古本虫がさまよう 「金持ち老後」を達成するには図書館で本を借りればいいのか?
2017 06 / 05 last month≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07 next month






「金持ち老後」を達成するには図書館で本を借りればいいのか?
(2016・1・25・月曜日)




妻が「ボーナス減った! 体重増えた! どっちも困る 逆ならいいのに」とつぶやきながら読んでいる冊子『日経おとなのOFF 100歳までお金に困らない! 目指せ金持ち老後』 (日経BP社)を手にした。

タレントを登場させたりしながら、65歳まで働け、90歳まで生きるとしたら、65歳の時点で少なくとも1500万円の貯蓄を持て、それから‥と。


貧乏老後の5大パターンとして「贅沢貧乏」「教育費貧乏」「パラサイト貧乏」「離職貧乏」「熟年離婚貧乏」があるそうな。ううむ‥‥。早く結婚し早めに子供を生んだり、また親が早く亡くなったりしているので(4人の両親のうち、四分の三死去)「教育費貧乏」「離職貧乏」はなさそうだが‥‥。「贅沢貧乏」もないが。

ふるさと納税で、こんなにお得とか‥‥。お得な保険は‥とか。ううむ、どちらもやっていない。そうなると減らしようもなく、メリットも享受できない?

赤字家計脱出テクニックとしては、通信費24500円を格安スマホにして10500円とかにする手が紹介されている。だが、「娯楽費」7000円は横ばいのまま。記事によると、「本代など、学ぶための費用」や「株や外貨などの投資」「健康のために通うジム代」などは「投資」であり、削除すべき対象ではないと力説しているが‥‥? . 我が家ではそもそも「株や外貨などの投資」「健康のために通うジム代」はゼロだし。

だが、もちろん、この日経BP社の雑誌(ムック)も、図書館で借りて読むことによって、定価(本体価格907円+税)分を節約する賢い50代家庭もあるかもしれない。税込で1000円節約可能か? 必要な役立ちそうな記事だけ読むなり、メモすれば手元に置かなくても大丈夫(でも、人気ムックだから夏に出た雑誌を借りるまでに数カ月かかり、次の借り手もいるから、二週間以上手元に置けないことになるのでは?)。

ともあれ、そうして図書館を活用することによって、「教養・娯楽費」を限りなくゼロにしている50代家庭もあるはず。
本を定価で買わず、ブックオフなど古本屋で購入する人が増え(購入し一読したらすぐに古本屋に販売する人も)、さらには、300頁前後の小説などは、貸出期間が二週間もあれば、2~3冊すぐに読めるし、所詮「一読」すればそれまでよということで、図書館で十分と考える人も増えていることだろう。

複数の図書館カードを持てば(自宅周辺の図書館や、会社そばの図書館や、定期券で途中下車もできる駅近くの図書館など)、村上春樹さんなど特殊な人気作家の本ならいざ知らず、ごく普通の作家ならば、すぐに借り出し可能‥。となれば、それまで買って読んでいた層が、「借りて読んだほうがいいわよね、ボーナスも減っているから‥」となるだろう。

そのあたりが、新潮社の石井さんが声を大にして図書館に対して、貸出猶予制度を導入すべしと説く所以があるだろう(2016・1・22産経朝刊)。 「本の雑誌」(2016年2月号)でも、穂村弘さんが、自分の本を図書館で借りて愛読しているという人に出会って、複雑な心境に陥ったことを連載コラムで書いているが‥‥。
産経新聞では、新潮社の石井さんへの「反対意見」として、森茜氏が登場している。
「文芸書も図書館で借りたいという地域要望の強い図書館もあり、30冊程度買う館もある。地域特性なので、やむを得ない。しかし、影響は極めて小さいと思う」と他人事のようなことを言っている。
この人、全国に図書館が3000あり、一冊の本を出版すれば約3000冊は売れるから一般の出版社にとっては図書館は大事な顧客のはずと言いつつ、文芸書を30冊も買うために、そこそこの人文書などを買う余裕もなくなり、そこそこの本を蔵書するという図書館の役目を果たせなくなっているのではという危惧を持たないようだ。それに3000の図書館が30冊買ったら‥‥。あら、いいかな?
以前、永江朗氏の『「本が売れない」というけれど』 (ポプラ社)という本を紹介したことがある。この人は、どちらかといえば、反石井派であったが。

少なくとも、月刊誌や週刊誌は、次の号が出るまで、館内でしか読めない。貸出は最新号が出てから。本も、文庫や新書は定期刊行。一カ月は、貸出はせずに、館内で一読可能にしておけば、図書館の「自由」には矛盾しない。単行本も少なくとも奥付の発行日より、最低一カ月は、館内のみ閲覧可能(貸出禁止)にするのは、何の問題もないのでは? 
これを2カ月、三カ月、半年にするかどうかになると、いろいろと賛否両論が出てくるだろうが‥‥。一カ月だと、いまとて、刊行されてから、図書館に届き、貸出開始するまで2~3週間はかかっているからあまり意味はない? 結局、購入冊数を「2冊」までにするとか。少なくとも刊行してから半年間は、複本は「2冊」以上はしないという原則を図書館が持つべきかもしれない。

半年が経過したら、あとはフリーとか。そういう「制限」は制約というほどではないのでは?

さて、この欄で本日紹介した「本・雑誌」の中で、我が家が図書館で借りたモノはどれか?

① 『日経おとなのOFF100歳までお金に困らない! 目指せ金持ち老後』 
② 産経新聞
③ 本の雑誌
④ 永江朗氏の『「本が売れない」というけれど』 (ポプラ社)
答えは秘密?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
スポンサーサイト
 | 図書館  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑
Secret




TrackBack URL
→http://kesutora.blog103.fc2.com/tb.php/2388-ceff3e14

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

カテゴリ