古本虫がさまよう 柴田よしき氏と川本三郎氏の楽しい鉄道本を読了しても痛感するのが、それにしても腹立たしいJR東日本&北海道だ
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柴田よしき氏と川本三郎氏の楽しい鉄道本を読了しても痛感するのが、それにしても腹立たしいJR東日本&北海道だ
(2016・3・29・火曜日)








柴田よしき氏の『愛より優しい旅の空 鉄道旅ミステリ2』 (角川文庫)を読んだ。


前作の『夢より短い旅の果て 鉄道旅ミステリ1』 (角川文庫)は以前本欄で紹介ずみ。

前作の内容紹介→大学生になったばかりの四十九院香澄には、鉄道旅同好会に入会しなくてはならない切実な理由があった。鉄道に興味がなかった彼女だが、鉄道や駅に集うさまざまな人生と交錯するうち、自身もレールを敷き始めていく

行方不明になった初恋の「叔父」が、その同好会のメンバーでもあったということで、なぜ失踪したのか‥それを探るために入会した主人公(女性)の「鉄道旅ミステリー」といった趣の小説だった。3・11以前の設定で、上野-仙台間を常磐線で走破するシーンもある。この路線は、僕も走破したことがある。いまは地震、原発被害のために寸断されているが‥‥。

飯田線走破もまだしたことがないが、本書では走破シーンも出てくる。この前、伊那市の古本市に出掛けるために、長野方面から少し足を運んではいるが、その先は未踏。

「失踪の謎」は完全に解明されないままで前作は終わるが、続編の『愛より優しい旅の空』 (角川文庫)にて決着がつく形になっている。

今回の作品では、四十九院香澄さんは、「叔父」を探し求めて、さまざまな鉄道の旅を行ない、そこで新たな人生模様に接していく。人生の悩みや葛藤を鉄道の旅に託しながらの行路。叔父は3・11の前には東北にいたことを突き詰めていく……。本書に出てくる路線は、南阿蘇鉄道高森線は走破していないが、それ以外の多くは一度は乗車しているところがあった。那須電気鉄道跡は知らなかったが……。叔父失踪以外にも、いろんなミステリー的な色彩も盛り込んでいた楽しく読める一冊だった。もう少しエロスシーンがあれば……。いやいや、それは。末廣圭氏の『媚女 駅めぐり』  (廣済堂文庫)は、美女が駅めぐりをするエロス小説かと思ったが、「内容紹介」を見る限り、そういう鉄道旅エロス物語ではなさそうだが?

引き続き、川本三郎氏の『ひとり居の記』 (平凡社)を読んだ。「東京人」に連載しているエッセイをまとめたもの。雑誌のものも大概読んではいるが、すぐに忘れているようだ。あらためて再読。鉄道の旅を綴ったものが多い。柴田氏の本に出てくる路線もあったのでは。

いつもなら、「北海道&東日本パス」やら「青春18切符」にてあちこち出掛けているはずだが、何度も指摘しているように、「糞会社」(?)のJR東日本&北海道が、せっかくの3連休(3・19~21)に、「北海道&東日本パス」を連続使用できないように今回してしまったために出鼻をくじかれてしまった。「『函館』新幹線」開業にともなう青函トンネル工事のために、官僚主義的な対応をしたためであろうが、本当に、利用者に対するサービス感覚が欠如しているというしかない。両者の経営陣は、頭がどうかしているのだろう!!!

川本氏の本では、鉄道旅旅情だけではなく、いろんな本や映画などもあわせて紹介されているので、それらをさらにひもといたりして楽しめる。古希前後の川本さんがこれだけ出掛けているのに……。還暦前の古本虫ならば、もっと頑張らないと? それにしても腹立たしいJR東日本&北海道だ?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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