古本虫がさまよう 全共闘愚鈍世代よりはマシとはいえ、50代オトコは劣化しつづけるのか?
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全共闘愚鈍世代よりはマシとはいえ、50代オトコは劣化しつづけるのか?
(2016・9・18・日曜日)






VHSビデオの製造が終了したとのことで、かつて亡き父が撮影していたVHSビデオをダビングして、残された家族が見るといった「微笑ましいニュース」が、数日前のNHKテレビの朝のニュースの中の企画特集で流れていた。ううむ……。テレビでは、懐かしき映像が流れていて、残された家族の絆が深まる…といったハッピーエンドだったが、大丈夫かな?
というのも……。レンタル屋で借りてきたエロスビデオを、接続コードを駆使してビデオカメラのフィルムにダビングして、それをテレビにつないでビデオ化して、返した後も何度も楽しんでいたりする「父親」もいるだろうから(僕?)、下手にダビングして、さぁ、家族みんなで見ようとしたら、突如として、美穂由紀さんの「あぶない家庭教師シリーズ 恥態放題」なんかが画面に出てきたらどうするつもりなのだろうか?
いかん、捨てておかなくては。
なにしろそういうビデオには「美穂由紀・あぶない家庭教師恥態放題」なんて正直に表題は書かずに、 「可愛い子供たちのしたい放題」とか「湾岸危機 あぶないクウェート・フセインし放題」なんて書いているからなぁ?

それはさておき、昨日(土曜日)はいつものように、神田古書会館へ。三田善右エ門氏&三田照子氏の『光陰赤土に流れて』 (五月書房)を500円を購入しただけ。あと、古本屋街を歩くものの特に買いたいものはなし。
車中、1960年生まれの香山リカ氏の『50オトコはなぜ劣化したのか』 (小学館新書)を読了。

内容紹介→私と同世代の男たちが失ったものは何かかつて50代男性といえば、間違いなく「おとな」だった。しかし、いま周囲を見渡すと、その世代の男性の幼さ、頼りなさが目立つ。特に気になるのは、社会人としての自覚のなさ。知識もあり、機転も利いて、話している分には楽しいかもしれないが、世の中に貢献したり、公に発言したりする気概が感じられないのだ。テレビや新聞でも、公共の場所でキレる、覚醒剤に溺れる、家族に愛想を尽かされる「50オトコたち」のことが報じられることが多くなった。 団塊世代の「その後の世代」といわれる彼らは、物心ついたときは高度成長のまっただ中。世の中は順調に右肩上がりに推移し、バブル絶頂期に就職難もなく企業人となった。組織になじんでそつなく仕事をこなし、家庭もそれなりに充実させていたが、元号が昭和から平成に替わる頃から徐々に始まっていた変化ーー男女平等が浸透し、ツールはアナログからデジタルになり、長引く不況----に対応できなかったのではないか。60歳まで勤め上げてあとは悠々自適ともくろんでいたものの、終身雇用制度もおぼつかなくなったばかりか、年金もすぐにはもらえなくなった。このまま迫り来る"老後"にただおびえるばかりでいいのか。

安保法案反対のデモにやってくるのは、20代やら70代が多く、50代は山口二郎氏とか小熊英二氏とか少数。そういう「不満」もあってか、こういうタイトルの本になったようだ。40代の橋下徹大阪市長とはバトルもあったが、ヘイトスピーチ条例制定などの行動力には一定の評価を与えつつ、ああいうパワーが50代オトコにはないのではないかとも。ううむ…。僕も50代後半世代の「オトコ」だからなぁ。

50代オトコの欠陥とみなされている「価値相対主義」というのは、ある程度は容認もするけど、時には「価値絶対主義」もありうるだろう。

そういえば、「スパ!」(2016・9・20-27号)が、この本に刺激されてかどうか知らないが、 「50代が会社を滅ぼす」といった特集記事を掲載している。

年下世代の社員が、社内にはびこる50代社員に対して「もはや50代はお荷物である!」「役職があるものの仕事内容は雑用レベル」「セカンドライフを夢見ているのが腹立つ!」「ITスキルがなく、覚える気もゼロのポンコツ脳」「50代が『ゆでガエル』世代と呼ばれる所以とは」「50代が居座るほど会社の資金力は食いつぶされる」「力がない人ほど居残りやすいワケ」「給料泥棒、仕事ができると勘違い、名ばかり副部長…」等々と不平不満をぶつける形の企画だ。ううむ……。おっしゃる通りで? でも、全共闘愚鈍世代よりは、破壊活動をしていないだけでもマシでは?

とはいえ……。まぁ、同世代の女房に関しては、誰かと違って浮気もせず、一筋に愛しているので、毎朝、午前5時前後に早起きして一仕事(台所居間の床掃除など)を終えたあと、午後七時すぎに起きて来る古女房に「愛しているよ」と囁くのだが、返ってくるのは「うるさい、デブ。これ以上本を買うな。収入も減っているのに、あんたどうするつもりなの!!」というキツーイお言葉(僕はデブではない。女房のほうが妊産婦と間違えられて電車の席を譲られるのだから)。

この前の参議院選挙では地方区は、偶然にも同一政党に投票したが、全国区は別の候補者(別の政党推薦候補者)。憲法観、職業観なども微妙に差異が目立つこのごろ。去年の日本シリーズではかなり大変だったが(今年は心配なし?)、こんな女房に我慢している50代オトコはたしかに劣化しているのかもしれない。困ったことだ?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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