古本虫がさまよう 「図書館」と聞けば、想起するのは……『美人図書館員の消したい過去』?
2017 06 / 05 last month≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07 next month




「図書館」と聞けば、想起するのは……『美人図書館員の消したい過去』?
(2106・7・12・火曜日)





埜納タオ氏の『夜明けの図書館4』 (双葉社)を読んだ。


内容紹介→ただ今、全国の図書館員、書店員が絶賛し、大ヒット中の『図書館マンガ』の第4巻が待望の発売です。新米司書の葵ひなこが、利用者の調べもの、探しものをお手伝いをする「レファレンス・サービス」が、お話の核になる極上の【謎解きドラマ】です。今回は、図書館の裏側を見せる「蔵書一斉点検」や、「嘱託職員の問題」「ハンディキャップサービスの問題」を取り上げます。特に、ディスレクシアの少年に葵ひなこが、試行錯誤しながら向き合おうとする姿勢に注目です。今まで以上に、感動と涙あふれる今巻をどうぞお楽しみください。




「図書」「図書館」にまつわる、ちょっといい話(レファレンスへの協力や読書の障害を持つ少年への思いやりなど)をマンガで描いた佳作。

ううむ、個人的には、双葉社といえば、エロス分野の双葉文庫しか目がとまらず、図書館の司書や女性といえば、特定嗜好分野としての『美人図書館員の消したい過去』シリーズ(冬月かえで、希島あいり、希崎ジェシカさん他)のイメージが近年定着している?。

前にも一度書いたことがあるが、今度図書館の相談コーナーで、こんな相談をしてみようかな? 
「フランス書院文庫の本がオタクの図書館に全然ないのは『図書差別』ではないでしょうか?」
「ジョアンヌ・オッペンハイムの『親愛なるブリードさま 強制収容された日系二世とアメリカ人図書館司書の物語』(柏書房)や、門井慶喜氏の『おさがしの本は』 (光文社文庫)は所蔵しているのに、斎藤晃司氏の『図書館司書・麻里』 (二見文庫)がないのは何故ですか?」
としつこくクレームをつけたりしたらどうなるか? すぐに警備員を呼ばれてしまう?

あと、DVDも、以下のようなものを図書館で購入し貸出してほしいなんてリクエストするような変人がいたりして?(作品名は省略?)。

①県立某大学に勤務する図書館司書が1本限りの奇跡のAVデビュー 春日優子 / V&R PRODUCE(ブイアンドアールプロデュース) [DVD] [アダルト] ……

②本物! 現役! 図書館司書3本番&初体験ごっくんで公式デビュー 戸田エミリ [DVD] [アダルト] 戸田エミリ (出演), 一ノ瀬くるみ (監督) 形式: DVD……。


冗談はともかくとして、真面目に図書館の活用術を自らの体験とともに詳述しているのが、奥野宣之氏の『図書館超活用術 最高の「知的空間」で、本物の思考力を身につける』 (朝日新聞出版)だ。

社会人向けの司書資格も習得。自宅周辺の図書館を利用しながらの知的図書館論を展開している。レファレンス、閲覧として図書館の本を利用し、じっくり読みたくなれば買うほうがいいとの助言もある。古本屋で手に入らないような昔の本でも図書館にあることがある…と。

たしかに、 カジノ=リブモンテーニュの『ポルの王子さま』 (ニトリア書房)は図書館にはまずない。だが、 『つげ義春日記』 (講談社)ならあることが多い。都内の区立図書館もいくつかは所蔵している。どちらも古本価格は高騰している。「日本の古本屋」で見ると、『つげ義春日記』を8640円なんて値段で出している古本屋もある。『ポルの王子さま』も、それぐらいの値段から1万円超えまである。どちらも「高過晋作」だ!

ただ読みたいだけなら、『つげ義春日記』は図書館で借りて読めば十分であろう。検索してみると、『ポルの王子さま』も、なんと福島県立図書館にはあるようだ。他館への貸出も可能図書のようだ。ならば、「無料」で自分の住んでいる近所の図書館まで借り出して読むことが可能ではないか? 僕は持っていて一読しているが、誰かチャレンジしてみては? 僕も別の本だが、「日本の古本屋」でも見当たらない某本を、北海道の札幌図書館や四国の某県図書館から取り寄せて借りて自宅でじっくりと一読したことがある。「無料」を原則とする「図書館の自由」のありがたさを感じる。古本屋にとっては「天敵」にもなりうるだろうが……。「高過晋作」古本には、図書館で対抗することも時には必要になるだろう。


以下、奥野氏の本の書評の再録。

2012/09/06(木) 06:35:58
奥野宣之氏の『「処方せん」的読書術 心を強くする読み方、選び方、使い方』 (角川oneテーマ21)を読了。心の不安や悩みなどに打ち勝つために本をいかに活用していくかといったユニークな読書論を展開している。
 たとえば、著者は『ドン・キホーテ』を大学卒業直後に読了し、数年後にその舞台であるスペインのラ・マンチャ地方に実際出かけた時の思いなどを綴っている。

なるほどと。スペイン内戦に関心がある人で、その関連の著作を読んでいれば、バルセロナやウェスカに行ってみたいとも思うだろう。シェイクスピアや太宰治が好きなら、その生家に出かけてみたりもすることだろう。読んだ本の舞台に行けば、ある種の感動も残ることだろう。

新幹線の「のぞみ」は短すぎるから「こだま」に乗って読書をするなんてことも実践しているそうな。僕が「青春18切符」で古本屋行脚に出かけるのも経済性もあるが、ブラブラノンビリ、睡眠、読書時間確保のためもある。同様の価値観を有しているともいえようか。
そのほか、僕の好きな『ヘンリ・ライクロフトの私記』 (岩波文庫ほか)も出てくる。今東光などの人生相談も役立ったとか…。



ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
スポンサーサイト
 | 図書館  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑
Secret




TrackBack URL
→http://kesutora.blog103.fc2.com/tb.php/2583-25967da7

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

カテゴリ