古本虫がさまよう どっかの新聞社の「虚報」「誤報」のような「歴史歪曲主義」「歴史捏造主義」はケシカランが、「歴史修正主義」は是々非々で検討されるべきではないか。ベルンシュタインは「歴史修正主義者」なのか?
2017 08 / 07 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09 next month








どっかの新聞社の「虚報」「誤報」のような「歴史歪曲主義」「歴史捏造主義」はケシカランが、「歴史修正主義」は是々非々で検討されるべきではないか。ベルンシュタインは「歴史修正主義者」なのか?(2016・5・14・土曜日)





エドゥアルト・ベルンシュタインという人がいる。ウィキペディアによると、こんな思想家だ。

エドゥアルト・ベルンシュタイン(Eduard Bernstein, 1850年1月6日 - 1932年12月18日)は、ドイツの社会民主主義理論家・政治家。ドイツ社会民主党(SPD)党員。社会民主主義、修正主義の理論的創始者。
経歴[編集]
1850年1月6日ベルリンにユダヤ系の家庭に生まれる。1872年、アイゼナッハ派の党員となる。1875年には、アウグスト・ベーベル、ヴィルヘルム・リープクネヒトらとともにアイゼナッハ派とラサール派との合同を決定したゴータ大会を準備。

1878年、社会主義者鎮圧法が成立すると、スイスのチューリッヒに亡命し、社会民主党の後援者であるカール・ヘヒベルクの秘書となる。1888年、プロイセンの圧力を受けたスイス政府からの国外退去命令により、ロンドンに亡命し、このころ同じくロンドンに亡命していたフリードリヒ・エンゲルスに接近。

1880年から1890年まで、SPDの非合法機関誌“Sozialdemokrat”を発行。1891年には、エルフルト綱領の起草者のひとりとなる。フリードリッヒ・エンゲルスの死後、1896年から1898年まで、SPD内部の 修正主義論争につながる「社会主義の問題」と題する一連の論文を発表し、古典的マルクス主義を批判した。労働者階級の生活改善と中産階級の発生を根拠に革命不要説を唱えた。1899年には「社会主義のための諸前提と社会民主主義の任務」を発表。これに対して、ローザ・ルクセンブルクは1900年、「社会改良か革命か」を発表し、激しく反論。ベーベルやリープクネヒト、カール・カウツキーらとも鋭く対立した。

1901年、社会主義者鎮圧法の廃止により、ドイツに帰国。1903年、ドレスデン党大会で修正主義否認が決議され、ベルンシュタインは公式に敗北するが、運動面では根強い支持を得つづけた。1902年から1918年まで帝国議会議員を務める。1913年、社会民主党左派のメンバーとともに軍事力増強法案に反対票を投じる。1917年、カール・カウツキーとともに独立社会民主党(USPD)に参加し、第一次世界大戦が終わり、1919年、社会民主党(SPD)に復帰。1920年から1928年までヴァイマル共和国議会議員を務める。1921年、ゲルリッツ綱領の起草に携わる。1932年ベルリンで死去。

関連書籍[編集]
『ベルンシュタイン 民主的社会主義のディレンマ』ピーター・ゲイ著、長尾克子訳、木鐸社、1980年
『ベルンシュタインと修正主義』関嘉彦著、早稲田大学出版部、1980年10月
『ベルンシュタイン 亡命と世紀末の思想』亀嶋庸一著、みすず書房 1995年2月



ウィキペディアの「関連書籍」になぜか出てないが、経歴には出てくる「社会主義のための諸前提と社会民主主義の任務」は、『社会主義の諸前提と社会民主主義の任務 』 (ダイヤモンド社)として、日本でも訳出刊行されている。佐瀬昌盛氏の訳で。
このダイヤモンドのシリーズは、 「清水幾太郎責任編集」という形で、箱入りにての刊行。何冊か購入購読した。全部古本屋だったかと。「日本の古本屋」で見ると、『社会主義の諸前提と社会民主主義の任務 』を5000円から8500円で売っている古本屋が数軒あった。マルクス・レーニン全集よりは価値ある一冊? これは名著(だと思う? 一部読破。かなり積んどく?)。

ともあれ、「修正主義」は、マルクス・レーニン主義者からすれば、本家本元家元サマ(マルクス&レーニン)に対する不遜の立場であり、ベルンシュタイン以下、社会民主主義・民主社会主義は、反マルクス的でケシカランということになるのだろう。北朝鮮賛美の「歴史歪曲主義」「反知性主義」の最たる寺尾五郎本を出した新日本出版社などからは、社民・民社批判の本がいろいろと出ていたかと。

ともあれ、ナチスのユダヤ虐殺はなかったとかそんな主張をする人びとに対して「歴史修正主義」だと批判するのは「正論」だ。ティル・バスティアンの『アウシュヴィッツと〈アウシュヴィッツの嘘〉』 (白水社)などは僕も同感。だが、本来なら、そういうのは「歴史捏造主義」とか「歴史歪曲主義」とかいうべきだろう。ベルンシュタインが嫌いな一派が、あえてそういうレッテル貼りを「混同」させようという魂胆でやったのではないか?

スターリンや毛沢東もヒトラー同様のジェノサイドをやっていたのも歴史的事実だが、それを否定したり矮小化する人はまだいる。そういう立場の人を「歴史修正主義」と認め批判するならまだしもだが。

慰安婦強制連行の「虚言」「詐術」をした人をヨイショし、その誤りを長年にわたって訂正しなかった某新聞などは、やはり「歴史修正主義」を越えて「歴史歪曲主義」の立場にあったといわれても間違いではなかろう。

そういう一部マスコミの「歴史修正主義」「歴史歪曲主義」、「歴史捏造主義?」と闘っている二人(中西輝政氏&西岡力氏)の対談本『なぜニッポンは歴史戦に負け続けるのか』 (日本実業出版社)を読んだ。


内容紹介→慰安婦、南京、靖国など、反日勢力によって次々に仕掛けられる歴史戦。
なぜ、ニッポンは負け続けるのか。
保守論壇の大御所・中西輝政氏と朝鮮半島問題のスペシャリスト・西岡力氏が、
20世紀の国際関係史を読み解き、本当に必要な歴史認識とは何かを示す。
本書で語られる主な内容
●「戦後70年談話」作成にかかわった有識者懇談会の驚くべき内幕
●東京裁判史観を信奉する戦後マスコミと歴史学界のふがいない実情
●「慰安婦問題」で日本の名誉を貶め続ける外務省の無策の理由
●20世紀の世界史に脅威を与え続けてきた共産主義の恐るべき実態
●戦前の日本を対米戦争に追い込んだ国際社会の邪悪な実情、など



「戦後70年談話」の有識者懇談会で「少数派」の悲哀を味わった体験を縷々語っている中西氏。
一方、父親が岩波文化愛好者で社会党支持者で、朝日新聞や「世界」や岩波新書を愛読していたために、その影響下にあった西岡氏(なにしろ父親は岩波新書を全冊書棚に所蔵もしていたそうな)。高校時代は「ベ平連」に憧れてもいたという。また、そのころ朝日新聞に連載されていた植村元記者の先輩にもなる本多勝一元朝日記者の連載記事「南京への道」を「毎日」「切り抜きながら、『本当にこんなことがあったのか』『中国人に謝らないといけない』と、素直に思っていました」と西岡氏は述懐している。

この前、植村隆元朝日記者(1958年生まれ)の本、『真実 私は「捏造記者」ではない』  (これも岩波書店刊行)を批判的に批評したが、彼も高校時代から田舎で朝日新聞を愛読していたというから、西岡氏(1956年生まれ)同様の知的環境下であったのだろう。

にもかかわらず「慰安婦」問題をめぐって、両者は後に天敵の関係になる(現在裁判中)。西岡氏は、そうした左派的な立場であったものの、韓国に留学し、現地で韓国人と交流していくなかで、単細胞的な植民地謝罪史観からは脱却。留学から帰国した時には自衛隊に入ろうかとさえ思ったという(植村氏も韓国に留学しているが……)。

ともあれ、「安保右派」「歴史左派」的な北岡伸一氏や岡本行夫氏や故・岡崎久彦氏などへの批判を中西氏は展開し、西岡氏もほぼ同調。ひいてはそれが半ば安倍首相への批判にもなっている。

西岡氏がかつて影響を受けたという、本多勝一氏の『中国の旅』 (朝日文庫)など、今日から見ると、完全に中共のプロパガンダに乗せられた「迷企画」だったというしかないのでは? 僕はリアルタイムではその連載を読むことはなかった(僕がリアルタイムで読んだのは、サンケイ新聞で連載していた柴田穂氏の「毛沢東の悲劇」だったかと。いや、「蒋介石秘録」だったか?)。
 
産経が最近(2016・5・1朝刊「歴史戦」第16部 南京が顕彰した男 記念館が賛美 元朝日記者(本多))などと報じた。
その是非は別にして、一般論であるが、相手の言ったまま報道したことの「言論責任」を追及する動きに対して、報じた新聞社や記者などが事実上の取材拒否やほぼ沈黙で対応したりすれば、言論機関・言論人としておかしい。

単なる譬えであるが、「汚染物質」(ディイスインフォメーション)をフィルターでかけて川や海などに「排水」するのは企業の義務であろうに、それを怠り、そのまま排出して「公害」を発生した悪徳企業を類推させるようなことを言論人・言論機関はしてはいけない。

同じく高橋史朗氏の『「日本を解体する」戦争プロパガンダの現在 WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の源流を探る』 (宝島社)を読んだ。こちらも憂国の書。

内容紹介→ユネスコ記憶遺産に「南京大虐殺」が登録された。次は「中国人慰安婦」だ。
戦後70年たった今も日本を縛る占領軍の日本人洗脳プログラム。そこに付け込む外国勢力。日本をおとしめ弱体化を図る戦争プロパガンダが、今まさに仕掛けられている!!
米英国立公文書館など第一級史料を調べた著者が新たに発見した「事実」を含め、 日本の弱体化を謀る戦争プロパガンダの実態を暴く。



高橋氏は、国際機関に於けるさまざまな対日誹謗中傷の場に出掛け、時には発言反論もしている。そうした実践的な言論活動をまとめた一冊。こういう人を駐米公使とか国連機関に送り込むとか政府はすればいいのにと思う。

さらに、田中英道氏編の『戦後日本を狂わせた反日的歴史認識を撃つ』 (展転社)を読んだ。田中氏は、展転社から『戦後日本を狂わせたOSS「日本計画」』 『戦後日本を狂わせたOSS「日本計画」 二段階革命理論と憲法』を出している。

「戦後日本を狂わせた」シリーズ、三冊目。今回の本は、田中氏以外の執筆者もいて、主に書評エッセイをまとめたものだ。「反日的歴史認識」を展開する左派知識人の本を具体的に批判的に検証している。逆に、褒める本も若干収録されている。
読んでいない本も少なくなく、そういう本に関しての批判については、なんともいえないが、まぁ、その通りだろうなぁと思った次第。

「歴史戦」に関して、中西輝政氏も参加している櫻井よしこ氏編の『日本よ、「歴史力」を磨け 「現代史」の呪縛を解く』 (文春文庫)や、鄭大均・古田博司 編の『韓国・北朝鮮の嘘を見破る――近現代史の争点30』 (文春新書)、中嶋嶺雄氏編の『歴史の嘘を見破る―日中近現代史の争点』 (文春新書)を読破するのもいい。本当の意味での「歴史修正主義」「歴史歪曲主義」「歴史捏造主義」「反知性主義」と闘うためにも。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
スポンサーサイト
 | 共産主義  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑
Secret




TrackBack URL
→http://kesutora.blog103.fc2.com/tb.php/2517-6063899a

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

カテゴリ