古本虫がさまよう サンマは目黒、家政婦は色魔に限る?「家政婦」といえば、「住み込み」か「通い」か、「淫ら」か「純情」か「女スパイ」か? 「家政婦」の次は「コンビニ女店員」か?
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サンマは目黒、家政婦は色魔に限る?「家政婦」といえば、「住み込み」か「通い」か、「淫ら」か「純情」か「女スパイ」か? 「家政婦」の次は「コンビニ女店員」か?
(2016・8・8・月曜日)





数週間前だったか、今年は少し長めの夏休みを取り、重厚長大本を一日一冊読破していこうとの決意表明をした(かと?)。有休を取った日や土日には、まずは、ブレイン・ハーデンの『金日成と亡命パイロット』 (白水社)など、時局柄(北朝鮮の「ミサイル」発射!)などが手頃…と思ったのだが、猛暑の中、古本市行脚などから帰宅して手にしたのは、冷えたビールと軽めの文庫本二冊。その二冊とは……。
香坂燈也氏の『おいしい家政婦母娘 秘密のお仕事』 (フランス書院)と、南潔氏の『黄昏古書店の家政婦さん 下町純情恋模様』 (マイナビ出版ファン文庫)の二冊だった。


前著の内容紹介→「私が和哉さんのモヤモヤを消してさしあげます」沁みが浮かぶブリーフ越しに白指と唇を這わせていく千津。人妻家政婦が勤め先の少年に施すもうひとつのお仕事。浴室での禁断初体験、裸エプロンでの特別サービス……美蜜まみれの甘い生活に娘の結衣が「メイド姿」で現れ……ふたりの「家政婦」と少年――最高のご奉仕合戦、開幕!

童貞の浪人生が主人公。両親は半年間海外へ出掛けることになり、先に大学進学を果たした同級生(女性)の母親が、通いの家政婦としてやってきた。お姉さん?と思えるほど若い美女。32歳。母親といっても、後妻だったからだ。そして隣家の20代後半の美女もひとり住まいになった少年を虎視眈々と狙う……。同級生も主人公が実は好きだった…と。トリプルプレー!

暗い浪人生活なのに、やがて酒池肉林の世界が……。
冒頭、若干の葛藤が32歳の家政婦に見られるが、少年の、自分が忘れたエプロンへのオナニー跡を発見し(?)、互いの欲情が爆発! 一線を超えると、もうあとは成り行きもいいところとなってしまう。もっとも、勉強もちゃんとするように、模試の成績に応じての性サービスのランク付けなども。そういうふうにやる気を起こさせることによって、淫らな性欲に溺れることのないように少年を善導していく? 家庭教師も兼ねる、立派な家政婦もいたものだと感心?

帯に「仏スポ」「家政婦はミダラだった!」「32歳の身体が招いた『姦係』」「さらには娘までがメイド姿で」とあるのはご愛嬌。ただ、もう一捻りというか、家政婦さんに「葛藤」が欲しいところ。

後著の内容紹介→「恋だの愛だの、僕はもう疲れてしまったよ――」
懐かしくて、少し切ない“本屋さん”とお世話係・宵子の昭和レトロ浪漫。
商店街から少しはずれた場所にある、薄汚れた看板と蜘蛛の巣のかかった木造の古い一軒家――『山下書店』。しかも、そこから出てきたのは、よれよれの和服姿の店主・一生……。自立した女性になるため親の反対を押し切り家政婦になるため田舎から出てきた宵子は、そこが新しい職場だと知り、愕然とする。が、元来だらしないことが大嫌いな宵子は、開店休業状態の古本屋とズボラすぎる雇い主・一生こと“本屋さん”を何とかせねば!と一念発起。 客の手作り紙芝居の秘密を探ったり、絵本を抱えた不思議な少年に出会ったり、商店街の割烹『藍のれん』の夫婦から人生訓を授かったり、奇妙な共同生活が始まる。男やもめで引きこもり、変わり者の雇い主・一生こと“本屋さん”を変えたのは――?ほのぼのと心温まる、懐かしくて少し切ない、昭和レトロ浪漫。


古本屋(古書店)店主を主人公にしたラブストーリーといえば、フジテレビのドラマにもなった三上延氏のシリーズ作『ビブリア古書堂の事件手帖』 (メディアワークス文庫)が想起される。あちらは店主が女性で、そこに通いというか、家政婦ならぬバイトの年下の男性が古本屋を手伝うというストーリーだった。さらに、古本をめぐって発生する事件のたびに、その古本にまつわるウンチクが語られるのがミソだったが、こちらには古本にまつわるウンチクなどは特にない。若干の家賃収入もある古本屋店主(妻は病死。大学生の息子ありの39歳)と、そこに住み込みで働くことになった18歳の女性とのラブストーリー。内容紹介にあるようなストーリーの展開。ちょっと幻想的な場面もあり、なかなか面白い作品だった。一読の価値ある古本屋物語だ。

このように、人生イロイロ、家政婦もイロイロというかエロエロというか……。
ちなみに「家政婦」と聞けば、僕などは「女スパイ」とすぐに思い浮かぶ。ソ連(中共も?)など、大使など外交関係高官の家には通いの家政婦などが「支給」されたもの。それが凄い美人で、階級も実はKGBの大佐なんてこともあるから怖い。当然、色仕掛けにあって、写真を撮られソ連の言いなりにさせられる外交官が日本人含めて多々いたと言われている。家政婦には要注意だ?

北條拓人氏の『めくって濡らして』 (竹書房ラブロマン文庫)も、古本屋を舞台にしたエロス小説(紹介ずみ)。

フランス書院文庫には、家政婦モノとしてはほかにも鷹山倫太郎氏の『熟女家政婦と僕 〔青い初体験〕』や葉川慎司氏の『僕の家に来た美しすぎる家政婦』などがあるようだ。未読(だと思う)。
草凪優氏の『家政夫はシタ』 (双葉文庫)は紹介ずみ。この「お手伝い」の世界も、いまや男女平等だから? フランス書院文庫にも、いずれ古本屋未亡人を主人公にしたエロス小説が登場するのではないか。いや、最近は芥川賞を受賞した村田沙耶香氏の『コンビニ人間』 (文藝春秋)がブームになっているから、「コンビニ」を舞台にしたエロス小説もできるのかもしれない。コンビニも最近、近所への配達をしているというから、美人コンビニ店員を創造し、そういうアクセスプロセスを活かせるかもしれない。

ところで、『コンビニ人間』はすでに一読し紹介ずみだが、図書館が相変わらず凄いことになっているようだ。

今朝、一部図書館を検索してみると、まだ「蔵書」していないのが、相変わらず蔵書が少なくてそれを誤魔化すために(?)館外貸し出し数を極端に少なくしている(?)千代田区立図書館。ほかにも新宿区立図書館もまだ「蔵書」リストに入っていない。

一方、品川区立図書館はなんと10冊も購入して136人が予約待ち。中央区立図書館は3冊購入し95人が予約待ち。江東区立図書館は1冊購入で215人待ち(ここはハウツー本でも5冊程度平気で購入する図書館だからいずれ複数になるのでは)。文京区も一冊購入で154人予約待ち。渋谷区立図書館も1冊購入し96人待ち。ううむ……。無料貸出的図書館愛用者は品川区に住むのがいいのかも? 五反田古書会館も近いから。千代田区立図書館は神保町に近いけど、ここは無料貸出的図書館としてはあまり役立たないようで?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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