古本虫がさまよう 加藤紘一は「人間通」「外交通」「歴史通」だったのか? 「青春18切符」最終日は所沢彩の国古本市には目もくれずに、須賀川の「古書ふみくら」へ
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加藤紘一は「人間通」「外交通」「歴史通」だったのか? 「青春18切符」最終日は所沢彩の国古本市には目もくれずに、須賀川の「古書ふみくら」へ
(2016・9・11・日曜日)





防衛庁長官や官房長官や自民党幹事長などを歴任した加藤紘一元衆院議員が2016年9月9日、都内の病院で死去したとのこと。まぁ、自民党にあっては、河野洋平氏に匹敵する、国益を損なう困ったリベラル派議員だったといえようか?
防衛庁長官時代、その部下だった佐々淳行氏が『私を通りすぎた政治家たち』 (文藝春秋)で、加藤氏のさまざまな「狂態」を詳述に告発している。政治理念以前の公私混同の数々やら、いろいろと。「人間通」でも「歴史通」でも「外交通」でもなかった政治家といえよう。
もちろん、人の評価はさまざま。佐々氏とは違った認識・視点から、彼を評価する向きもどこかにはあるのかもしれない。そのあたりは、本日の朝刊(朝日など?)を見れば、丸い卵も切りようで四角になるとは、このことかいなとなるのかも?
それにしても、下記の共同電の森氏の発言はないんじゃないの?

政府や自民党の要職を歴任した加藤紘一氏の死去を悼む声が10日、政界から相次いだ。
 森喜朗元首相は取材に「外交が混乱している今のような時代にこそ、外交通として安倍晋三首相を支えてほしかった。まだまだ活躍できたはずなのに残念だ」としのんだ。
 森内閣不信任決議案に同調する動きを見せた2000年の「加藤の乱」を巡っては「政治的にはいろいろあったが、個人的には親しかった。自民党が野党に転落した時も協力してくれた」と振り返った。
 かつて同じ派閥で加藤氏を支え、加藤の乱を機にたもとを分かった古賀誠元自民党幹事長は取材に「突然のことで驚いている。残念とか無念とかでなく、ただ悔しい」と述べた。〔共同〕



ユーモア感覚豊かな(?)森氏の「冗談」を、真に受けて報じたのかもしれないか?

それはさておき、昨日(2016・9・10)は「青春18切符」最後の日ということで……。とりあえず黒磯へ。
宇都宮駅ホームでまずは「かき揚げそば」(400円税込み)。美味い。いつもの駅弁(1200円税込み)を購入。
黒磯駅で下車して知人宅に寄り駅弁を食べつつ歓談したあと、須賀川の「古書ふみくら」へ。宇都宮--黒磯--須賀川間の稲穂も黄色に輝いていた。まもなく稲刈りか? 農協は嫌いだが、こういう光景は悪くはない。でもコメは5キロ1500円(税込み)以下のものしか買わないし、コメの消費量を増やさないためにも、日本酒は飲まないことにして久しい?

須賀川駅も久しぶり。テクテクと駅から20分ちょっと歩く(行く時は少し上り坂。歳と共に、この坂が段々きつくなってきたような?)。祭りが土、日とあるみたいで、焼きそば屋や射的など、祭りならではの出店が出ていた。ちょっと人通りは少ないけど、まだ昼間。午後2時。
所々、「青空喫煙用」の吸殻入れが設置されているが、出店関係者の方々、そこまで行かずに、店のところでプカプカやっている人もいた。やれやれ。そういうところの店では絶対モノは買わないように? ネバーセイネバー? 須賀川には路上禁煙などの条例はないのだろうか?

この前「古書ふみくら」を訪れた時は時間があまりなかったが、今回は電車の関係で、30分は見られる。とはいえ、あっという間に30分は経過。

山田道幸氏の『戦争を考える旅』 (永田書房)、中山光典氏の『オルドスの風』 (朝日新聞社)、ミッチェナーの『アジアの声 上』 (スウェン出版社)を購入。

帰宅して図書館検索をしてみると、『戦争を考える旅』はいくつかの図書館が所蔵していた。
『オルドスの風』は23区の図書館にはないけと、府中や調布などの図書館にはあるようだ。

『アジアの声 上』は、なんと江東区立図書館にある。ここだけのようだ。昭和27年の刊行本だが、貸し出しも可能。禁帯出ではない。もし、中央区立図書館だけが所蔵していたら……。ここは昭和40年以前の本は、一切貸し出ししないからなという親方日の丸官僚主義丸出しケチケチ図書館だから、もちろん貸し出しは不可能。本館でないと取り寄せもしてくれないところ。江東区立図書館所蔵でよかった。
これ、「上」と銘打っているが、「下」は出ていないのでは? 「訳者あとがき」では、一冊の本を二つに分ける予定と書いている。原著は、日本から始まりパキスタンにいたるまでの13章。その前半をまずは訳出。下巻はインドネシア、タイ、ビルマ、インド、パキスタンなどになっているとのことだが、国会図書館で見ても、「上」しか出てこない。上とも下とも書いていないのもあるが、ページ数は「上」と同じ。ミッチェナーにこんな本があるのは知らなかったので購入した次第。

そのほか、向井敏の書評本で、へぇ、そんな本があるのかと思ったのもあったが、予算の関係(妻の怒り?)で、買わず。図書館にあるだろうと思ったので(帰宅して確認したらあった。そのうち借りて読もうかと?)。そのほかにももう一冊あったが、それも図書館にあった。とはいえ、上述の買った本もすべて図書館にはある本。図書館で借りたほうが返済期間があるので、かえって読むことになりそうでもあるのだが。まぁ、積んどくも大事であるからして……。

3冊で3400円(税込み)ぐらい。1050円なんて本もあった。消費税5%時代の本? 8%になってもそのままにしているのだろうか? どっかの所沢の彩の国の古本市より良心的?
「古本屋ツアーインジャパン」さんの最新ブログをみると、所沢に行かれたようで、買った本のことを書いていたが、324円なんて本があった。どうやら、「300円」という値付けの古本でも、8%別途消費税を取っているようだ。その古本、神田古書会館や高円寺古書会館などだと、同じ古本屋が出展していて、300円で買える本なのでは? なんとなくイヤな感じ?
相変わらず怪しい消費税二重取り疑惑濃厚の古本市のようだ。だからなのか?
僕のような人間は、静岡や須賀川の古本屋まで足を伸ばしても、なぜか、所沢までは行きたくなくなるこのごろ。なぜかは古本市主催者が胸に手をあててよく考えてみるべきだろう。消費者を舐めたらあかんぜよ。
ともあれ、せいぜい、年に一回か二回程度しかこれないけど、「古書ふみくら」は、来る価値のある古本屋。エロス本は、ちょこっとクラシックなのがあるのもいい?
郡山駅にもこの「古書ふみくら」の本店があったけど、もうやっていないようだ。ほかにも何軒か郡山駅周辺に古本屋があったけど、移転したりして最近は郡山駅周辺の古本屋には足を運ばなくなった。須賀川駅のこの古本屋だけ。3・11の時、「古書ふみくら」は郡山店も須賀川店も被害を受けて大変だったそうな。その経過などは、店主の佐藤周一氏(聞き手・小田光雄氏)の『出版人に聞く⑥ 震災に負けない古書ふみくら』 (論創社)に詳しい。
ともあれ、来る時に比べて、少しにぎやかになった祭りの通りをまたトボトボと歩く。なかなか景色もいいところ。

黒磯駅に戻り下車。
夕方黒磯から上野まで直通で行く例外的電車・快速ラビット号に乗ることにして、黒磯から横浜までのグリーン券(780円)を購入。あと、一日二食主義(原則)故に、昼飯(駅弁)を食べたから、晩飯はなしだけど、ビールとお摘みぐらいグリーン車で飲み食いしようかと思って、もちろん、駅ナカのJR東日本直営の「ニューデイズ」は無視。ほんの少し歩いてヨークベニマルへ。ここで一番搾りキリン500ミリリットル(263円税込み)、おつまみナッツ(108円税込み)などを購入。「ニューデイズ」だと、500ミリリットルのキリンビールは310円するのでは? 賢明なる消費者は、駅ナカ・駅チカを武器にした、JR東日本のバカみたいな殿様商法価格に屈してはいけない。

5年前の「3・11」の時、JR東日本が取ったあの悪徳商法(シャッターを閉めて乗客を駅舎内に入れずに、その日の運転をしない「ストライキ」「サボタージュ」を実行)への怒りを生涯忘れることなく、こんな反社会的悪徳企業には、必要やむをえない運賃はちゃんとキセルせずに払うとしても、それ以外には一切ハードカレンシーを1円たりとも落とさないようにして生きていくことが、社会正義のためになるということを自覚したいもの(ちょっと大げさかな?)。

ともあれ、無事出発。グリーン席には車内販売もあるのだが、なんと僕の前の座席の人、車内販売でビールを買っている。しかも二本も。そしてなんと一番搾りが350ミリリットルでなんと280円(税込み)もしているのだ。ヨークベニマルなら、500ミリリットルが263円(税込み)なのに。なんという無駄遣い。少なくとも「一杯目」は、ニューデイズではないコンビニで購入して飲み、それでも喉が渇いて仕方ないなら、二杯目は車内販売を…というのならまだしも。こんな無駄遣いする人、お金たまらないね。一生、貧乏人で終わってしまう。
「プレジデント」で、金持ちになる人、貧乏になる人特集で、車内販売利用する人(ニューデイズ利用する人)とスーパー利用する人と対比列伝をやるべきか? とはいえ、買って持っている古本をまた買ったりしてるほうがはるかに浪費、無駄遣いか? 金がたまらないはずだ?

それと、車内販売。ビールなど、単に箱に入れているだけ。この前報告したように北陸新幹線だと、ビールなど、まだなにか入れ物に別枠で収蔵していた。単なる「低温維持装置」なのか「冷蔵機能付き容器」なのか不明だが、車内を歩き回れば、その分、冷えたビールも、生ぬるいビールになっていく。標準小売り価格より高い殿様価格にて収奪するならば、せめてギンギンに冷えたビールを提供すればまだしも、そんな配慮もしないのがJR悪徳商法。だが、北陸新幹線の車内販売は、もしかしたら、そうした批判に応えて少し改善をしているのかもとは思わせたものだった。

しかし、黒磯-上野間の車内販売は、相変わらず、冷蔵庫から取り出した(?)ビールを販売用籠に入れて、むき出しのまま売っている。さぞかし、「温度」も上がって、生ぬるいビールになっていることだろう。それを、350ミリリットルビールを280円という恐ろしい、信じられない殿様価格で売りつけるとは……。恐ろしい会社だ(ちょっと大げさかな?)。おつまみもヨークベニマルだと、セブンイレブン系のプライベート商品もあり、格安。ニューデイズや車内販売だと、量は少なくお値段は高く…というおつまみしかないことだろう。いやな感じ? 競争原理の働く日本社会では、こんな胡座をかいた殿様企業を無視して、ほんの少し歩いて安いスーパーを利用するだけの「知性主義」を発揮したいものだ。

グリーンも、宇都宮-上野間ぐらいだともったいなくて乗れない。でも、黒磯-上野なら何とか。昨日は横浜まで買ったけど(値段は同じ。この前は、黒磯から小田原までグリーンで乗り継いで行った。値段は宇都宮-上野間と同じ)、結局上野で下車してそのまま帰宅。使い切った青春18切符を、自動販売機で買っている人に無料で提供してあげたかったけど、何となく失礼かなと思って、そのまま帰宅した。

金曜日は静岡まで往復し、都内を少し乗り降りして7000円ぐらい。土曜日は黒磯で下車して須賀川を行き来。正味8000円ぐらい。5回分で27000円分ぐらい乗車。元値は11850円だから、まぁまぁか。グリーンに二回乗った。平日と休日。2000円弱ぐらいか。まぁ、JR東日本に若干の打撃(?)を与えるぐらいは乗った(静岡方面は一部JR東海も入るけど)。

車中では、オットー・シュタイガーの『そのころスイスは 第二次大戦中のスイス作家の青春』 (未知谷)を読了。これは大変素晴らしい自叙伝だった。読後感はまたのちほど。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

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