古本虫がさまよう 「盃」は献杯、返杯せずに、見て楽しめばいい?
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「盃」は献杯、返杯せずに、見て楽しめばいい?
(2016・2・25・木曜日)







政治家の加藤六月氏の『兵隊盃 平和への無限の思い』 (総合政経懇話会出版部)を拝読(拝見)した。


内容♦兵役を終え、除隊の記念に配っていた、兵隊盃。時代を映し出すように変化していった、多種多様な盃を集めた、もうひとつの戦争の記録・記憶のカタチ。



要は お猪口。それにカラーで、名前入りやら、戦勝記念の図柄などが印刷されている。そういう「兵隊盃」なるもののコレクション(一万点所有とのこと)の一端を写真と共に披露した一冊。著者は、戦争賛美とかのグッズと見られることを懸念もしているが、それを強く否定した上で、「盃には名もない兵隊の『無限の思い』が込められている」と考えての刊行という。

「兵隊盃」なる言葉は、広辞苑にも出ていないという。日清戦争当時のモノもあるとのこと。

「兵隊盃配布の習慣は、日露戦争後ひとつの誇りとして、また記念として、そして陶磁器業者の逞しい商魂によって広くゆきわたると、各連隊の特徴を入れた個性的、独創的な盃が続々とつくられるようになった」と指摘している。

凱旋・戦勝記念ばかりでなく、徴兵を終えての「除隊記念」「満期記念」「退官記念」の盃もあったようだ。盃以外にも徳利やお盆や茶碗なども作られており、そういうものも紹介されている。

今なら、結婚式の引き出物などにもありそうだ。

僕は近年、農協が嫌いで、アマゾンでカリフォルニア米5キロが1500円で買えるようになるまでは、国内産米(3・11以降は、料理屋で「当店は国産米使用です」と貼りだしているのは、少なくとも「当店は国産米(高知県)使用です」という風に「県」を明示するのが消費者に対して「誠実」な態度だと思うが、そういう良心的料理店の貼りだしを見たことがないのは残念至極)の消費を増やさないためにも、日本酒は飲まないようにしているので、盃を手にすることもない。
また、田舎によっては、いまもそうかは知らないが、少し前は、日本酒を献杯とか返杯とか言って飲みかわす時、盃で飲んで、洗いもしないで、返杯なんてやる慣習があったみたい。明治時代じゃあるまいに‥‥と思ったものよ。それも嫌で(?)日本酒は飲まない、飲めないと称するようになった。ビールやワインやウィスキーなら「返杯」なんてジョッキ片手にやりあったりすることもないから。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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