古本虫がさまよう 「浮気」と「選択の自由」と闇市‥
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「浮気」と「選択の自由」と闇市‥
(2016・1・22・金曜日)





昨年後半から神保町の「いもや」(天丼店)が「休業」している。今年になってから、店の周辺に足を運んでいないので営業を再開しているかどうかは未確認。トンカツ屋、天麩羅定食の「いもや」は、やっていることと思うが。

近年、とんかつといえば「いもや」、天丼といえば「いもや」ということで、それ以外の「とんかつ」「天丼」はめったに食べることはない。だが、休業ということもあって、先日ついに「浮気」をしてしまった。チェーン店「てんや」は、おおむね入口に「禁煙」と貼りだしている。「いもや」「やよい軒」と同じく全店終日禁煙なのかどうかは未確認だが(まだ入ったこともないから)。

この前、某駅に立ち寄った時、「てんや」があったので、恐る恐る入店。税込500円の天丼を注文。

・お茶は出してくれる。空っぽになったかとみると、つぎ足ししてくれた(「いもや」はいわないと入れてくれない)。「てんや」の勝ち!
・味噌汁も一応ある(「いもや」は赤だしだったのが、普通の味噌汁になり少しがっくり。まだしじみはあるが)。「いもや」の勝ち!
・漬物は紅生姜ではないが、「てんや」にもある。自分で取り放題。「いもや」は紅生姜&漬物二種類あり取り放題。「いもや」の勝ち!
・ 肝心の天丼は、「いもや」に比べると、ちょっとご飯が少なく感じたが、「具」はまぁまぁ。えびも一匹ある。値段は、税込500円だから「いもや」より安い。「いもや」は550円だったか? この点は「引き分け」か。総合的には……。
 「やよい軒」の生姜焼き定食(630円)より安いから、ライバルになりうる? 天丼より、少し高い、海老の多い上天丼めいたものもあるようだが。とりあえずは、久しぶりに「選択の自由」権利を行使? 「いもや」が営業再開となれば、やはり「いもや」になるだろうが……。

ともあれ、古本市ならぬ闇市に関するマイク・モラスキー編の『闇市』 (皓星社)を拾い読みする。

知名度の低いものや入手しやすい文庫などに収録されていないものや初出の文藝雑誌に掲載されただけのものなどを優先して載せたとのこと。


内容紹介→戦後の焼け跡に、非合法の市場 「闇市」ができてから70年。
食料、衣類、雑貨、生活に必要なものはなんでもあった闇市で、 人々はどのような日常を送り、敗戦後の混乱に満ちた時代を生き抜いたのか?「闇市」をめぐる、はじめてのアンソロジー! !

マイク・モラスキー「はじめに」より
本書は皓星社から新たに刊行される『シリーズ 紙礫』の第1巻である。
戦争末期および終戦直後の闇市をめぐる短編小説集としては、初めての試みとなる。 収録されている11篇のうち8篇が1946年から49年の間に発表されているので、 本書は主として終戦直後に書かれた文学作品のアンソロジーだと見なしてよいだろう。…… とりわけ終戦直後、闇物資なしでは生きていけなかったということは、 老若男女を問わず、誰もが何らかの形で闇市に頼っていたということでもある。 作家達ももちろん例外ではなく、闇市の風景が描かれている作品は少なくない。……闇市を描いた本書の作品群はある種の窓のようなもので、その向こう側にある当時の日本社会を、 様々な角度から光で照らして見せてくれるのである。
目次
〈経済流通システム〉 「貨幣」 太宰治 「軍事法廷」 耕治人 ※全集未収録作品 「裸の捕虜」 鄭承博 〈新時代の象徴〉 「桜の下にて」 平林たい子
「にぎり飯」 永井荷風 「日月様」 坂口安吾 「浣腸とマリア」 野坂昭如

〈解放区〉 「訪問客」 織田作之助 「蜆(しじみ)」 梅崎春生 「野ざらし」 石川淳 「蝶々」 中里恒子



闇市はさすがに体験したことがない。北朝鮮に行けば、今もあるのだろうが。そんな闇市ルポを行なうのは不可能に近いだろうが。闇市はまぁ、ないほうが健全だろう。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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