古本虫がさまよう なぜ、若者は「エロ本」を買わないのか? 「活字本」離れは深刻?
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なぜ、若者は「エロ本」を買わないのか? 「活字本」離れは深刻?
(2016・3・9・水曜日)






本橋信宏氏&東良美季氏の『エロ本黄金時代』 (河出書房新社)を読んだ。

エロ本の時代は、いま終わろうとしている。雑誌の黄金時代とともに、男たちが築き上げた偉大なるエロ本文化をめぐる貴重な同時代史。



ネット空間でヌード写真が「無料」で手に入ることや、「人権」などの観点から、いわゆる「投稿生写真」も雑誌では掲載できなくなったあたりが、エロ雑誌の休刊ラッシュになっているそうな。

1956年生まれの本橋氏の巻頭エッセイに出てくる「キーボード越え」なる隠語は、たしかに、僕が青春時代(十代)を過ごした70年代にはなかった言葉だ。


「二一世紀に生まれた隠語である。パソコンの前に座り、無料のサンプル動画を見ながら擦り発射する。若さのあまり、勢いよくキーボードを越えてしまうことを指す」「『オレ、昨夜キーボード越えしちゃったよ』」と。

そして、本橋氏は回想する。

「エロ本を買い求め畳に広げ、寝そべったらパンツを脱ぎ、擦り上げて放出。こんな行為はすでに昭和の風物詩となっている」

だから、「30歳以下の若者がエロ本を買うことはほとんどありません」と、エロ本編集者は嘆いているという。

1969年当時、中学1年生だった本橋氏は、「サインはV!」に出ていたブルマ姿の岡田可愛や中山麻里や、歌手の奥村チヨや黛ジュンをし「オカズ」にしている旧友たちがいたと証言している。奈良林祥氏の『HOW TO SEX』 (KKベストセラーズ)には中学三年生の時出会ったという。体位のカラー写真も豊富で、いやらしい想像力でオナニーをすることを肯定する内容に慰撫されたとのこと。この本はいまでも古本市などによく出ていて、僕も持っているが、本橋氏は「肉感的な女体が男に抱かれる様は、十五歳の少年にとっては超弩級のエロスであり、私、本当にお世話になりました」とのこと。

ともあれ、人それぞれの「エロ本」体験。

僕も、この前、 『橋本マナミ写真集 あいのしずく』 (ワニブックス)を買ったものの、この歳ではただ眺めるだけ? まぁ、今は「橋本マナミ」「下着画像」なんてパソコンに入れると、写真集に収録されたり週刊誌のグラビアに掲載された写真をパソコンの「ピクチャー」に取り込める時代。僕でさえ、もはや続編を買う気は起こらなかった?
大判の写真集を何千円も出さなくても「無料」で楽しめる?それで、「キーボード越え」か? 還暦前の中年男は、ちょっと無理? キーボードにも届かない?

ともあれ、そういうエロ本。平凡パンチやゴローや写楽ぐらいなら書店でも買えたが、「話のチャンネル」やら、過激な雑誌は書店に置いてあっても、レジがうら若き女性だと買いにくいということはあった。それも自動販売機ができ、今はネット書店で購入すれば、送料無料で届く。便利な時代になった。
一部コンビニでは、エロ本コーナーはまだ健在だ。一部の人たちが、ケシカランと騒いでいる。子供(10代以下)が利用するコンビニで、少し「衝立」をしていても、青空喫煙所と同じで、 「エロエロ光線」は周辺に漂っている。規制も仕方ない? せめて、カーテンなどをほどこして警告ポスターを貼って区分けしないと?

それにしても、戦後まもないころのカストリ雑誌も、今となっては貴重な資料。60年代~80年代のエロ雑誌も、それなりに貴重な資料となりつつあるのかもしれない。ほとんど捨ててしまって手元にはあまり残っていないが、今後は捨てずに取っておこう?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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