古本虫がさまよう 古本市は、税込み価格で場内静寂に限る? 一冊7000円の『矢部貞治日記 欧米留学時代』は予算オーバー
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古本市は、税込み価格で場内静寂に限る? 一冊7000円の『矢部貞治日記 欧米留学時代』は予算オーバー
(2016・12・4・日曜日)







いろいろと仕事は山積みだが、 「明日できることは今日はしない」というのも大事な人生鉄則? 日曜日があるさということで……。
土曜日は東京周辺は晴天。わりと暖か。古女房は朝から「ギャンブルの世界」へ。「古本市会場、一カ所、1000円以下よ。あんた、稼ぎが少ないから」と言い残して出ていった。

ということで、まずは高円寺古書会館へ。

古書会館手前の商店街も、電柱から煩い音楽は流れてこない。この前もそうだったが、壊れた? それとも良識ある市民が、「煩い!」と立ち上がっての成果?
ともあれ、静かな町並み。小鳥の鳴き声と肉声のみ。結構なこと。古本市会場も、この前と違って、煩いラジオを点けていない。結構なこと。出入り口周辺にもタバコのみも見当たらず。これまた結構。

まずは矢部貞治氏の『矢部貞治日記 欧米留学時代』という本に遭遇。ふうむ……。読売新聞社から四巻で出ている『矢部貞治日記』なら持っているのもあるし、丸ごとコピーしているのもあるが、この本は知らなかった。自費出版というか、遺族(矢部尭男氏)が23回忌か何かで作成したもののようだ。面白そう…。

だが、なんと7000円(税込み)。ちょっと高い? 予算オーバー? 読売の四巻本は、四冊揃いだと3万前後とか4万ぐらいするようだが(「日本の古本屋」)。読売刊行の日記は、まだ図書館にあるようだが、『欧米留学時代』は、一般図書館にはなく国会図書館レベルでないとないようだ。7000円は、需要と供給の関係からして、まぁ、妥当なお値段? でも、さすがに「予算オーバー」で買えない? 2000円ぐらいなら買ったが……。また逢う日まで、さようなら。その時はもっと安くなっているといいね。でも買っても読まないか。読売の日記も拾い読みしかしていない。

日記といえば、『木佐木日記』 (中央公論新社)が最近2冊刊行されたそうな? 現代史研究会発行の分厚い箱入り日記を一冊購入し(当時3000円で購入),少し拾い読みしたものの、あとは積んどくしていたと記憶しているが、それとこれとは中身も少々異なるのだろうか? 買っても読まない? こちらの新刊は図書館にあるようだから、借りてチェックも可能だが……。

ともあれ、買ったのは中村菊男氏の『昭和政治史』 (慶應通信)、脇田勇氏の『ある英文学徒の遍歴』 (北海道新聞社)。どちらも200円。計400円。中村氏の本は持っているが、著者サイン入りなので購入。 「恵存 久保谷高志為」とある。以前も、署名入り本を購入している。割りと綺麗な字。

高円寺駅に戻ったところで、おお、ここからバスに乗って練馬駅まで行けば、そこから所沢まで一直線で彩の国古本市会場に行けるではないかと。しかし、消費税…二重取り疑惑の古本市だし(今回、税込みでやっているかどうかは未確認ですが)、なんとなく体もだるい? やはり所沢行脚はやめておこうと。高円寺古書会館に今回出ている古本屋さんで、彩の国の古本市にも参加している古本屋がある。高円寺は税込みで、所沢は税抜き? やはり理解できない?

疑惑はさておき、黄色い電車で、お茶の水駅へ移動。赤い電車は、土日は高円寺、阿佐ヶ谷などに停まらない。なんで、こんな差別的待遇をするのだろうか?

神田古書会館、ちょっと「古書」っぽい本多し。「古本」がその分、少なくて買いたい本はなし。ゼロ円。

そのまま神保町界隈へ。岩波ブックセンター、この前、立ち寄った時と同様に、店主急逝のため当分休業との張り紙があった。だが、新聞報道では「倒産」云々と。店主といえば『ヨキミセサカエル本の街・神田神保町から』 (日本エディタースクール出版部)の著者・柴田信さん。彼は最近亡くなったが、それが原因で閉店…? 岩波ブックセンターは左っぽい本が、そこそこあって、模索舎に行かなくてもまぁ、いいかなということで重宝もしていたのだが……。 「天丼のいもや」の「閉店」ほどではないが、少し残念?

新刊店で、二階堂卓也氏の『洋ピン映画史 過剰なる「欲望」のむきだし』 (彩流社)を発見。アネット・ヘヴンなどへの言及もあるようだ。


内容紹介→「洋ピン」黄金時代は70 年代。 仏国のサンドラ・ジュリアン、 米国のシャロン・ケリー、 スウェーデンのマリー・フォルサら女優が多数 来日したのだった。 本書は1960 年代~ 90 年代までの約30 年間、 日本の映画市場に流布した 欧米のポルノ映画についてまとめたものである。 ポルノ映画とはいえ、日本には純粋なそれは存在しない。 修整されたそれらは結果的に、当時作られていた セックスシーンを疑似演技で撮影した日本のピンク映画 (独立プロ成人映画)となんら変わりがない。 そこから洋画ピンク(洋ピン)という 日本独特の呼称が生まれた。それらは きわめて鑑賞意欲を殺ぐものではあったが 大きな集客はあった。億単位の高配収を記録した作品も なかにはある。しかしそれらが忽然と消えた。 時代がそれらを必要としなくなったのだ。 ビニ本の流行、AVの普及、雑誌・写真集における ヘアヌード解禁、新風営法による規制強化、 ネットによる無遠慮な裸像の露出。 ボカシだらけの「洋ピン」を見るために 映画館へ行く者はいなくなった。 映画を大衆娯楽のひとつとした場合、 「洋ピン」もまた無視できない存在だったといえる。 日本における「外国映画公開史」として、 おそらく映画業界からも忘れられつつある 「洋ピン」の歴史を、 主に話題となった作品をセレクトしつつ 在野の研究者が高濃度に綴る。


日活ロマンポルノ女優も東てるみ さんなど、一部を除いて美人は少なかった。今の美形アダルト女優を使って、ストーリーのあるポルノ映画を作ればそれなりにいいものが…と思うが。ともあれ、面白そうな一冊だ。

さておき、水道橋方面に向かう。いもやの豚カツ定食を食べようかと思った。その手前の焼き肉食べ放題店やラーメン店に長蛇の列が。いもやは意外なことにカウンターは満席だが、後ろの待ち椅子には人がいない? おや、入ろうかなと思ったが、まぁ、いいかと。

水道橋駅から総武線の某駅で下車して、最近はまっている、つけ麺屋へ。中盛り730円。美味い。所沢駅のホーム内にある「テツ」でつけ麺食べて、それから彩の国古本市に通うこともあったが、こういう店があると、「テツ」に寄って古本市へ…という必要もなくなってくる。つけ麺店新規開店により、所沢も遠くなりにけり? 新宿いなばのつけ麺にもご無沙汰…。まぁ、いいか。あの界隈も古本屋が二軒閉店。模索舎とブックオフはあるが……。まぁ、行かなくても困らない? 「本」予算縮小気味の昨今、出歩くのもほどほどにと。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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