古本虫がさまよう サミット警備、大丈夫かな?佐々淳行県警本部長(1975年)から森元良幸県警本部長(2016年)までの40年間に、三重県では何が変わったのか?
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サミット警備、大丈夫かな?佐々淳行県警本部長(1975年)から森元良幸県警本部長(2016年)までの40年間に、三重県では何が変わったのか?
(2016・4・28・木曜日)






2016・4・27産経朝刊に三重県警本部長の森元良幸氏(48歳)のインタビュー記事(「官民一体でテロ警戒を」)が出ていた。

彼は、伊勢志摩サミットの警備責任者。「制服警察官の数を増やすなど、『見せる警備』を通じた従来型の警戒強化」「住民一人一人の意識向上」などを呼びかけていた。

三重県警ときくと、思い出すのは佐々淳行氏。沖縄での皇太子訪沖の際のひめゆりの塔事件での不首尾の責任を取らされたわけではないだろうが、そのあと、「懲戒栄転」ということで、三重県警本部長に転任。その時の体験は、『菊の御紋章と火炎ビン―「ひめゆりの塔」「伊勢神宮」で襲われた今上天皇』 (文春文庫)に詳しい。

沖縄に続いて、三重県にも「国体」などで皇太子夫妻や天皇がお見えになる予定があった。過激派がまた襲う可能性ある、と口をすっぱくして県内の関係者(伊勢神宮など)に注意を喚起するが、「まさか」ということであまり相手にされない。

時は昭和50年。伊勢神宮には「神域全体を赤外線警戒システムで監視する機械装置を8月中に導入して頂きたい」「内外宮に機動隊の待機場所と駐車場の設置」「内外宮その他狙われそうな国宝級建造物に消火器と防火砂を」「事前警戒及び犯行痕の追跡のための警察犬の立入許可」などを求めた。
するとお公卿さんたちは仰天して「何いうてはりまんねん、アンタはん」といった感じで見られたという。

「1200年の間、伊勢神宮を犯した武将はおりませんし、盗人も入りません。今の守衛で十分。警察官の常駐などもってのほか。赤外線警戒装置など神域の尊厳を傷つける工作物は必要もないし、認めません。消火器だの砂だの、空襲があるわけないし、内宮外宮の神々しさに消火器などあいません」「天然記念物の『尾長鶏』が放し飼いで歩いております。万一犬が尾長鶏を咬んだらどうなさいます?」と、佐々氏の要請は悉く拒否された。

ところが…。9月15日、風日祈宮に対して過激化が火炎瓶を投げ込み、消火器も用意していなかったので、玉砂利などをぶつける始末。「火勢は鎮まらず、とうとう別宮の門が半焼した」とのこと。

過剰警備、ベトナム帰りとバカにしていたのが、突然、警備の神様ということで、佐々さんの評価はアップ。伊勢神宮側も、赤外線監視装置とやらは誰に頼めばいいのですかと相談にやってくる。すぐに「日本警備保障」(セコム)を紹介する。この前紹介した猪瀬直樹氏の『民警』 (扶桑社)でも登場していた創業者の飯田亮社長に連絡。
「よしきた、金属の赤外線装置が神域にそぐわないというなら、自然木みたいに偽装したのを特別に作ってやるよ」「無償で奉納するよ」と。天皇の十月の行幸に間に合うように設置されたという。

爾来40年以上が経過。危機管理、安全保障のための認識は高まったといえよう。「水と安全はタダ」だという思い込みが強かった「平和ボケ」と闘ってきた佐々氏はその先駆者。最新の著書『私を通りすぎたスパイたち』 (文藝春秋)で、指摘しているスパイ対策やインテリジェンス収集のための情報機関の設置は、赤外線監視装置の設置と違って(?)まだ実現していないが、これも一刻も早く準備しないと大変なことになるだろう。『私を通りすぎたスパイたち』では、ハニートラップに関する事例も多く指摘されていたが、そういえば、中共は自分たちがやっているものだから、相手もやっているだろうということで、「美人局」「ハニートラップ」に注意せよとの国内引き締めをやっているとのこと。


2016.4.24 16:48更新(産経)
「ハニートラップにご用心!」 中国が漫画でスパイ警戒呼び掛け

北京の地下鉄駅構内に張られた、外国人スパイへの警戒を喚起する漫画を見る男性=22日(共同)
 中国の習近平指導部が国外からのスパイ行為を防ぐための啓発活動に力を入れている。今年から制定された15日の「国家安全教育日」に合わせて中央テレビなどはキャンペーンを展開。北京の地下鉄駅などでは、スパイ警戒を漫画で呼び掛けるポスターも登場した。

 既に反スパイ法や国家安全法、反テロ法が施行されているが、さらに「外国非政府組織(NGO)管理法」「インターネット安全法」も近く成立する見通しで、習指導部は国内で思想や言論の引き締めを一層強化する構えだ。

 ポスターに掲載されたのは「危険な愛情」とのタイトルの16コマ漫画。公務員の中国人女性が研究者を装った白人男性と恋仲となり、唆されて勤務先から機密情報を盗み出し、逮捕されるという内容。
 中央テレビは最近、約15万件の機密情報などを外国の情報機関に渡したとして中国人男性が死刑判決となったことを報道した。(共同)

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中共に学べ――と言っていた日本の進歩的文化人や一部マスコミは、こういう中共政府の方針も擁護するのであろうか? もしかして、そんな低レベル報道の「過去」、二枚舌報道があるから、報道の自由度が低いと見られているのでは? 天に唾するのもほどほどに。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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