古本虫がさまよう 北朝鮮が核実験する「自由」と、古本虫が週末古本屋行脚をする「自由」と、どちらが許されるべきなのか?
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北朝鮮が核実験する「自由」と、古本虫が週末古本屋行脚をする「自由」と、どちらが許されるべきなのか?
(2015・1・6・水曜日)




脱北者であるパク・ヨンミ(脱北女性)さんの『生きるための選択 少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った』 (辰巳出版)を紹介したとたんに北朝鮮が自称(?)・「核(水爆)実験」を行なったそうな。「北朝鮮の自殺&自滅」への道がまた一歩進められたというべきか。

日本国内の「左派リベラル」な方々の理屈からすれば、核実験のために費やすお金があれば、どれだけの校舎が建てられるか…。いや、食糧配給にしても……。この北朝鮮政府当局者ほど「反知性」的な人々はいないだろう。昔の日本の空想的軍国主義者も敵わないほどの独善主義だから。
日本の反核団体の人びとも、口先(声明)だけの抗議ではなく、「朝鮮総連」本部前(今もあるのやら?)で、激しいスクラムデモやハンガーストをしてこそ、国境のない北朝鮮の核実験への批判になるのだろうが‥‥? 相手がアメリカやフランスなら、大使館前で抗議デモはしても、相手が北朝鮮や中共だったら、せいぜいで「声明」ですませる? それもまた「二重基準」(二枚舌)なのかも?

こんな金正恩サマに対して、2011年12月22日付け朝日で『不安やわらげ転換うながせ 北の後継者にどう臨む』と題して、 「経験の乏しい正恩氏には、裏を返せばあまり手を汚していない強みがある」から、 「いま各国がすべきは外からの不安を和らげて希望の光を示すことだ」と書いていた若宮啓文サンの「先見性」「知性」には脱帽(?)するしかない。

「北の『独裁者』」とか「手を染めていない」とでも書くならまだしもだが、「不安を和らげて希望の光を示す」のはまず北朝鮮の側であるという常識がこの人には欠落していたようだ。
 いつも、マイルドな低姿勢を示すべきは自由世界の方であり、そうしないから北朝鮮が頑なになってしまう…という逆立ち的誤認識に立脚しないと、こういう論旨は書けないものだ。

それにしてもテレビニュースを見ていると、北朝鮮のピョンヤンの街中の大型テレビで、あのおばさんキャスターが、麗々しく核実験成功とのたまうのを拍手をもって見て、マイクの前で、俳優のごとく喜びを語る「市民」の姿を見れば、どうみても、ここはオーウェルの『1984』の世界と思わずにはいられないだろう。にもかかわらず、時々犯罪者逮捕に貢献する「監視カメラ」が沢山あるからといって、日本や英国を「1984」の世界になぞらえる人がいる。おかしな発想というしかない。

たまたま「核実験」が行なわれたその日(2016・1・6)の朝日新聞朝刊を見ると、 「選べない国で」「自由とは何か」という題する記事が眼に止まった。「選べない国で」というのは、北朝鮮のことではなく日本のことのようである。しかし、少なくとも、「出国するかどうか」を含めて、北朝鮮より日本の国民は「選べる国」であり、自由のある環境にあるのはいうまでもあるまい。

ところで、漫画家の蛭子能収氏や、文筆家の平川克美氏、大学教授の太田弘子氏が三者三様の「自由とはなにか」を論じている。
ともあれ、黒、白、灰色ではないが、このように「三者三様」の見解が述べられるだけでも、日本には自由があるということになろうか。

個人的には蛭子さんが、「誰に束縛されることなく、人に気兼ねせず、ほんとに好きなこと、やりたいことをやる。それが僕の考える自由です」とまず語り、「好きなことをするためにはお金が必要で、その金を稼ぐ仕事の際には自由をある程度犠牲にせざるを得ない。ほんとに好きなことと仕事とは違う場合が普通だから、それは割り切らなくちゃ」というのに、同感。

彼は戦争がいやで競艇が好きとのこと。競艇で百円単位で遊んだりするそうな。
僕ももちろん戦争と左右の全体主義がいやである。ただ、競艇や競馬・競輪の類には何の関心もない。古本屋行脚ぐらいが趣味。ワンコインで買える古本を時々買って、まれに読んだりして日々過ごす……。

「誰に束縛されることなく、人に気兼ねせず、ほんとに好きなこと、やりたいことをやる。それが僕の考える自由です」「好きなことをするためにはお金が必要で、その金を稼ぐ仕事の際には自由をある程度犠牲にせざるを得ない。ほんとに好きなことと仕事とは違う場合が普通だから、それは割り切らなくちゃ」ということになる。

しかし、……。「また読みもしない古本買いに行くの?」「ボーナスも減ったのに!」「家の中、どうするの?」……。
ウウム、やはり日本は趣味の世界を楽しむ自由もない国なのか……。いやいや、古本好きにもホドがあろうから……。家の中をあんなに「(古)本」だらけにしたら、怒るよな……。離縁されても仕方ない(離縁して、女房が出ていけば、その分、スペースが増える? 禍福は糾える縄の如し?)。

そんな「独裁者」からの罵詈雑言などの束縛を受けつつ、「古本屋行脚の自由」を守るために、週末放浪古本虫となって……。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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