古本虫がさまよう ノーベル授賞式が大きく報道される時に出会った本、読んだ本とは‥‥。小人閑居して古本行脚をなす
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ノーベル授賞式が大きく報道される時に出会った本、読んだ本とは‥‥。小人閑居して古本行脚をなす
(2015・12・13・日曜日)






「これ以上読まない古本を買うな、ボーナスも減っているのに!」という古女房の怒りの言葉(罵声?)を背中に浴びながら、その「お言葉」「厳命(言明?)」を頭に入れて出かける(が、最近は物忘れが激しい…)。昨日名刺交換した人からメールが来ても、「誰?」と思ったりするこの頃だし……。だが、週末古本屋に出かけるのは忘れない? これを忘れたら人生おしまいである?

神保町、神田の古書会館や古本屋街を歩き、そして高円寺古書会館へ。買ったのはローラ・フェルミの『原子力の父・フェルミの生涯』 (法政大学出版局)、玉蟲文一氏の『一化学者の回想』 (中央公論社)の二冊だけ。2冊で1400円。神田、神保町界隈では一冊も買わず。
ううむ…。

『原子力の父・フェルミの生涯』は、イタリアの物理学者で、1938年にノーベル物理学賞もとっており、授賞式に出かけついでにそのままアメリカに亡命し原子力開発、マンハッタン計画にも貢献したエンリーコ・フェルミの妻、ローラによる夫の評伝。
この女性、ちょっとした論客で、この本以外にも、いろいろと本を書いているようだ。
夫は1898年生まれだが、玉蟲氏も1901年生まれ。ほぼ同世代だが、こちらは物理学者ならず化学者。自伝。ドイツにも留学している。
そんな両者の人生録は面白そうだが……。すぐには読まないだろうな? 積んどく本が山ほどたまっているし…。エロス本を読む暇もないし?

古本虫花子著『古本の鉄人・古本虫太郎の生涯』なんて本は永遠に出ないだろうが……。

そのあと、久しぶりに中野へ。中野ブロードウェイ内の古本屋数軒や「古本案内処」や「ブックオフ」へ。特に買いたいものはなし。中野のブックオフは「いらっしゃいませ」の大合唱はなく、すこし「古本」もあるブックオフだが‥‥。フランス書院文庫がズラリと並んでいるコーナーがあったが、お値段は安くない。小田原の某古本屋に比べると‥‥。あぁ、小田原といえば、青春18切符の季節になった(「北海道&東日本パス」の季節にも。でも、この季節、両方とも使えるのは1月10日まで。年末年始は古本屋も休みも多く、効率的にはなかなか使えない。それにしても1月11日は祝日なんだから、1月10日までじゃなく、1月11日まで有効にすればいいのに、この官僚主義者たちは融通が利かない。「北海道&東日本パス」も冬場だからこそ、夏の時みたいに青春より長く使えるようにして1月31日まで有効にすればいいのに‥‥。青春も昔のように5枚バラバラに使えるように戻さない。買うたびに窓口でクレームをつけているが、この官僚主義者たちは改善しようともしない。今冬は古女房が自動販売機ですでに買ったが‥。)。

さらに高田馬場へ。ブックオフを見るも買いたいものはなし。そのあと、古本屋街を歩く時間はなく地下鉄で早稲田に移動し早稲田大学へ。所要・会合を終えて大学近くの古本屋を一軒覗く。

持っていると思うけど、スターリン大好きバカ女(?)のシモーヌ・テリーの『ソヴェト紀行』 (青木文庫)、奥宮正武氏の『日本海軍が敗れた日 上 マリアナ沖海戦終了まで』『日本海軍が敗れた日 下 レイテ沖海戦とその後』 (PHP文庫)、岩井寛氏の『作家臨終図会 墓碑銘を訪ねて』 (徳間文庫)を購入。4冊で900円。

地下鉄フリーパス600円で1000円以上乗車し、買った古本代は2300円。昼飯は抜いて、スーパーで二割引で買ったマカロニサラダ、かき揚げ。そのかき揚げをスーパーのプライベートインスタントラーメン(一個50円相当)にぶち込んで晩飯。会合代やらなんやら入れても4000円弱。有意義な休日であった。古女房は終日お出かけで、昼は某回転寿司を15皿食べて満足。我が家で右肩上がりなのは、彼女の体重だけ? ボーナスはむろんのこと右下がり?

車中読んだ本は‥‥。
中村淳彦氏の『女子大生風俗嬢 若者貧困大国・日本のリアル』 (朝日新書)をこの前紹介したが、四苦八苦して「身体」を売って学費を稼いで大学を卒業しようとする「苦学女子学生」を見て、同情しつつも、ふと、そこまでして大学を出なくてはいけないものか?とも思わないでもなかった。丁度、並行して荻原魚雷氏の『閑な読書人』 (晶文社)を読んでいたから‥ということもあるのだが。

大学在学中にフリーライターの仕事をはじめ、そのまま中退し、現在に至る。原稿料だけでは暮らしていけない。足りない分は我慢したり、古本を売ったり、アルバイトをしたり。好きな時間に寝て起きて、古本屋をまわって、一日中、本さえ読めれば……。
身軽な自由業を続ける著者が、その心根を吐露しながら、大好きな昭和初期の文人、古本やまんがについて語る。本の本であり、ニートのための本でもあり、そして昭和の文人魂も味わえる、珠玉のエッセイ集。
内容(「BOOK」データベースより)
ずっと隠居にあこがれていた。できることなら浮世離れした人間になりたかった―本の本であり、ニートのための本でもあり、そして昭和の文人魂も味わえる、珠玉のエッセイ集。



中退しても、就職しなくても、こういうふうに立派な物書きになれるのだから? 男でさえ、こうなんだから、女なら独り身でやっていくのなら、尚更可能では?
ともあれ、いろんな本を取り上げての雑感が綴られている。時折、そんな本があるのかと手にしようとしたり‥‥。

ともあれ、ネバーセイネバー。あとは野となれ山となれ!
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