏ぐらいを起用する幅の広さを見せてもよかったのではないか? 同じケントでも、ケント・ギルバートさんでも? そういう人が一人でもいれば、この日の紙面もいささかレベルダウンを防ぐことができただろうにと思う。

元朝日新聞出身の記者(長谷川煕氏&永栄潔氏)による『こんな朝日新聞に誰がした?』 (ワック)という本がある。「歴代社長・幹部社員たちの『平和ボケ』『左翼リベラル』こそが元凶だ!」とのこと。たしかに……。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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