古本虫がさまよう 三笠書房とフランス書院があるなら、弓立社と男立社があってもいい?
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三笠書房とフランス書院があるなら、弓立社と男立社があってもいい?
(2015・12・22・火曜日)






宮下和夫氏の『弓立社という出版思想』 (論創社)を読んだ。聞き手小田光雄氏による「出版人に聞く」シリーズ。

宮下氏は学生時代から吉本隆明に共鳴。徳間書店などを経て、「弓立社」を創業。吉本氏の本など関与した本などの思い出などを語ったもの。出版業のかたわら、講談社の外注校正者の仕事も十年以上続けたという。

硬派の本を刊行する過程で、森伸之氏の『東京女子高制服図鑑』や、成田アキラ氏の『テレクラの秘密』なども刊行した。あぁ、あの本は弓立社の刊行だったのか?  それにしても、 「吉本隆明の本を出している出版社がエロ本を出すのは何ごとかという」話にもなったという。

銀座の教文館書店や紀伊国屋新宿店は、こんな本(成田氏の本)は置かないという態度だったとのこと。ううむ、なんと心の狭い書店? 教文館は売れると、置くようになったとか。ううむ、なんと臨機応変?

人間も出版社も、ジキルとハイド。エロ本が売れるからこそ、硬派の本も出せるというもの。 「三笠書房&フランス書院」のように、「ジキル&ハイド」とそれぞれ別々の会社にするという手もあるだろうが‥‥。弓立社(社名の由来も本書にあり)&男立社とか?

しかし、弓立社のもう一つの大きな謎は、中川八洋氏の本(『連合艦隊司令長官山本五十六の大罪 亡国の帝国海軍と太平洋戦争の真像』『大東亜戦争と「開戦責任」 近衛文麿と山本五十六』)を出していることだ。この「出版思想」の謎についての言及がなかったのは残念?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!

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