古本虫がさまよう 『60年代ポップ少年』を『70年代非ポップ少年』が読めば……
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『60年代ポップ少年』を『70年代非ポップ少年』が読めば……
(2016・11・22・火曜日)





1949年生まれの成蹊大学卒業の亀和田武氏の『60年代ポップ少年』 (小学館)を読み終えようとしていた時(2016・11・22朝午前6時ごろ)、地震が発生した。ユラユラと長く揺れる。3・11以降に購入していた地震警戒速報を「受信」するラジオもしばらくして、津波警報発生云々と大声で喋りだした。ラジオと連動しているのか。福島で震度5。津波警報も出ている。原発は?

ちょうど、この本のラスト近くを読んでいて、倉橋由美子氏の『夢の浮橋』 (中公文庫)にさしかかったところだった。亀和田氏がモデルのようなシーンもあるとか……。この小説は懐かしい。ある人が勧めるので読んだ記憶がある。亀和田氏は「トンデモ小説」と形容している。倉橋氏はたしか高知県生まれで、歯科医師の娘。歯科医師目指したり、歯科衛生士になったり、文学部に入り直したり紆余曲折のあった作家だった。長女だったりして、跡取りを期待されたのか? 『夢の浮橋』は再読したい小説の一つ。

ともあれ、地震津波を伝えるテレビニュース(「すぐにげて!」の大見出しが画面に)を見ながら読了。12歳から22歳までの自叙伝。

著者は、全共闘世代になるのだろうが、なかなか面白い本だった(共感するというわけではないが)。

歌謡曲というかポップスに目覚めたのが小学6年生で、坂本九の『悲しき六十歳』を聴いた時とか(僕はいしだあゆみの「ブルーライトヨコハマ」?)。
月刊芸能誌「平凡」「明星」を愛読したとか(ミーツー)。
小学生の時から新聞の国際面を隅から隅まで読むのが趣味だったとか。
SFマガジンに中学一年生の時出会ったとか。
中学生の時成績はまずまずだったが、高校になって低迷したとか。高校一年のころは最悪だったとか。
LPレコードは1800円。週刊誌50円の時代(『70年代非ポップ少年』の僕の時はLPレコードは2000円は超えていたか。週刊誌は100円前後?)。
ジャズ喫茶を回っていたとか。
同級生に30歳のOLと付き合い分かれた男がいたとか。
赤点二科目 450人中200数十番。後ろに200人いた? なんだ? 僕と比べても劣等生ではない?

高校一年の三学期から卒業までカバンに『ライ麦畑でつかまえて』が入っていたとか(南沙織が傑作だというので、高校時代(大学時代?)読んだ記憶があるが……。僕は『赤毛のアン』シリーズを受験末期、なぜか愛読していたが)。
台風の時、ピンク映画のナイトショーを見て帰宅したら二階の屋根がなくなっていたとか 浪人生の時からデモに参画したり、ジュリーに似ているといわれてふふふになったり、チェコ侵入ときいて、ソ連大使館に抗議デモをしたりとか。

近所の散髪屋の年上の女性が、体を密接にして散髪するのにドキドキしたりとか……。

他愛もない青春記といえば、それまでだが、面白い自叙伝であった。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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