古本虫がさまよう 気象庁の課長とは違う? 気骨ある大杉栄・荒畑寒村・山岸章・大澤正道……
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気象庁の課長とは違う? 気骨ある大杉栄・荒畑寒村・山岸章・大澤正道……
(2016・4・17・日曜日)






昨日(土曜日)首都圏は穏やかな天気。曇り時々晴れ間も。寒くもなく暑くもなく。
神戸に足を伸ばしている「古本屋ツアーインジャパン」さんは、熊本、大分の古本屋を以下のように案じていた。


2016年04月16日
4/16兵庫・西代 古書店つのぶえ
熊本の地震を知ったのは、神戸から帰る夜行バスの中であった。今から二日前のことであるが、まさかそれが今現在も続くことになるとは、思ってもみなかった。改めて日本が地震大国であることを、突きつけられた思いである。早く余震の回数が減り、震度も小さくなって行くことを、心から祈るばかりである。そこで大いに気になるのは、やはり被災地の古本屋さん。熊本の「舒文堂河島書店」と「古書籍 天野屋書店」(共に2008/12/22参照)や、ナンダロウさんに教えていただいた未だ未踏の二階の紙物的古本屋さん、熊本or福岡に開店予定の「汽水舎」、それに大分の「SPICA」「大野書店」「TOM」(すべて2011/11/27参照)などなど、こちらのみなさんについても、さらに無事を祈るばかりなのである。



あいにくと、僕は熊本・大分の古本屋に行ったことがない。そもそも熊本、大分に行ったことがあるのやら? いやいや、高校の修学旅行で九州に行ったことはある。熊本、大分もバスで通った記憶は微かにある。阿蘇山周辺もなんとなく見覚えが?
でも、40年以上昔のこと。少なくとも、それ以降、福岡古本屋ツアーなどはしたことがあるが、大分、熊本には行ったことはない。

そういえば、本日、こんなイベントがあるそうな。

『岡崎武志×古本屋ツアー・イン・ジャパン 古本屋写真集』刊行記念トークイベント
■出演:岡崎武志・小山力也(古本屋ツアー・イン・ジャパン)
■開催日時:4月17日(日)17時からスタート(16時30分開場)
■場所:コクテイル書房(杉並区高円寺北3-6-13)
■入場料:1,500円
■定員:20名(完全予約制)
■主催:コクテイル書房、盛林堂書房
■協力:西荻ブックマーク、古書 音羽館
■予約:盛林堂書房にメール又はFAXにて(電話は不可)
Eメール:seirindou_syobou-1949@yahoo.co.jp
FAX:03-6765-6581



ううむ。行きたくはあるが、禁煙かどうかの情報がない。「コクテイル」は高円寺の都丸書店の通りのほうに移ってから、開店すぐの時間帯に(喫煙者と遭遇する確率が低い?)知人と数回会立ち寄ったことがあるが、「喫煙酒場」だった。改装しても同様? 喫煙者がいるところには原則行かないようにしているので、残念ながら出席できそうにない? 

ともあれ、「明日は我が身」と思いつつも、古本市へ。

昨日は、高円寺も神保町も古本市はなく、五反田古書会館へ。二階では買いたいものがなく、一階で、村松梢風氏の『ヨーロッパの春 女のいる風景』 (読売新聞社)、『荒畑寒村著作集 4 社会運動 昭和後期』 (平凡社)を購入。それぞれ税込価格200円(これが216円だったりすると興ざめ?)。

荒畑氏の本の中で、「労働者通信第10号」(昭和25年8月15日発表)で書いた「北鮮の侵略戦争反対」というエッセイが収録されている(「北鮮」は原文ママ)。

「北鮮の南鮮侵略に、私は断乎として反対する」と述べ、その理由を説明している。当時から、また最近まで、朝鮮戦争は南から攻めたとか、韓国の挑発によって始まったなどと北朝鮮を庇う一部左翼に読ませたい檄文だ。(「南鮮」も原文ママ)

北朝鮮などの「国際共産党の平和論が単に見せ金、それも贋造貨幣に過ぎない結果に帰するではないか」とも。左翼は左翼でも、ちゃんとした左翼、リベラルはリベラルでもちゃんとしたリベラルがいるものだ。相次ぐ核実験やミサイル発射の暴挙に対して、日本の左翼リベラルはどれだけ根源的な批判運動をしているのか。安保法制に反対した人たちは、国会前でのデモレベルの同じ規模の反対批判運動を「朝鮮総連本部」前や朝鮮学校前でやってもいいのでは?

そういえば、4月10日に亡くなっていた山岸章さんも荒畑寒村同様の闘士だった。反共リベラル的な労働運動家だった。民社同盟系ではなかったが、社会党系の中では稀有な存在。だからこそ「連合」初代会長にもなった。
『我かく闘えり』 (朝日新聞社)、 『「連立」仕掛人』 (講談社)などもかつて一読したものだった(と思う)。享年86。

『山岸章オーラルヒストリー』 (政策研究大学院大学C.O.E.オーラル・政策研究プロジェクト, 2005年)なる冊子もあるそうな。読んでみたいものだが…。


五反田のあと、久しぶりに金町へ。
書肆久遠へ。カーテンが半分開いていて、奥のほうは照明も点灯しているが、ドアは鍵がかかっていて開かない。入口に店名を記した標示盤があり、電話番号も明記しているから、「今店の前に来ていますが……」といえば、入れるかな?と思ったが。あぁ、以前、国分寺の某古本屋でも同じことをやったら、冷たくされたことがあったから、まぁいいか…と。あの時もカーテンが半分開いていて照明も点灯していたが。電話をしたら店ではなく自宅のほうだったみたいだけど、オッサンが出てきたものの中に入れなかったか?

「書肆久遠」のドアには「100円古本大量入荷 早い者勝ち」といった張り出しもしてあったりのだが……。

もう一軒ある古本屋やブックオフへ。金町のブックオフでは、税込価格108円のコーナーで、『大杉栄自叙伝』 (土曜社)、宇佐美典也氏の『肩書き捨てたら地獄だった 挫折した元官僚が教える「頼れない」時代の働き方』 (中公新書ラクレ)を購入。二冊で216円。
ううむ、大杉栄か……。中森明夫氏の『アナーキー・イン・ザ・JP』 (新潮文庫)をかつて面白く読んだし、アナーキストはそんなに嫌いではないし……。アナーキズムといえば、大澤正道(大沢正道)氏を思い出す。大澤氏は、健在で健筆をふるっている。

ともあれ、車中、読み進めた本は、松尾匡氏の『この経済政策が民主主義を救う 安倍政権に勝てる対策』 (大月書店)。この人の政治憲法認識には辟易とさせられるが、経済認識は左派リベラルであっても、比較的まとも? 読後感はまたのちほど。

帰宅途中寄ったスーパーで、キリン一番搾りの「シングルモルト」を発見。少し高めで、305ミリリットルしかない「欠陥品」だが……。


305mlのビンで税込み274円と少し高めの価格設定。
世界中の麦から選び抜かれたイギリス産のオーガニック麦芽を使用したビール。「シングルモルト」と聞くとウイスキーが思い浮かびますが、このビールも単一の麦芽だけを使用した文字通りの「シングルモルト」ビールです。ビール好きのみならず、お酒好きをくすぐるワードですよね、シングルモルト。



まぁ、ハートランドに比べれば、所詮はネーミング先行の商品ではないかと?

一回限りのお付き合い? そのほか、スペインワイン「王様の涙」を購入したがこれはあまり美味くない。選択ミス。

福岡でサッカーを見ようと思っていた家人は、地震の影響で試合中止ということで失意の深夜帰宅? というのも、旅行会社のクーポン利用のため、試合中止となっても早く帰ることもできず。
気象庁がもう少し的確な「予想」をしていれば、まだしも。4・16に亡くなった方々の中には、気象庁の「本震」「前震」の予報はずれがなければ、死ななくてすんだ人もいたかもしれない。日経夕刊(4・16)では「気象庁『予測困難』」と言い逃れしているが、プロの意識はないのか? 

4・15の夜9時すぎの地震を「本震」と予想して外れ、4・16早朝には大分を震源とする震度5(弱)の地震も発生し、震源が北東に広がったことに関して、地震津波監視課長は、「前例のない地震活動で、今後しばらく全体の活動を見てみないとわからない」とのこと。頼りないにもほどがある? その程度のことが「わからない」なら、4・15の地震に関しても、「前震か本震かわからない」といえばよかったのに、なぜ、「本震」と断言したのか? モノは言いよう?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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