古本虫がさまよう 図書館本で節約した4000円を握りしめての古本市ツアーで遭遇した親方日の丸商法?
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図書館本で節約した4000円を握りしめての古本市ツアーで遭遇した親方日の丸商法?
(2016・6・26・日曜日)





宮田昇氏の『小尾俊人の戦後 みすず書房出発の頃』 (みすず書房)を、図書館で借りて読んで浮いた(?)お金4000円弱(3888円)を握りしめて、昨日(土曜日)は、午前10時ジャストに半蔵門線の神保町(九段下寄り)の地上口に到着。

それからスタコラサッサと岩波ブックセンター方面に歩きだす。
まずは山本書店。軒先コーナーも準備されており開店中。開店準備中ではない。合格! 日本特価書籍も同様。合格! 山陽堂、矢口も同様、合格。

おや? ソフトバンクホークスの2つ手前のオーナー会社の「名前」堂書店は、午前10時開店と店頭に銘打っているのに、おやおや、店内は真っ暗。節電? 店内お掃除中、開店準備中のよう? もう10時5分では? 軒先コーナーの設置もまだ行なわれていない。夜は午後7時まで開いているとのことだが……。これでは不合格ですな。午前10時開店なら、山本書店以下のように時間厳守で振る舞ってほしいもの。もちろん、午前10時開店ではなく、午前11時開店の古本屋もある。そういうところはまだシャッターが閉まっているが、それは当然。

古書会館までの道筋の古本屋で特に買いたいものはなし。新本で、ある「研究」のために、深草潤一氏の『兄嫁 真理子の手ほどき』  (二見文庫)を買いたいと思ったのだが……。ここで710円を使うと、軍資金はかなり減ってしまう……。某書店は税込680円で売っているが……。ブックオフで見つけるまで我慢? 睦月影郎氏の『卒業 一九七四年』  (講談社文庫)の続編にあたる『初夏 一九七四年』 (講談社文庫)も出ているが691円(690円か?)。二冊買うと1400円相当。ううむ、我慢?

古書会館の古本市で、井上勇氏の『日記昭和二十年』 (のじきく文庫)をまず手にする。300円。井上勇氏といえば、時事通信社出身で、ウィリアム・ダグラスの『ソ連紀行』 (時事新書)や、アーネスト・リッパの『囚われの外科医』 (時事新書)を訳した人かと思ったのだが、まったくの別人だった。そのほか、照屋佳男氏の『文学と哲学のあいだ』 (成文堂)は定価2300円のところが100円。姜治方氏の『郵趣とわたしの歩んだ道』 (外交出版社)は500円。三冊で計900円(税込)。まずまず?

宮田昇氏の『小尾俊人の戦後 みすず書房出発の頃』 (みすず書房)の、カバー写真の杖をもって神保町を歩く小尾さんではないが、会場内には杖をもった老人もチラホラ。車椅子の人もまれに見かけることもある。こういう人のために、古書会館側は業務用エレベーターを特別に使用しているのだろうか? 杖のご老体の来場も少なくないようだから(明日は我が身)、奥深くに自分たち専用のエレベーターを設置するのではなく、客用のエレベーターを入り口手前に設置するといった発想を、新古書会館建設の時にあらかじめもっていれば尚よかったのではないか?

それにしても、靖国神社参拝客も多かろうに、半蔵門線の九段下駅と東西線の九段下駅の間にはエレベーターはともかくとしてエスカレーターはなく「階段」のみ。エスカレーターを設置するスペースは十分あるのに、改善しようという気は東京メトロにはないようだ。相変わらずの殿様商法?

そのあと、仕事場で仕事。午後夕方、高円寺古書会館へ。徳田球一氏の『わが想い出』 (東洋書館)を200円(税込)。

そのあと、7月2日閉店という新宿御苑近くの古本屋・「昭友社書店」へ。2割引きの札に赤線引いて5割引きに! ここに先の新刊本があればいいのだが……。残念ながらない。百田尚樹氏の『カエルの楽園』 (新潮社)が700円。その半額だから350円で売っていたが……。すでに一読済み。ということで買いたいものはなし。この近くにあった某古本屋も閉店。御苑近くにあったブックマーケットも閉店。あとはブックオフと新刊書店の模索舎がある程度か。模索舎の先にあった新刊書店も消えた……。御苑周辺を散策する楽しみも減っていく…。

そういえば、6・25は、新宿西口古本まつりの最終日。まだやっているか? 空はまだ明るい(朝方の暴風雨がうそのように、昨日は正午前から天候はほぼ回復し晴れ間ものぞいた)。だが、この古本まつりは「日本の古本屋」の案内ではこんな傲慢(?)な告知しかしていない。

○時間:8時~21時(最終日は早めに終了致します)
○お問い合わせ
 神奈川県古書籍商業協同組合  横浜市神奈川区反町2-16-10
 TEL:045-322-4060(月・金曜)/FAX:045-322-4122



普通、デパートの古本市なら、午後8時前後までやっていても、「最終日は午後5時」とか「最終日は午後4時」で終了しますと告知するものだ。この古本まつりはそういう「時間」を明示せずに、 「早めに終了致します」との殿様告知! 「早めに」って何時なの?  せめて、「最終日は午後5時ごろより撤収準備をしますので、その時間前にお越しください」といった風に告知するのが普通だろう。親方日の丸の官僚組織でさえ、いまどき、こんなあやふやな告知はしないのではないか。唖然呆然!!!

それにそもそも、この古本市は、消費税二重取り疑惑濃厚な古本市ではないか? 主催者は神奈川県古書籍商業協同組合となっているが、ここが仕切っている反町の古書会館での古本市は、神田、高円寺、五反田の古書会館での古本市と同様に「税込価格」でやっている。なんで、新宿西口広場で古本市をやると、税抜き価格になってしまうのか? 所沢彩の国古本市同様、「二重価格」・消費税二重取り商法ではないのか?(今回は行ってないので、税抜き価格で売っていたかどうかは未確認だが、以前までの時は、税抜き価格と称していたはず)。

ということで、まぁ、この殿様古本市には行かなくていいやと。もう「閉店中」かもしれないし、行っても消費税二重取りの悪徳商法みたいだし? ということで足を運ぶのをやめた次第。こういうふうに、信用を失うと客足は鈍くなるもの! 自業自得・因果応報?

ともあれ、電車賃(地下鉄24時間乗車券)を含めても、この日は、1700円の出費。だが、御苑近くで、ある人の誕生会(飲み会)もあり、そこに出席し、乱費? 図書館で節約した4000円を上回る出費となったが、それもまたよし……。その分はまた図書館で本を借りて充当すればいい? フィン・オーセルーの『科学の曲がり角 ニールス・ボーア研究所 ロックフェラー財団 核物理学の誕生』 (みすず書房)などは、本体価格8200円(税込8856円)。この本を図書館で借りて読めば、豪遊できる? でも、これでいいのか? ううむ……。まぁ、トニー・ジャットの『記憶の山荘 私の戦後史』 『ヨーロッパ戦後史上下』『荒廃する世界のなかで これからの「社会民主主義」を語ろう』 (みすず書房)ならともかく……。
ともあれ、仕事に趣味に交際にと三拍子揃った「土曜日」であった。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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