古本虫がさまよう 『共産主義黒書〈ソ連篇〉』が文庫になるとは驚愕! 『悪の運命学 ひとを動かし、自分を律する強者のシナリオ』より『世界珍行漫行 失敗旅行が産んだ比較文化論』が古書価格が高いのはなぜか? 東中野のブックオフは、なぜ良心的なのか?
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『共産主義黒書〈ソ連篇〉』が文庫になるとは驚愕! 『悪の運命学 ひとを動かし、自分を律する強者のシナリオ』より『世界珍行漫行 失敗旅行が産んだ比較文化論』が古書価格が高いのはなぜか? 東中野のブックオフは、なぜ良心的なのか?
(2016・3・13・日曜日)








昨日(土曜日)はところによって小雨もあり、肌寒い一日。午前中所要があり、午後古本屋へ。
まずは神保町。古書会館では、小林勝太郎氏の『社会運動回想記』 (郷土出版)、クリストマン編の『民主的進歩のための闘い』 (日刊労働通信社)をゲット。1000円と500円。
小林勝太郎はコミュニストの労働運動家。一方、『民主的進歩のための闘い』は、反共リベラルの労働運動家ウォルター・ルーサーの言論をまとめた一冊。好対照の人生を歩んだ運動家の本。
そのほかにペンギンブックスのオーウェルのペーパーバックを2冊。「読みもしない本」ではなく英語だから「読めもしない本」を買った次第。210円&210円。

あと、神保町界隈をブラブラ。某古本屋の軒先で、竹村健一氏の『世界珍行漫行 失敗旅行が産んだ比較文化論』 (祥伝社・ノンブック)を見つけた。1972年の刊行だから、竹村健一氏が「世相講談」などで知られるようになる少し前に出た本。そのころは、エロス英会話や海外エロス紀行などの本をよく出していた。それらは大概購読しているが、この本は知らなかった(と思う)。書名からして「せかいちんこうまんこう」とイヤらしい?
『おとこの英語 英語コミック』 (桃源社)、 『世界の女は俺の手に 日本男児海を行く』 (桃源社)、 『快楽の万国博 あなたにセマる本』 (広済堂出版・新書)、 『おとこ英語おんな 女性に強くなるレッスン』 (かもめ新書)、 『おとなの英語 ピンク・ムード・レッスン』 (カッパブックス)、 『欧米発禁本 海外エロ小説入門』 (明文社)という本もあった。

しかし、『世界珍行漫行 失敗旅行が産んだ比較文化論』 は、軒先なのに1500円というお値段がついていた。ちょっとお高いので買わず(帰宅して調べてみると、『日本の古本屋』では、1万円や2000円で出している古本屋があった。そこに比べれば1500円は高くない? ただ、八王子図書館にはあるようだ。取り寄せて読むことも可能)。

あと、おお、この前は、東京堂で、ちくま文庫で源氏鶏太氏の『青空娘』が「復刊」されているのに驚愕したが、昨日は、岩波ブックセンターで、ステファヌ クルトワ&ニコラ ヴェルトの『共産主義黒書〈ソ連篇〉』  (ちくま学芸文庫) を発見し驚愕。おお、これが文庫に入ったのか? 僕は単行本というか、恵雅堂出版にて一読したが。 続編のステファヌ・クルトウほかの『共産主義黒書 コミンテルン・アジア篇』 (恵雅堂出版)も、文庫に入るのだろうか。『青空娘』は春陽文庫をもっているし、今回も単行本版をもっているから、とりあえずは購入していないが……。ちくま学芸文庫を立ち読みすると、単行本の間違い(誤植?)などは修正しているとのことのようだが……。初めて手にする人はお買い得では?

そのあと、東中野に所要があり出掛けついでに、ギンザ通りあたりに古本屋が一軒あったと記憶していて探すが見当たらず? 廃業? しかし、ブックオフがあるのを発見。昔、あったっけ? 
ともあれ入ると、普通のブックオフのような煩い日本の歌謡曲レベルではない、わりと心地よいポップス。少し歌詞があるのも流れるが、ジャズというかポップス調。店内はそんなに広くはないし、マンガコーナーも多いが、おお、「古書」と銘打ったコーナーも何カ所かあるではないか。これは高田馬場、江古田、中野(早稲田通り)にあるブックオフの系列だろうか? 清水某などの煩い宣伝広告もない。比較的「良心的」なブックオフだった。

ただ、見落としではないと思うが、エロス文庫も、エロビデオもない……。ちょっと真面目すぎ? おや、ビデオコーナーに『青い体験』の分厚いビデオが。おお……。3本セットか。この前、別のブックオフで買った『青い体験2000』は、あまりのアントネッリの「熟女」(老女)ぶりに愕然としたが、初期の作品なら鑑賞に耐えられる……。ううむ、6000円を越えている。ちょっと高過ぎ晋作では…とよくよくジャケットを見ると、『青い体験』ではなく『青い経験』ではないか。ううむ……。もちろん買わず。
買ってもいいかなと思う本もあったが……買わずじまい(あとで図書館でチェックしてみたら、所蔵しているところがあったので、そこで手配しようかと?)。許せ、ブックオフ!

そのあと、西荻窪へ。数軒古本屋を覗くが買いたいものはなし。

高円寺に戻り古書会館の古本市へ。1983年刊行の倉前盛通氏の『悪の運命学 ひとを動かし、自分を律する強者のシナリオ』 (プレジデント社)を200円で購入。
先の竹村健一氏の本も、こういう古本市なら200円~300円程度で売られている可能性は高いだろう。倉前氏は、いうまでもなく『悪の論理 ゲオポリティク(地政学)とは何か』 (日本工業新聞社)で、「地政学」なる概念を提唱し、「地政学」を復活させた人。いまや、「地政学」は誰もが口にする言葉となった。
元朝日主筆の船橋洋一氏の『21世紀 地政学入門』  (文春新書)など……。

倉前氏が先の本を著した時は、タカ派の非学問的な国際問題評論家レベルが提唱する危険な概念だと言われていたものだった。
倉前氏の講演は何度か聞いたことがあるが、淡々と静かな口調で語る人だったね。懐かしい。

この『悪の運命学』も、先の竹村氏の本と同様に新書サイズ。「日本の古本屋」では500円の出品がある程度だが、アマゾンでは3000円から……。そこそこのお値段。買う時も立ち読みしたが、チベット問題などで、チベットの持つ宗教力の強さを軽視した毛沢東を批判しているあたり、おやっと思って手にした次第。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

※前回のブログで、買った古本で、住吉嘉雄氏の『〇陽湖は青かった 産婦人科医戦場を行く』 (文献社)という本の〇が打ち出せないと書いた。なにしろ、図書館の蔵書があるところでも、漢字になってない。国会図書館も所蔵していない。ある方が「コメント」してくれて「CiNii 図書 - 鄱陽湖は青かった : 産婦人科医戦場」を提示してくれた。図書館横断検索もよくよくみると、「Webcat Plus」のところだけ、この本の書名を、「鄱陽湖~」と明記していた。やればできる? なお、コメントをいただいても、「承認」としても、承認されなかったりするのは、メッセージをおくった人が「限定」にしていたりするからだろうか? そのあたりアナログなのでよく分からないまま操作している。「返事」も出し方がよくわからず、もらいっぱなし。アナログ故のことで、ご容赦を。


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