古本虫がさまよう 出版社も人も年賀状も「ジキルとハイド」?
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出版社も人も年賀状も「ジキルとハイド」?
(2015・12・21・月曜日)



昨日(日曜日)もそこそこ寒かったが、土曜日ほどではなかった。風邪気味なのに二日酔い?で、いささか足どりは重いが、神田古書会館で古本市をやっているので出掛けることに。日,月とやる新宿展。

一昨日(土曜日)と違って、御茶の水駅からではなく神保町駅から向かうので、日曜日でも開店している古本屋を覗きながら‥‥。日曜画家というのか、道端で神保町の町並みをスケッチしている老人たちがいた。寒風はなかったからまずまずの環境下であったといえそう。いい趣味ですな。

某店の軒先で、『エッチ読本 清水正二郎わいだん集』 (第二書房)があったので購入。軒先だけど1500円(税込)。「日本の古本屋」にも出ていない。昭和42年1月発行(二刷り)。これはちょっと珍しく感じた次第。


古書会館では、石川達三氏の『流れゆく日々 ⅠⅡⅢⅣ』 (新潮社)、越智春海氏の『ガダルカナル』 (図書出版社)、鈴木伝三郎氏の『延安捕虜日記』 (国書刊行会)を購入。いずれも、「古書英二」の出品。6冊合計2000円(税込)。しかし、この古本屋さんは、税抜き価格を表示しているという所沢彩の国の古本市や、つちうら古書倶楽部の古本市などに参加しているが、そこでこういう本を買うと、税込み価格2160円になる‥‥。これって、やはり奇怪しいのでは? 消費税の二重取りの疑惑が消えない?

それはさておき、ふと心配になって、帰宅してから『延安捕虜日記』をチェックしたら、なんと4年前に購入しているではないか‥‥。やれやれ、またやってしまった、「読みもしないかどうかは別にして、持っている本をまた買った」。 500円(税込)もしたのに‥‥。

五木寛之氏の『流されゆく日々 シリーズ』  (双葉文庫)は、この石川達三氏の『流れゆく日々』に対抗して連載が始まったのではなかったか。『流れゆく日々 ⅠⅡⅢⅣ』は昭和45年~48年ごろの日記本。僕の小学生~中学生のころだから、読むと何か面白いものがあるのではないかと考えての購入。

三省堂で「お年玉」用の図書カードを購入。これをカードで購入できなくなって久しい。詐欺事件か何かあったからだったか? そういえば、年賀状を買うのにまだカードが使えないんだっけ? 年賀状の売り上げが低下しているようだが、カード決済もできないようでは(未確認だが)、郵便局も「親方日の丸」会社というしかあるまい。

石川達三のエッセイ『Ⅳ』を少し帰り道に読んでいたら、年賀状、元旦以前(大晦日か30日)に配達してもいいかというアンケート問い合わせがあって、そういうこと(手抜き?)も郵便局はしていたそうな? そのほうが分散できて楽ちんだから?  ほおっ? 昔はもっと親方日の丸だったんだ? 全逓が強かったからねぇ‥‥。

車中、佐藤守男氏の『警察予備隊と再軍備への道 第一期生が見た組織の実像』 (芙蓉書房)を読了。

朝鮮戦争を機に新設された治安組織の創設経緯から保安隊への移行期まで組織の実像を第一期生の実体験でリアルに描く



1932年生まれの著者は高校卒業後、三菱重工業名古屋機器製作所に就職。しかし、職場環境は厳しく、連日の残業などで血尿も出るぐらいだったとか。
ということで、転職を考え、警察予備隊の試験を受けて合格。そしてロシア語の勉強など、調査畑を歩んで行ったそうな。

民間企業の職場の労働環境が大変だから、警察予備隊を受けるという発想は、ちょっとよく分からない(?)。普通、軍隊(警察)のほうが忙しそうというか、体力仕事のように思えるのだが……。もっとも、最大の転職理由は、二年勤務あとの特例退職手当てが6万円だったとのこと。田舎の母に仕送りを…という親思いからの転職でもあった。

防衛大学校の前身である保安大学校を、橋本龍太郎が受けて不合格になったこともあったそうな。

あと保安大学校設立のとき、軍隊嫌いの後藤田正晴が警備課長兼調査課長だったという(その前職肩書は、元東京警察管区本部刑事部長 元陸軍主計大尉)。

ちょっと制度的な内容の記述が多く、マジメな本。調査学校でロシア語を勉強したり、自衛隊を辞めたあと大学院へ入って博士号を取ったりしていることもあろうが‥‥。もう少し私的なというか、自叙伝的な色彩があれば、もっと面白い本になったのではないか?

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!


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