古本虫がさまよう 楽しき「欲望の剥き出し」-- アニセー・アルヴィナからアビゲイル・クレイトン、アネット・ヘブン、青山はな、高井桃—まで
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楽しき「欲望の剥き出し」-- アニセー・アルヴィナからアビゲイル・クレイトン、アネット・ヘブン、青山はな、高井桃—まで
(2016・12・5・月曜日)





昨日(日曜日)は急遽、新宿のヒルトンホテルに出かける所要が出来て、スタコラサッサ。このホテル、新宿駅から結構歩く。途中、ブックファーストがあったので覗く。日曜日ということもあってか、人は少なめ。ジャズピアノ風の歌詞のないメロディが流れていた。ちょっと音量が高め。もう少し低いとベターであったが(何も流さないのがベストなのはいうまでもないが)。いろいろと本が多々あるなぁと。

所要をすませると、まっすぐ帰宅。新宿駅近くに大きいブックオフもあったが……。まぁ、いいやと。帰ってきたらそれだけで一万歩。仕事関連の「書類」をひたすら読破。

一区切りついて、先日触れたばかりの二階堂卓也氏の『洋ピン映画史 過剰なる「欲望」のむきだし』 (彩流社)を読了。

前著『ピンク映画史 欲望のむきだし』 (同)は、日本のピンク映画中心の記述だったが、今回の新著は、外国産ポルノ(ピンク)映画の紹介。映画雑誌で、ペンネームでポルノ(ピンク)映画を紹介する連載コラムを持っていたとのこと。1947年生まれというから、リアルタイムでこうした「洋ピン」を鑑賞していたのだろう。

内容紹介→「洋ピン」黄金時代は70 年代。 仏国のサンドラ・ジュリアン、 米国のシャロン・ケリー、 スウェーデンのマリー・フォルサら女優が多数 来日したのだった。 本書は1960 年代~ 90 年代までの約30 年間、 日本の映画市場に流布した 欧米のポルノ映画についてまとめたものである。 ポルノ映画とはいえ、日本には純粋なそれは存在しない。 修整されたそれらは結果的に、当時作られていた セックスシーンを疑似演技で撮影した日本のピンク映画 (独立プロ成人映画)となんら変わりがない。 そこから洋画ピンク(洋ピン)という 日本独特の呼称が生まれた。それらは きわめて鑑賞意欲を殺ぐものではあったが 大きな集客はあった。億単位の高配収を記録した作品も なかにはある。しかしそれらが忽然と消えた。 時代がそれらを必要としなくなったのだ。 ビニ本の流行、AVの普及、雑誌・写真集における ヘアヌード解禁、新風営法による規制強化、 ネットによる無遠慮な裸像の露出。 ボカシだらけの「洋ピン」を見るために 映画館へ行く者はいなくなった。 映画を大衆娯楽のひとつとした場合、 「洋ピン」もまた無視できない存在だったといえる。 日本における「外国映画公開史」として、 おそらく映画業界からも忘れられつつある 「洋ピン」の歴史を、 主に話題となった作品をセレクトしつつ 在野の研究者が高濃度に綴る。

1970年代後半、マリリン・チェンバースの「グリーン・ドア」あたりから「入門」した我が身だが、まぁ、酷い時は、映画画面の半分ぐらいが「真っ黒」。何やっているか、想像力を発揮することもできないレベルの映画が多かった。池袋の「地下」の映画館で、300円(?)前後で見たり、「ぴあ」を片手に、大山だの府中だの場末の映画館で、日活含めて、「洋ピン」をよく見たものだった?

著者はアネット・ヘブン来日の際にインタビューもしていたそうな。そのやりとりも収録されている。彼女も日本的ボカシ上映について、「どうしてそんなことを!」「バカげてるわ。アメリカでも規制はある。子供は見ちゃダメっていう…」「大人はそれなりに義務も責任もある。政府がああするな、これはダメというのはおかしいと思う」と。いやぁ、まったく同感。それにしても、ホンモノの全盛時代のアネット・ヘブンと出会えたというのはうらやましい限り?

本書の構成としては、もう少し映画の「ポスター」などが収録されているとよかったのかもしれない。映画作品はゴシック表記にするとか。

あと、「洋ピン」で個人的に複数回見て記憶に残っているのが、「官能ポルノ ダーティ・バージン」。見落としたかもしれないが、この本で、これについて触れていただろうか? 触れていなかったような……。

ネットで調べると、1977年の作品。「名画座」などで見たかと? これは、一部と二部とに分かれていた。一部には、とてもキュートな女性(童顔で小柄でスリムなのにグラマーな女性)が出ていた。見た目は未成年者というか、16歳前後に見えるぐらい(ネットによると当時で大卒だったとか)。
ところが「二部」は不細工女性。それぞれ50分ずつぐらいだったか。「一部」の美女を見たくて、「二部」を我慢して見て、また「一部」を見て…という感じだったか。大山の映画館で見た(それ以外でも?)。大山駅から歩いて十分ぐらいの映画館に行く途中で古本屋を見つけて、古本屋で古本を買った記憶もある。映画館&古本屋、いまもあるだろうか?

ネットで調べると、その童顔グラマー女優は、アビゲイル・クレイトンだったようだ。「貧乳」のマリリン・チェンバースなんかより、はるかによかった?

生粋のニューヨーカー。別名Ann Carraway、Abilgail Clayton、Gail Lawrence。
 元々は演出志望で、大学卒業後、Alex DeRenzy監督の元で制作の仕事に携わるが、年齢に比して幼く小柄なルックスから出演を勧められ、女優へ。デビュー作(2作目説あり)の「Dixie」は、彼女のルックスゆえに未成年ではないかと物議を醸したが、その結果映画は大ヒット、彼女は未成年疑惑を晴らし、大卒のインテリ女優として一躍注目を浴びる。なお「Dixie」は日本に輸入された折「官能ポルノ:ダーティ・バージン」として公開。マルセロ・マストロヤンニが出演した仏伊合作映画『バイバイ・モンキー コーネリアスの夢』にも、別名のGail Lawrenceで出演、その美乳を惜しげもなく晒し、主人公を逆レイプしたことをきっかけに交際する女性の役をコミカルに好演した。また猟奇ホラー映画「マニアック」で入浴直後に殺されてしまうファッションモデル役のスレンダー美女も彼女。
 現在は脚本家として活動しているようで、96年には全米脚本家協会賞をTV番組にて受賞した模様。


アネット・ヘブンといい、アニセー・アルヴィナ(「フレンズ」主演女優)といい僕は、外国人女性に関しては、「ア」の付く女が好きなようだ。日本だと、青山はな? 彼女も、アビゲイル・クレイトンではないが、小柄だがグラマー。要は、トランジスターグラマー? 高井桃も? トランジスターグラマーって、「死語」か?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

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