古本虫がさまよう 「青空喫煙所」でタバコを吸う人は「喫煙マナーを守っている人」ではない! 都議会の「自民党のドン」は喫煙擁護派なのか?
2017 07 / 06 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫08 next month






「青空喫煙所」でタバコを吸う人は「喫煙マナーを守っている人」ではない! 都議会の「自民党のドン」は喫煙擁護派なのか?
(2016・8・6・土曜日)





2016年8月5日夕方の民放テレビを見ていたら、日本たばこ(JT)のコマーシャルが流れた。一瞬だったので、正確に再現できないが、喫煙マナーを守っている人、守らない人ということでいろんなシーンが流れていた。道端に捨てられたタバコの吸殻を拾う人は、いい人として紹介されているのは分かるが、なんと、青空喫煙所の「灰皿」の周辺でタバコを吸っている人は、どうやら「マナーを守っている人」として紹介しているようだった。唖然、呆然だ。二重ドアの消臭シャワーのついた「喫煙ルーム」がぎりぎり許容できる施設だろうに、駅前広場や道端など、あちこちに日本たばこが「勝手に設置」している「建屋のない原発」も同様の「青空喫煙所」推進の「灰皿」など、諸悪の根源ではないか。

以前も報告したことがあるが、江東区亀戸駅周辺のように、十数メートル(いや数メートルか)ごとに道端に設置している「灰皿」のために、そこを歩く人々は、「歩行喫煙」をされているも同然だ。

街頭、雑踏の中で多数設置されている灰皿の前で立ちどまって吸えば「マナーを守る人」になれるという発想は歪曲もいいところだ。灰皿の前にそんな人が何人もいて、そういう灰皿があちこちに設置されているために、タバコの悪臭は放射能同様周辺に漂っていく。場所によっては、そういう「灰皿」は樹木の周辺に置かれてもいる。万が一の火災の発生にもつながる恐れがある。日本たばこはいったい何を考えているのだろう? 

青空喫煙所でタバコを吸う人は「喫煙マナーを守っている人」ではない! 「目障り」だけでなく「鼻障り」の人でしかない。そんな簡単なこともわからないのか? 

もちろん、立ちどまって灰皿のあるところで吸っている本人は、間違ったことをしているとは思っていないかもしれないが、悪臭の伝播をしていることを十分認識すべきだ。二重ドアの喫煙ルームを適宜設置するためのコストは「汚染者自己負担の原則」によって、タバコ税から全額出資するのが原則。日本たばこはそれを嫌がって、灰皿程度の設置でお茶を濁そうとしている。もっと、コストをかけた喫煙ルーム設置をしてこそ、「マナーのいい会社」になれ、「マナーのいい喫煙者」を増加させることになることを認識すべきだ。

岡本勝氏の『アメリカにおけるタバコ戦争の軌跡 文化と健康をめぐる論争』 (ミネルヴァ書房)を拾い読みしているが、アメリカに於けるタバコ戦争(受動喫煙拒否の戦い)も一進一退というか、かなり激しい論争を経て進展していったことが分かる。

飛行機の中での「全面禁煙」も一気呵成に成立したわけではない。乗客以上に、そこを「職場」にしているスチュワーデスなどの禁煙の要望に対しても、タバコ業界のみならず飛行機会社が乗客離れになるのを恐れていて実行しようとしなかった。やっと部分的に一部禁煙席が設置されるようになっていく。

操縦室で機長がタバコを吸うのを止めてほしいと、タバコを吸わない副操縦士が要求したものの無視されるので、酸素マスクを装着したことがあったという。それを機長が認めないと命令。しかし、無視してマスクを着けて操縦。命令服務違反で、副操縦士は懲戒処分を受けたという。なんと不条理な?

また、タバコが苦手な民主党の連邦下院議員リチャード・ダービンが、飛行機に乗ろうとして禁煙席が満席で、喫煙席しか取れないというので、係員に「何とかしてもらえないだろうか」と頼んだところ、その人は、「私には無理ですがあなたならできます。ダービン議員」と言われ、目覚めた(?)という。

そう、議員なら法律の制定により、そうした喫煙者迎合の無法状態を改善することが可能なのだから。そこで、ダービン議員は「飛行時間二時間以内の国内便を全面禁煙にする内容の連邦法案を1987年に下院へ提出した」のである。

そのほか、喫煙者がタバコを吸う権利は、空気を汚染する権利でしかないと喝破する人もいたそうな。

ともあれ、ふと、先の一節「(議員の)あなたならできます」という言葉に接して、もしかして?と思ったのが、都議会の親タバコ議員たちの策動だ。 「自民党のドン」が喫煙擁護派かどうかは知らないが、東京五輪を前にして都議会が公的空間に於ける喫煙制限に消極的なのは、そうした政治勢力があるからではないのか。

ある喫煙制限に積極的な都会議員のブログにこんなものがあった。



おときた駿 Headshot 東京都議会議員(北区選出)

東京都が後手に回る禁煙(受動喫煙防止)対策...結局、国が先に法律制定か?
投稿日: 2016年01月08日 14時52分 JST 更新: 2016年01月08日 14時52分 JST

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
二日前ですが、受動喫煙防止についての報道が出ていました。

公共施設を全面禁煙、ホテル分煙...罰則科す新法 : 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160105-OYT1T50066.html?from=tw

上記リンクにもあるように、わが国及び東京都の受動喫煙防止対策は著しく遅れており、
五輪開催都市でありながら罰則付きの法律・条例を持っていない状態です。こうした点はこれまでも再三、ブログで取り上げてきました。

都庁・都議会議事堂が喫煙天国なのに、禁煙(受動喫煙防止)条例ができるわけもない
http://otokitashun.com/blog/togikai/5631/

ちょうどこの記事を書いたのが丸1年前なのですが、
最後に触れた「受動喫煙防止対策検討会の結論を待つ」という点については、

「禁煙が原則だが過渡的には分煙対策を推進。事業者に財政支援を行う」
「2018年までに国の動向などを踏まえ、条例化を見据えて対策を再検討する」

という結論になりまして、つまりあからさまな先送りの状態が続いています。
そうこうするうちに、まさに国から方針が出そうなわけですね...
もちろんかねてより受動喫煙防止を訴えてきた私としては、国の方針は歓迎すべきものです。しかしながら、報道の通り学校や病院などの「公共施設」が禁煙(罰則有り)になるだけでは不十分です。

もっとも受動喫煙の被害が大きいのは飲食店なども含む「公共の場」であり、こちらに対して努力義務のままでは、それほど実効力のない法律となってしまう可能性もあります。
であればむしろここからが、東京都が独自色を出す時です。法律で罰則付きのルールが規定されれば、その範囲を条例で広げるだけなので、民意も含めて立法のハードルは著しく下がります。
しかし一方で、以前の記事でも取り上げた通り、路上喫煙の禁止からタバコ対策に入った日本は、 欧米諸国と異なり「室内禁煙」を徹底してしまうと喫煙者に対して過剰なまでに喫煙機会を奪ってしまう恐れがあります。
喫煙機会の確保のためには、屋根付き・囲い付きの喫煙所の整備が必須なのです。
そこで東京都はお金を出して(基礎自治体への補助金など)整備を進め、 喫煙者に対する対応もしっかりと行う。その上で、「公共の場」まで禁煙範囲を拡大した条例を制定する。
これは財政に比較的余裕がある東京都であればこそ実現可能かつ、
都民にも受け入れられやすい政策ではないでしょうか。
自民党を中心に受動喫煙対策に消極的だった都議会でも、 昨年秋の定例会で与党である公明党の議員が代表質問で初めて対策に言及するなど、 以前に比べると条例制定に向けて徐々に気運が高まっているように感じます。

「おもてなしの一環として、東京は、公共施設のみならず、飲食店なども含めた受動喫煙防止に向けて、実効性の高い取り組みを推進すべきであります。改めて強く要望いたします。」 平成27年第三回定例会 公明党 谷村議員の代表質問より http://www.gikai.metro.tokyo.jp/record/proceedings/2015-3/02.html#02
今回の国の動きを受けて、当初は条例制定に積極的だった舛添知事の決断を後押しできるよう、今年の定例会でも受動喫煙対策について しっかりと取り上げて提言していきたいと思います。それでは、また明日。
(2016年1月7日「おときた駿ブログ」より転載)



このブログには写真入りで都庁や都議会周辺の「青空喫煙所」の酷さも非難されている。都庁都議会には近年行ったことがないが、こんなに「青空喫煙所」があるとは驚きだ。都内の高級ホテルなども、出入口に平然と「青空喫煙所」を作っていたりもしていて閉口すると同時に、すぐに「抗議」をしたりもしてきたが……。

舛添知事が条例制定に消極的になった背景には、自民党の「ドン」勢力などの圧力があったか、なかったのか? そういうことも含めて新聞などは報道してほしいものだ。日本たばこの杜撰な広告への批判も含めて!

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
スポンサーサイト
 | 健康  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑
Secret




TrackBack URL
→http://kesutora.blog103.fc2.com/tb.php/2614-befbe842

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

カテゴリ