古本虫がさまよう 春ウララまであと少し? 夏目漱石の生原稿は不要 アラバマ物語は読めない?
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春ウララまであと少し? 夏目漱石の生原稿は不要 アラバマ物語は読めない?
(2016・2・21・日曜日)




昨日(土曜日)は、神田、高円寺、五反田の古書会館での古本市はなし。ということで、出掛けることもなく、家で終日「仕事」。時々本を読んだりテレビを見たり。

金曜(2016・2・19)夜BS11の宮崎美子さん司会の「宮崎美子のすずらん本屋堂」をビデオに録っていたので、晩飯を食べながら見た。沖縄の古本屋特集。本欄で紹介したこともある「市場の古本屋ウララ」がメイン。店主の宇田智子氏の『那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた[ウララ]の日々』 (ボーダーインク)、 『本屋になりたい この島の本を売る』 (ちくまプリマー新書)は紹介ずみ。そのほか、「ちはや書房」なども登場。
宇田さんはとても真面目そうな女性。髪の毛伸ばしてもうすこし化粧するとかなりの「美女」では。

番組でも紹介されていたが(この部分、再録的になるが)、この宇田さんはジュンク堂書店に勤務。池袋本店で人文書を担当。そのあと、希望して那覇店開店に伴い異動。沖縄に魅惑されたのか、そのあと、ジュンク堂を退社し、那覇市で「市場の古本屋ウララ」という狭い古本屋を開店したとのこと。

本書は、ジュンク堂時代の書店員の時代から古本屋ウララを開業し、そのあとのさまざまな古本・本・人との邂逅を綴ったエッセイ集である。中国のブックフェアにも出品したりもしたそうな。

本書を読みながら、そういえば沖縄と名の付く本を蒐集する人の本を以前紹介したこともあったなと思っていたら、この本の中に、その人が登場。同じボーダーインクから『沖縄本礼讃』をだした平山鉄太郎氏。刊行当時で4000冊の沖縄関連書を蒐集していたかと。沖縄は人を魅惑する何かがあるのかもしれない。
本書には「那覇の本屋さんだいたいマップ」などもある。古本屋のだいたいマップにもなっている。ここをコピーして沖縄古本屋ツアーもいいかもしれない。しかし、青春18切符では、いわゆる「離島」同様、沖縄には行けない? 飛行機に乗るしかないが…。

ともあれ、著者は独身女性? シングルだからこそ、小さな古本屋での収入でもナントカやっていけるのか?

女性の古本屋といえば、岡崎武志氏の『女子の古本屋』 (ちくま文庫)などでいろいろと紹介もされている。田中栞氏の『古本屋の女房』 (平凡社)や倉敷の蟲文庫の女主人の田中美穂氏の『わたしの小さな古本屋 倉敷「蟲文庫」に流れるやさしい時間』 (洋泉社) も古本屋にかかわる女性による古本屋論でもあった。

幻の古本屋女店主のエッセイ集として知られるのが、以前紹介したこともあるが、「土佐女の古本屋」こと片岡千歳氏(女性)の『古本屋タンポポのあけくれ』 (発行タンポポ書店・制作ふたば工房・2004年2月15日発行)。
宇田氏の本も、そういった古本女店主の古本屋論と同じカテゴリーに入る本といえようか。

神田の古書会館に置いてあった「全沖縄古書籍商組合古書店MAP」は手元にあるのだが‥‥。台風シーズンになる前に行かねばと思っているのだが。米軍基地移転が政府の方針通りに完了するまでは、オリオンビールも飲まない、沖縄にハードカレンシーは落とさない‥なんてことはないのだが?(この前沖縄に行った古女房が買ってきたオリオンビールはもう飲み干したし。台湾ビールのほうが美味しいが‥‥)。

そういえば、昨日の土曜日昼間にふとつけた番組では、太りぎみの男性タレントが神保町界隈をルポするシーンがあった。カレー屋や焼き肉屋などを探訪。某老舗古本屋では、夏目漱石などの生原稿を見たり(数百万円のお値段。誰が買うのやら?)。

さらには、昨日(土曜)の朝、BSNHKの海外ニュースを珍しく見ていたら、『アラバマ物語』 (暮しの手帖社)の著者、ネル・ハーパー・リーが亡くなったとのニュースが流れていた。この物語の続きに当たる『Go Set a Watchman』 (邦題未定)が、亡くなる前の2015年に出版されてベストセラーとなっていたとも。『アラバマ物語』といえば、昔愛読していた「暮らしの手帖」の書籍広告でよく見かけたものだ。実家にも一冊あったかのように記憶している(未読)。

(内容紹介・映画内容)→『アラバマ物語』(原題: To Kill a Mockingbird)は、1962年製作のアメリカ映画。グレゴリー・ペック主演。人種的偏見が根強く残るアメリカ南部で、白人女性への暴行容疑で逮捕された黒人青年の事件を担当する弁護士アティカス・フィンチの物語。当時の出来事を、後に成長した娘のスカウトが回想するという形式をとっている。
物語はアティカスが担当した裁判を中心に展開するが、この作品は単なる法廷ドラマに終わらず、子供の視点から見た大人の世界や、周囲の人々に対する純粋な好奇心などをノスタルジックに描いている。



ううむ。家にいても、目に止まるのは「古本屋」「神保町」「本」がらみのお話ばかり。
しかし、昨日はちょうど小雨~模様。古本屋・古本市行脚には相応しくない天候だったから、まだ家にいても外出をあきらめられてよかった。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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