古本虫がさまよう いくらタバコ憎しでも、警告表示はほどほどにすべきでは? 東京都新知事はまずは「良識ある禁煙推進知事」たれ!
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いくらタバコ憎しでも、警告表示はほどほどにすべきでは? 東京都新知事はまずは「良識ある禁煙推進知事」たれ!
(2016・7・19・火曜日)



この前の毎日新聞にいささかグロテスクな写真とともにこんな記事が出ていた。


パッケージの警告表示、日本は「最低限」 海外、強烈画像も
毎日新聞2016年7月13日 東京朝刊
日本のたばこ。警告に画像はない
 喫煙による健康障害のリスクなどを伝えるたばこのパッケージの警告表示。財務省は6月、文字を大きくする一方、写真やイラストの表示は見送る案をまとめたが、海外では悪影響が一目でイメージできる画像付きの警告が増えている。パッケージに占める表示の割合も日本は30%で、海外と比べて高くない。各国はどんな表示をしているのだろう。【下桐実雅子】

 カナダがん協会が2014年にまとめた警告の表示面積(表と裏の平均)のランキングは、1位がタイ(85%)で、大きな写真の印象は強烈だ。2位オーストラリア(82・5%)、3位ウルグアイ(80%)、4位がブルネイ、カナダ、ネパール(各75%)と続き、いずれも画像が付いている。

 画像付きの警告は01年にカナダが最初に取り入れ、15年までに▽英国▽フランス▽ロシア▽ブラジル▽インド−−など77カ国が導入した。表示面積も年々大きくなっており、14年時点で50%以上なのは60カ国。さらに最近は、銘柄のロゴマークをなくし、デザインも画一化した「プレーンパッケージ」が豪州などで登場している。

 表示面積が30%の日本は、中国や韓国と並びランキング110位。日本も批准する世界保健機関(WHO)のたばこ規制枠組み条約は、警告表示について「主な表示面の50%以上を占めるべきであり、30%を下回るものであってはならない」としており、現状は最低限のレベルだ。同条約は写真や絵を付けることを奨励しているが、日本は「過度に不快感を与えないことが重要」などとして導入に至っていない。

 では、画像付き警告表示の効果はどうなのだろう。各国の喫煙率と警告の割合を並べてみると、面積が大きいほど喫煙率が低いわけではなく、関連がなさそうにも見える。ただ、喫煙率は各国のたばこの価格差が大きく、文化的な背景も違うため、他国との比較は難しい。

 WHOは11年の報告書で、カナダでは警告に画像を導入した前後で、喫煙者の「たばこをやめたい」という気持ちが20%から87%に高まったとのデータを紹介している。同国では、画像付き警告で喫煙率が2・87〜4・68%下がったとの推計もある。WHOは「識字率の低い国では、画像はより重要だ」と指摘する。

 国立がん研究センターが今年4月、成人男女2000人に実施したインターネット意識調査では、7割が画像を使った警告表示に「賛成」と回答した。肺がんについての警告表示5種類の中から最も読むものを選んでもらったところ、約6割の喫煙者が、文字だけよりも画像付きの方を選んだ。

 国のがん対策推進基本計画は、22年度の喫煙率の目標を12%としているが、近年は20%前後で推移し、下げ止まりの傾向にある。同センターたばこ政策支援部は「受動喫煙防止対策も含めて、日本のたばこ対策は世界的に見て遅れている。警告表示は国民に受け入れられるように、まず不快感の少ない画像から取り入れるのがいいのではないか」と提案している。



こういったタバコ広告文の「害悪強化」などに関しては、裁判訴訟などの結果による面もあるようだ。読み始めたばかりの岡本勝氏の『アメリカにおけるタバコ戦争の軌跡 文化と健康をめぐる論争』 (ミネルヴァ書房)でも、そのあたりは詳述されている。

ともあれ、喫煙者が人に悪臭を伝達しない形で、また失火などによる火災を発生させないという前提で、個人的に喫煙するのはまったくの自由である。喫煙したことはないが、タバコを一服することによって、ある程度の爽快さなどが得られることはありうる(だろう)。歯磨きをしたりグリーンガムをかめば口中が一時爽やかになるのと同じように? 喫煙者が二十歳以上(将来は18歳以上?)の中で、二割程度いてもいいだろう(だが、その中のほとんどの人が「マナーの悪い喫煙者」だと困るが!)。

喫煙によって健康を害する機会が増えて、医療費を無駄にしたり平均寿命より早く死亡するといった社会害悪を与える可能性もあるが、それが本当だとしたら、早く亡くなることによって年金などの支給額が減ることにもなろう。長い目でみれば、喫煙が与える財政的な負担はどんぶり勘定になるかもしれないが、プラスマイナスゼロとみていいのではないか?(ただし、タバコの不始末などの失火は問題。これは飲酒事故運転手同様厳しく処罰すべきだが、タバコ飲みが認知症になっていったらどうなるのか? 赤ん坊が親のタバコを食べたりして重態になったりするのは、自業自得というか、個々人の自己責任の問題ではあろうが。この前のフランスのニースのテロで、映像を見ていると、トラックがジグザグ運転で後ろから迫ってきているのに、「スマ歩」している人がいた。この人、「スマ歩」していたために、逃げるのが遅れて轢き殺されたであろうか? もしそうだとしたら、ボランティアな死亡としてさほど同情する余地はないかも? そういうふうに自己責任が問われる被害者も世の中には存在する?)。

だから、問題にすべきは「マナーの悪い喫煙者」のみである。ただ、その割合は喫煙者の三分の二を超える? 五分の四を超えるとしても、残りの「マナーの悪くない喫煙者」の権利は、十分保護すべきだろう。ただ、少なくとも都会のようなところでの歩行喫煙はもちろん×だし、立ちどまっての喫煙とてもちろん×だ(半径百メートル程度の周辺に人がいる限り、青空喫煙は、建屋のない原発同様、悪臭を鼻孔に伝播させるという点で×で大きな社会迷惑となる)。

だからタバコのパッケージに警告を掲載するなら、喫煙者への健康被害を訴えるグロテスクな写真などよりも、「周辺に人がいるところでの喫煙は×」という主旨のモノがベターだ。マナーに反しない限り吸いたい人は吸えばいい。ただし「他人に迷惑をかけるようなマナーに反する喫煙行為」は×ということで、そういう啓蒙のための警告ラベルを思案し掲載すべきであろう。

服にタバコの悪臭が染みついている人が電車の隣席に座って周辺に不快感を与えている…とか。溝にピンポイントでタバコを捨てる輩の写真とか。地下鉄メトロなどが車内マナー向上のために作成しているポスターなどは参考になるだろう。
タバコ税の一部を使って、二重ドアの消臭シャワー付きの喫煙ルームの建設を行なっています…とか、そういうのもいいかもしれない。失火をすれば罰せられますとも。

教条的な喫煙派も、熱烈なタバコ嫌いも、知性に基づいた適切な建設的なタバコ啓蒙活動をしてほしいものだ。タバコの悪臭が我が鼻孔に到達しなければ、原則喫煙は迷惑行為にはならないのだから。
しかし、とりわけ、喫煙派に教条的な態度を表明する頑固派が少なくないような気がする。俺の健康のことに容喙するな!と。
あなたの健康などどうでもいい。こちらの不快感を増大させないでほしいだけだ。

都知事候補には、タバコに関する問題への対策案も確認してほしいものだ。

道端にタバコの吸殻が減ったからマナーは改善されているなんて認識を持っている候補者がいたら、その人はかなりの愚か者というしかない(実態は、排水溝などの溝の中に捨てるのが増え、道端の吸殻が減っているように見えるだけ)。こんな簡単な「現実」も見極めることができないような人が都知事をやっては困る。
いつになったら、タバコの悪臭を恐れることなく公道を歩き、外食できるようになるのだろう。あちこちに立ちどまって吸えばいいだろうといったレベルの人があちこちに点在。歩行喫煙者もいる。悪臭シャワーにさらされる被害者こそ、最大の被害者だ。

地下鉄メトロで発行している無料雑誌のグルメ欄のレストランにも「禁煙」情報は皆無。全面禁煙、二重ドア、消臭シャワー付きの喫煙ルームの設置が難しければ、せめて、営業時間の前半の半分(以上)は「禁煙」にし、あとは、「分煙」にするとか、頭を使えばいくらでも改善可能だろうに。一歩一歩前進、漸進していくという気概が関係者にはないのだろうか?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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