古本虫がさまよう 天災と美人局は忘れたころやってくる?
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天災と美人局は忘れたころやってくる?
(2016・4・20・水曜日)







出たばかりの吉野準氏の『情報機関を作る 国際テロから日本を守れ』 (文春新書)を一気呵成に読んだ。


内容紹介→ 著者は警察時代、公安・外事畑を長く歩み、テロ組織や外国スパイとの闘いに明け暮れてきた。北朝鮮拉致工作員を追い詰めるために、コードネーム「パンドラ」作戦も指揮した経験をもつ。 本書では、今だからこそ明かせる逸話を豊富に紹介しながら体験的インテリジェンス論が展開される。そして著者は、日本も早急に情報機関を作り、情報収集と防諜の態勢を整えるべしと説く。 東京オリンピックや伊勢志摩サミットを控え、日本にもテロの脅威がしのびよる。中国や北朝鮮、ロシアなどのスパイ行為もいまだに活発におこなわれている。経済スパイ行為も止む気配がない。
「情報」に甘い日本人への警告に満ちた一冊である。



吉野氏は1934年生まれ。元警視総監。警察時代は外事・公安畑を歩み、ユーゴ駐在の外交官(一等書記官)だったこともある。そうした職歴からの「スパイ」体験も綴られている。1930年生まれの佐々淳行氏の『私を通りすぎたスパイたち』 (文藝春秋)を以前紹介したが、佐々氏は、吉野氏の先輩になり、同様の職歴を経ている。

吉野氏の本も、美人局など、さまざまな共産圏のスパイ活動などを紹介しつつ、特定秘密保護法への単細胞的な反対論を批判し、情報機関設立の必要性を説いている。佐々氏の本同様、面白い本だ。インテリジェンスを考える上で、当事者の「証言」に基づく内容であるから、分かりやすい。

そういえば、2016・4・17の産経朝刊に、元外交官の佐藤優氏も「官邸直属の「諜報機関」を」と提言している。

こうした憂国の士たちの提言が活かされて、内閣官房直属の「情報機関」が設立されたら、佐藤氏のような人が初代長官になったりすればいいのかもしれない……が。
佐々氏や吉野氏がもう少し若ければ、もちろんなっていたことだろう。

日本大学にも、 「危機管理学部」が設立されたそうな。キャンパスは三軒茶屋にあるとか。ううむ。定年後は、ここの大学で非常勤講師などをさせてもらえないものだろうかとふとおもった。

といっても、英語もできない。
しいていえば「危機管理実践学」なる授業ならやれるかも?
でも、こんな程度でしかない。

「古本市出かける時には、気象庁の天気予想は信じるな、折り畳み傘をカバンに入れよ、これが危機管理の鉄則だ」
「古本市で買った本を郵送してもらう時は、古女房がいない留守の日時を指定せよ」
「古本市会場で、宮河マヤみたいなハーフ美人が寄ってきたら女スパイ、美人局と思え(大学生になってから30年近く、古本市をさまよっているが、いまだかつて迫られた体験はなし? だが、ネバーセイネバーの原則を忘れるな。天災と美人局は忘れたころやってくる?)」
「結婚を前提として女性とつきあう時には、タバコを吸うか、三親等内に日教組、自治労関係者がいないか確認せよ」
――ぐらいしか言えないから無理か?

それはさておき、「日刊ゲンダイ」(2016・4・19発行)が、川内原発を稼働しつづけている愚を危機管理的な視点からも批判しているのは「正論」。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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