古本虫がさまよう 「かぶと虫」と「古本虫」と「出歯亀」の青春探訪記は重なるのか?
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「かぶと虫」と「古本虫」と「出歯亀」の青春探訪記は重なるのか?
(2016・2・1・月曜日)



1958年生まれの牧野良幸氏(絵と文)の『僕のビートルズ音盤青春記 Part 1 1962-1975』 『僕のビートルズ音盤青春記 Part 2 1976-2015』 (音楽出版社)を読んだ。
牧野氏の本は、以前にも、 『僕の音盤青春記1971-1976』『僕の音盤青春記Part2 1976-1981』 (音楽出版社)や、 『オーディオ小僧の食いのこし ソノシートからホームシアターまで、昭和~平成オーディオクロニクル』 (共同通信社)を紹介したことがある。

1958年生まれというから、ほぼ僕と同世代。でも、僕のビートルズに対するリアルタイムの記憶は、解散直前の「レット・イット・ビー」をラジオで聴いたぐらい。それ以前の歌はリアルタイムでは聴いたことがない。来日騒動も田舎暮らしということもあるだろうが、記憶にはない。ほぼ同世代の古女房は、高校の英語教科書にビートルズが出ていたとかで、それから聴くこともあったそうな。本書に出てくるビートルズの『ザ・ビートルズ1』も購入していた。

昭和46年(1971年)ごろから洋楽ポップスは聞き出したが、ミシェル・ポルナレフの「シェリーに口づけ」あたり。エルトン・ジョンの「イエスイッツミー」「フレンズ」とか。サイモン&ガーファンクルもまぁそのあたりか。
アメリカの「名前のない馬」は1972年だったか? 来日コンサートも聴きに行った。 

もっぱら、ラジカセに録音して聴いた。レコードプレーヤーの購入もそのあとの昭和49年(1974年)ごろからだったし。ラジオ・スカイセンサー5900は、高校時代に買ってもらった記憶はある。そのあとは、大学卒業までは主にラジカセか。自宅にはステレオプレーヤーセットはあったが、下宿先ではラジカセ。
レコードではなくミュージックテープを買うこともあったか。貸しレコード屋も大学時代後半に出てきた商売だった。
そのあと、CDを買ったりレンタルで借りてテープに録音したり、MDやUSBに録音したりの時代になってきた。ただ、所詮はBGM程度のレベル。音質がどうのこうのといったレベルではない。歌詞ある歌を聴くことも稀。メロディだけ。
朝起きて、USBで聴いていて、切るのを忘れると、夕方帰宅しても、まだ流れていることもあったり。古女房に「電気代の無駄遣いでしょう」と叱られることも(もっとも冷蔵庫には、賞味期限切れの納豆や豆腐がゴロゴロとあるが?)。

それに比べて、著者の密度の濃い音盤青春記には感銘を受ける。立派。イラスト(絵)も秀逸だ。ポールのライブを聴くために英国リヴァプールに出掛けたりもしている。あの横断歩道にも。中古レコード店も探訪。もちろん、来日した時には武道館にも。

こんな絵心もある人で古本屋行脚が趣味だったら『僕の古本青春記』なんて書くといいだろう。池谷伊佐夫氏の一連の古本屋(古本)イラスト本などは、その流れに入るだろう。
池谷伊佐夫氏の『古本蟲がゆく 神保町からチャリング・クロス街まで』 (文藝春秋)、 『東京古書店グラフィティ』『三都古書展グラフィティ』『神保町の蟲-新東京古書店グラフィティ』 (東京書籍)なども大変面白い本だった。ただ、これらはモノクロ。牧野氏のほうは「カラー」だから、迫力もある。

同様に、映画館やストリップ激情館めぐりなどをしている絵心のある人が、同様の傾向の本を描けば面白いだろうに。
また英国の「出歯亀」といえば、 「ピーピング・トム(Peeping Tom)」。 「出生地」(?)のコヴェントリーに出掛けてのイラストルポなんか書けば面白いかも? 下着ドロで捕まったりするタレントや公務員もいるようだが、彼らもその過程を「イラスト&文」で「再現」していれば、それはそれで一つの才能と認められるかも? いやいや、やはり、それはいかん。

あと、田口史人氏の『日本のポータブル・レコード・プレイヤー』 (立東舎)を読んだ(眺めた)。書名通りに、さまざまなユニークな形態のポータブル・レコード・プレイヤーがカラー写真と共に紹介されている。
この人の本は、この前、 『レコードと暮らし』 (夏葉社)を紹介したばかり。この本も、牧野氏同様の「執念」「愛着」を感じさせる一冊だったが、『日本のポータブル・レコード・プレイヤー』もなかなか面白い本。
持ち運び可能なレコード・プレーヤーは、買ったことがないので、リアル・タイム的な感動は覚えなかったが、なんとなく見かけたことがあるような気分にさせられた。

個人的にはやはり『BCLライフ2014』 『BCLラジオカタログ 完全保存版』 (三才ブックス)や松崎順一氏の『ラジカセのデザイン』 (青幻社)や、牧野良幸氏(絵と文)の『オーディオ小僧の食いのこし ソノシートからホームシアターまで、昭和~平成オーディオクロニクル』 (共同通信社)などで紹介されているモノのほうが懐かしく感じられるが。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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