古本虫がさまよう 「泥棒万歳」「泥棒キャメロンは辞めろ」と天安門で叫ぶ自由はあるから中国に言論の自由があるのか? 中共にコービン(労働党左派党首)やサンダース(民主党大統領候補)はいないのか? 「タックス・ヘイブン」より「アネット・ヘ(イ)ブン」が問題だ?
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「泥棒万歳」「泥棒キャメロンは辞めろ」と天安門で叫ぶ自由はあるから中国に言論の自由があるのか? 中共にコービン(労働党左派党首)やサンダース(民主党大統領候補)はいないのか? 「タックス・ヘイブン」より「アネット・ヘ(イ)ブン」が問題だ?(2016・4・13・水曜日)






ソ連の小咄に、レーガンとブレジネフが会談した時、レーガンが「アメリカには自由がある。ホワイトハウス前でレーガンはバカだと叫ぶ自由がある」というと、ブレジネフは「ソ連にも自由がある。クレムリンの前でレーガンはバカだと叫ぶ自由がある」と反論したとか。進歩的文化人による、共産圏にも自由がある、自由世界にもタブーがある…といった屁理屈はこの小咄レベルでしかないことがほとんど。

「パナマ文書」による「タックス・ヘイブン」(Tax haven)といえば、僕がすぐに思い出すのが、「アネット・ヘ(イ)ブン」(Annette Haven)だが、それはともかくとして、「パナマ文書」のスキャンダル発覚で、それに関与していた自由世界の指導者は窮地に陥っている。アイスランド首相は辞任。英国首相キャメロンに対しては、「泥棒万歳」とか「泥棒辞めろ」といったデモが行なわれている。ある意味で、当然の反発といえよう。
理屈は貨車にいくらでも載せることは可能だろうが、「二枚舌」だという印象は消せそうにない。同じことは日本の政治家も与野党なくやっている?

しかし、同様のスキャンダルが発覚しても、天安門前で、「習近平辞めろ」といったデモは行なわれない。外国の、中国国内でも見られる衛星放送のテレビニュースは、そうしたニュースになると「プッツン」と画面が切れてしまう(昔、「知の巨人」だったか、「知性主義」を代表するという、今は亡き日本の進歩的文化人が、北京のホテルのテレビでCNNレベルのニュースが見られるのを見て、情報格差はもうないとのたまわったのが懐かしい。当時の北京の生活レベルで海外衛星放送を見られるのが一部でしかないとか、たとえ、見られても、こんな風にカットされるといった共産世界の病理を理解するだけの初歩的な知的判断能力も彼にはなかったのだから)。

ともあれ、「パナマ文書」にクリントンやトランプの名前まで出てきたりすれば、英米の政界構図はがらっと変わるだろう。コービンやサンダースも出てくれば崩壊?

労働組合がのさばっていた80年代前後にはサッチャー流改革が必要だった。格差社会云々は、日本では実態より誇大に言われすぎている感じがするが、ほかの諸国や共産圏ではそういう側面もより強く表出しているとはいえそうだ。そういうトレンドにあっては、「民主社会主義」の立場のサンダースや、労働党極左派のコービンとて、それなりの存在価値、存在意義はあるだろう。

民主主義社会のいいところは、なにはともあれ、そういうバランス感覚がある程度働くこと。共産中国にはそういうバランスが存在しない。かろうじて共産党内部の「対立」がある程度だが、それは民主主義価値観とは遠く離れたものでしかない。

栗田直樹氏の『共産中国と日本人』 (成文堂)を一読すれば、そういう違いは簡単に看破できよう。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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