古本虫がさまよう 引っ越し便ドライバーは、天国で昇天できる?
2017 07 / 06 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫08 next month






引っ越し便ドライバーは、天国で昇天できる?
(2016・12・13・火曜日)




ヨナス・ヨナソンの『窓から逃げた100歳老人』 『国を救った数学少女』 (西村書店)は紹介ずみ。奇想天外というか、想像力を喚起させてくれる楽しい面白い小説だった。
同じ著者の新作『天国に行きたかったヒットマン』 (同)が出ていることを最近になって知って手にした。そのほか、原田マハ氏の『暗幕のゲルニカ』 (新潮社)はスペイン内戦がらみだし、芳川泰久氏の『坊っちゃんのそれから』 (河出書房新社)も『坊っちゃん』の「続編」小説。いずれも面白そうな小説。ということで、一気呵成に一読したいのだが……。仕事関連の本も読まねばならず……。

というディレンマに悩んだ末に、なぜか手にしたのが新藤朝陽氏の『ときめき引越便』 (双葉文庫)。

内容→零細運送会社に勤める二十八歳の酒井輝生は、女性にはとんと縁もなくオナニーに明け暮れる毎日。昼食を買いに訪れる弁当屋の看板娘、理香の笑顔だけを心の支えに、仕事に励んでいたのだが、引っ越しの依頼主の女子大生から淫らな誘いを受け関係を持ったのを皮切りに、熟れた人妻、欲求不満のナースたちなどを相手に、目眩く甘美な体験を重ねてゆく。書き下ろし長編快楽エロス。

女性の太股や胸などに注目するのが普通の男性だが、この小説の主人公は「鎖骨」に情欲を感じ、そこをペロペロと舌などで攻めるのを得意とする性癖を持っている…ことになっているのがミソ?

中学生のころ、見た映画だったか、「妹」だったか「赤ちょうちん」だったか「青葉繁れる」だったか、もしくは別の作品だったか、秋吉久美子(違う女優かも?)が引っ越ししていて、荷物を運んでもらって、いざ支払の時にお金が足りなくて…体で払うといったようなシーンがあったかと(これ自体、記憶が怪しいが…)。似たような光景がこの作品の中にも出てくる。引っ越しの見積先の女性宅にて……とか、女子大生の実家からひとり住まいのアパートへの引っ越し手伝いをしたあとでとか……。宅配便ドライバーより、引っ越し便ドライバーのほうが楽しい? 人生いたるところに、苦あらば楽あり、と想像力を高めてくれる明朗エロス小説。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
スポンサーサイト
 | エロス  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑
Secret




TrackBack URL
→http://kesutora.blog103.fc2.com/tb.php/2754-b8742abf

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

カテゴリ